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ペーパー難関校・白百合学園小学校対策について

百合学園小学校の受験では10枚前後のボリュームのテストが毎年出題されています。他の小学校と比べると枚数も多く、出題範囲も広めに設定されていますので相当な鍛錬が必要になります。そして、実際に受験本番では10名程度の子供に対して試験監督が2名ほどついています。その子がどのような姿勢で試験に臨んでいるのかを、密かにチェックをしていると考えておいてください。

白百合学園小学校の受験では10枚前後のボリュームのテストが毎年出題されています。
他の小学校と比べると枚数も多く、出題範囲も広めに設定されていますので相当な鍛錬が必要になります。
そして、実際に受験本番では10名程度の子供に対して試験監督が2名ほどついています。
その子がどのような姿勢で試験に臨んでいるのかを、密かにチェックをしていると考えておいてください。

目次

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白百合学園・ペーパー対策

普段から筆記用具はクーピーを使うようにしておいてください。
本番では青色のクーピーを指定されますので、鉛筆とはまた違う感覚にも慣れておいてください。

これも塾に通うと細かく指導をしてもらえます。
お受験では筆記用具にまで細かな指定があって、当日に初めてその筆記用具を使うということがないように、心得ておいてください。

〇推理
〇常識
〇数量
〇言語
〇お話の記憶


 

などという広範囲からの出題になりますので、ペーパーテスト対策としては過去問などを、広くおさらいしておくことをおすすめします。
白百合学園のようにペーパー重視の小学校の場合には、通塾だけに限らず家庭でも決まった時間に、ペーパーテストのおさらいを決まった分量だけこなすという、日常的な鍛錬も必要になります。
やはり難関校と呼ばれるだけの、出題がされる受験本番に備えて準備を完璧に行うようにしておいてください。

スピーカーから流れる指示を聞く

多くの枚数をこなすペーパーテストはすべて、テープの声で出題されます。
これにも十分に慣れておく必要があります。
出題を聞き逃さないようにする高い集中力を養えるようにしておいてください。
あらかじめ吹き込まれたテープの音声には、あえてわかりやすい抑揚をつけていないという難点があります。
実際にその場で出題を読み上げるのと、テープの音声を聞き取るのではテクニックが必要になります。
塾に通い、本番さながらのテープを使っての演習などにも、積極的参加をさせてすべての状況に慣れさせるようにしてください。

 

テスト中のお行儀まで見られる?

白百合学園ならではの視点で、

試験本番時での子供の姿勢はどうか?
お行儀はどうか?


という密かなチェックも入ります。
良い姿勢というのは、すべてに繋がると考えられているからです。
そして問題に向き合う時にもその丁寧さの度合いはどうなのか?チェックポイントになります。


白百合学園・個別テストの内容

女子ばかりの学校と言うこともあり、かなり手先が器用かどうか?というチェックも行われているような感覚があります。
まずは、自宅でも「おはじき」や「紐」などを準備して、数感覚や巧緻性を日常的に訓練しておくとよいでしょう。
さすがに白百合学園では受験中の所作までも、考査の対象になっているのです。
本来、ものの言い方や立ち居振る舞いというのは、生まれながらの環境に左右されるものです。

雑で落ち着きのない子供というのは、個別テストなどの場面ではかなり不利になります。
白百合学園を受験させようと考えた親は知能を磨くために塾に通い、マナーを学ぶためにマナー教室に通うという徹底ぶりです。


行動観察は在校生との触れ合いも

白百合学園の在校生が相手になって遊ぶという行動観察が課せられます。
在校生は白百合学園での教育をきちんと受けている、折り目正しい利発な子供ばかりです。
実際に、

自分と違う年代の子供と打ち解けるられるかどうか?


