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小学校受験後、入学してから親が感じるのは、どんなことでしょうか?

小学校受験は親子で学ぶことがとても多い機会です。そして入学して初めてわかったことや、物足りないと感じることもあるのです。今回は小学校受験を終えた親さんに聞いた内容をまとめてみました。是非とも参考にしてください。

小学校受験は親子で学ぶことがとても多い機会です。
そして入学して初めてわかったことや、物足りないと感じることもあるのです。
今回は小学校受験を終えた親さんに聞いた内容をまとめてみました。
是非とも参考にしてください。

目次

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入学後に感じたこと

小学校受験の最中は、様々な思いが去来し「本当にこれで良かったのかな・・」と迷う日も多々あった親達です。
実際に志望校に合格した後に、感じたことはどんなことでしょうか?というアンケートを某有名塾でまとめてみました。
そうすると、とても内容の濃い回答が多数、戻ってきました。
まずは先生方に対しての感想です。
国立・私立小学校の教師陣は、とても教師としてのスキルも高くベテラン揃い!ということは、前評判で聞いていた人も多かったようです。
お子さんが入学後には噂通り、とても教師としての志が高い人が多くて、一言で表すと「熱心」な教師の多さに驚いた!という感想を持つ親が多いようでした。

公立小学校の場合には、どうしても教師の移動などもつきもので、せっかく慕っていた先生なのに、次の学期からは他の学校へ転属になったというのも、良くある話です。
特に小学校低学年の間は、親としても初めての学校生活を送るうえで心配なことも尽きないのです。
そんなときに例えば、私立小学校の場合を例に挙げると、教師の異動もありません。
長く、同じ先生に担任を受け持ってもらうシステムを取る小学校もあります。
そのあたりの、圧倒的な安心感はお子さんを預ける側としてはありがたい限りの配慮であり子供も安心して学校に通えるということが感想のようでした。


専科制を取り入れた小学校が大半

例えば体育や美術の授業には、専科制を導入している私立小学校が増えているのです。
すべての教科を一人の先生が受け持つということに、無理があるわけです。
そこを勘案するために国立や私立小学校ではこのような制度を設けているのです。
本格的な指導を受けられるということに、親は満足を得て、子供も専門的な知識を兼ね備えた教師と触れ合えるということで、そこには非常に高い付加価値を感じるわけです。
これは公立小学校にはないものです。


入学後の参観日に驚愕!全員が先生に集中している

これは当たり前のことですが、小学校受験を経て入学した生徒全員は、これまで厳しい指導を塾などで受けてきています。
幼児ながらに常識やマナーを学んでいるわけです。
そして人の話に集中をすることが当たり前にできているわけです。
何の手習いもない子供が集まってガヤガヤとしているというイメージは全くありません。
それが国立、私立小学校の学級参観日には、全く見られないということは、わかっていながらも驚愕した!という感想は多く聞きました。

言い換えればそれだけ「できる子」が集まってきているということです、授業を聞く姿勢というものは、恐らく公立小学校では4月の入学時から学び始めることでしょう。
それが小学校受験組の場合には、既に同じ年齢でもできているということになります。
それも、4月の入学後初日には、みんなが足並みを揃えて、教師の話を聞く態度が整っているということです。
これは、さすが!小学校受験を通して学んだ甲斐があったと言えることです。


学校独自のカリキュラムや教育方針がはっきりとしている

学校説明会のときに、入学後のカリキュラムについても触れる小学校も最近は増えてきています。
特に語学学習についてのカリキュラムは、各小学校のオリジナルのカリキュラムに沿って進められます。
英語に限らずフランス語やドイツ語までも習得できるチャンスが与えられるというのは、さすがに、私立小学校に多い特徴です。
学校ごとに一貫した教育方針を打ち出して、自信を持って展開しているわけです。

その上、設備が整っている小学校が多いので、大きなグラウンドで本格的な運動会を経験できることや、クラブ活動や、音楽教育などについても、個性豊かな教育が実施されています。
改めて、入学させて良かったと思う瞬間は、子供が入学後に学校を自慢するときだと、多くの親御さんは口を揃えます。
それだけ、インパクトの強い教育を自然な流れでお子さんに受けさせるということが、お受験までして入学できた小学校の醍醐味なのです。


万が一学校でトラブルが起きた場合

その場合にも、対処が非常に早く独自の学校方針で親や子供に不安を与えない迅速な対応をすることが特徴です。
平たく言えばいじめ問題などが、大事になることは、国立私立小学校では少ないと言えます。
カウンセラーや見張り役の教師などを即座に配置し、全ての生徒の安全を見守り、早期解決に勤しんでいるということは、どの小学校についても強く感じられる部分です。


入学して初めてわかった物足りなさについて

物足りないという表現は、満足をしていないということではありません。
例えば、国立私立小学校に入学後、最初に感じるのは似たようなタイプの子供が大勢,集まっているということです。
いろんな個性の子が大勢いるという公立の雰囲気とは全く違います。
そういう点を、物足りないと感じる親も中にはいるのです。
想像していたよりも、家庭環境が酷似していて、お子さんの性格も似たり寄ったりで、個性が際立たないという点が指摘されるのです。

もちろん、これは贅沢な悩みです。
取るに足りない感想であることは間違いありません。
社会勉強という視野で見たときには、個性的な子が少なく、当たり障りのない環境と言えるわけです。
逆にそのような安全な環境に子供を置きたいと考える親がお受験を選ぶという傾向もあるのです。
そこは、最初から認識しておいた方が良さそうです。


電車通学が思いほか苦痛

子供が早生まれなどの場合には、まだ低学年中は体も小さく足取りも重くなります。
その上、重いランドセルを背負って通わせることに、親の方が心折れる場合もあるのです。
そのあたりは、志望校を選ぶときに、通学ということを重要事項として親子でじっくりと話し合う必要もあります。
中には通学距離を考慮して、近隣に転居をする家族もいるほどです。
そこか家族間で、十分に話し合い、大丈夫かどうか?という点はきちんと答えを出しておくべきです。
入学後に、大変さを訴えたとしても、その時点では通う他ないという答えになってしまうからです。

そして、自宅の近所に友達がいないという状態もあります。
その際には、地域のサークルなどに積極的に参加させて、近所のお友達との交流も図っておくべきでしょう。
同年代の子供と遊べない状態というのは、寂しい限りです。
そこで大事なのは公立小学校に行っていないことを、自慢するようなことはしないことです。
「自分は選ばれて良い学校に行っている子」などと豪語してしまうと、一気に嫌われてしまいます。
そこは親としても細心の注意を払ってください。

 


小学校受験というのは親子の歩み

お受験期間というのは、親子で泣き笑い、時には喧嘩をしながら過ごすことが多くなる特別な期間です。
その後、入学をして改めて志望校の素晴らしさを体感することは、本当に有意義なことです。
これまでの頑張りがすべて報われて親子でもう一度、合格の喜びを噛みしめる瞬間でもあります。
逆に、少しでも、現実は思い通りではなかったということが分かったときにも、また親子で頑張って乗り越えられるように努力をしてください。

 

恐らく入学してから物足りなく感じたことや、少し想像とは違った、という感想は、入学してわかった良い部分を超えることはないはずです。
これは多くの小学校受験経験者に聞いたときに、皆さん同じように仰せです。
結果的に、頑張った分だけ良い教育を受けられて満足度も高めの結果が得られるということなのです。
だからこそ、今がどれだけ大変でも合格圏内を目指して諦めずに、最後まで、志望校に入学できるように、頑張ってみてください。

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