という社交性も実は考査内容に含まれています。
核家族の場合には、親と限られた友達の中での交流が精一杯という家庭も多いのです。
やはり、お受験を視野に入れ、いよいよ白百合学園を志望しようと考えたときにはこの、行動観察対策をしっかりと行う必要があります。

地域の行事などにも参加して、多くの大人や世代の違う子供達との触れ合いの中で物おじをせずに堂々と行儀よく振る舞えるかどうか?ということも、親としては見据えておかないといけません。
協調性を欠く子供の場合には、この時点で大きなマイナス点となります。

 


白百合学園・お行儀対策

白百合学園小学校の学校説明会でも何度も言葉に出る

「活発で何事も一生懸命に頑張り素直な心を持つバランスの良いお子様」


とはどういう子供を指すのか?をまずは両親が思い描かなければいけません。
実際に、これまでの子育て、教育において学校が目指す子供像に近づけているかどうか?を冷静に判断してください。
つつましやかな部分を持ちつつ、人の前で自分の意見をしっかり主張する力は家庭教育で学ばせください。

所作というのは、どうしても日常生活で身につくものです。
親がものを乱暴に扱う癖があるようでは子供だけに、ものを丁寧に扱うようにという注意は、あまりにも理に適いません。

ミッション系の小学校では、特にお行儀というものは強く意識するべきです。
電車などに乗るときにも、ついつい足をぶらぶらとさせてしまうのは、子供ならば無理のないことです。
それでも許してしまうとどの場面においても、足をブラブラとさせてしまい、受験本番でも落ち着きがなく行儀の悪い子という評価がついてしまいます。
女子校を受験させるための心得を、親は習得すべきでしょう。


マナー教室やコンサートに出かける

普段の生活から少しかけ離れた場所でマナーを学ぶのは、とても重要なことです。
白百合学園小学校を目指すためには、普段の所作が美しく丁寧であることが求められます。
姿勢よく座りお行儀の良い態度というのも、マナー教室やクラシックのコンサートなどに出かけて子供が身をもってその環境に応じた所作を学ぶことに意味があるのです。
とにかく実地訓練という形での習得が求められます。


白百合学園・面接対策

まずはカトリックの学校ということで、親への面接内容としては次のような質問が多く挙げられます。

〇カトリックの学校に求めるものは何でしょうか?
〇女子一貫教育の良さは何だと思われますか?
〇白百合学園主催の行事に参加されたことはありますか?


 

このような内容の質問に、そつなく答えられるようにまずは、白百合学園の建学の精神をしっかりと両親それぞれに頭の中に叩き込んでください。
そしてカトリックの教えや学校教育に関しては冊子などをもう一度読み返し、学校が目指しているもものはなにか?について冷静に答えるようにしましょう。
そして、白百合学園が主催する行事には参加をして、自分たちの目で、白百合学園とはどのような学校なのかを、確かめておくべきです。


親子面接について

白百合学園諸学校では受験本番に先駆けて、親子面接が指定された日に実施されます。
家庭の教育方針をしっかりと語れる親としての姿勢を保ちましょう。
そして子供にも当たり障りのない質問がいくつかされますが、この時に何を面接官はチェックをしているのかを知っておいてください。
答える内容も確かに大事なのですが、

どのような表現力や語彙力をその子供が持ち合わせているのかどうか?


という点が最初にチェック項目になります。

そして、

言葉遣いは正しいのかどうか?


と言う点にも重きを置かれているのです。
家庭内での行動や、しつけがすべてこのような場面で集約されると思っても過言ではありません。
実際の面接で聞かれた内容の中でも特に難しいと感じたのは次のような質問に対しての受け答えでした。

 

難しい質問をされる場合も

「白百合学園の教育方針でお子様に適している面はどこですか?」


このような質問受けた際にも、白百合学園の教育方針を隅から隅まで把握した状態で、ご家庭の教育方針との合致点をすでに見つけておく必要があるのです。

子供には何かを話すときにも語尾を「○○です。」と丁寧に語るようにしつけてください。
当たり前のことのようですが、緊張をしてしまうと支離滅裂になるのは、子供も同じです。
日々丁寧な話し方をしている子供にとっては丁寧な言葉を使うことは当たり前のマナーです。
あえて、小学校受験でご行儀や常識的なことに着眼している女子校であることを、常に意識しながら準備に勤しむようにしてください。

 

宗教教育の在り方は時間をかけて理解する

両親のどちらかに、宗教教育の在り方の質問が及んだ場合にも対応できるように必ずカトリック学校の宗教色を100%理解しておいてください。
本来、白百合学園の最終目標は女性の社会進出です。
芯の強さや自分を見失うことなく歩める堅実さを高めるということは建学の精神に流れるもう一つのテーマです。
そこを見落とさないようにして、面接時に聞かれたことに十分に応対できるようにしておいてください。

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