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子供の小学校受験を選択!お受験をするのはどのような家庭なの?

小学校受験の中でも私立小学校の場合には、特に金銭的に余裕のある裕福な家庭のお子さんが通うというイメージが一部では根強くあります。しかし、実際によく調べてみると、小学校受験をするご家庭はいたって普通の家庭という場合もあるのです。時代の変化に伴い共働き家庭が増えてきたのもその要因です。

小学校の学費の捻出は方法は、家庭によりさまざまです。
実際、年収400万円以下の家庭を対象にいくつかの条件をクリアすることで年間最大10万円が国から補助されるという事業もあります。
我が子に国立小学校または私立小学校に進学をして欲しいと思うのであれば、志望する小学校についての情報を集めることは必須です。
私立、国立どちらに通おうとも親の熱意は大切なものです。
今回は、小学校受験を志す家庭について考えてみました。

目次
▼ 子供に「国立小学校」「私立小学校」への進学を選択をする家庭の割合
▼ 子供の負担を軽減するために!?中学受験よりも小学校受験を選ぶ家庭が多い理由
▼ 祖父母の援助を受けて子供の小学校受験に挑む共働き家庭も多い
▼ 国立小学校受験のために通学距離圏内に引っ越す家庭もある
▼ 志望校を知る!「学校説明会」や「公開イベント」に足を運び校風を体感するのがポイント
▼ 年収400万円以下の世帯でも私立小学校に!?知っておきたい国からの経済支援
▼ さいごに
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子供に「国立小学校」「私立小学校」への進学を選択をする家庭の割合

全国平均を見ると私立、国立小学校に通うお子さんの割合は全国平均で1.8%と言われています。
(参考:文部科学省「文部科学統計要覧(平成30年版)」
その中でも特に東京都は4.8%神奈川では2.5%、次いで京都府と大阪府、兵庫県では2.1%と言われています。
関東圏では私立、国立小学校に通う人の割合が高いことがわかります。
実際には、まだ読み書きも十分ではない5歳~6歳の子どもが受験に臨んでいる割合は、それほど低いものではないことがわかります。

関東圏を例に挙げるとまずは20人に1人は、公立小学校以外の進路を選んでいるということになります。
全国的に見てみると、関東圏には、私立小学校・国立小学校が多いというのも特徴です。



2020年を見据えての小学校受験

一般家庭のお子さんでも、2020年には新大学入試制度が制定されます。
このために小学校も、対応を余儀なくされているのです。
2020年は、英語教育についても、大きく変化がある年度になります。
公立小学校でも、3年生になると英語が必修化されます。
先行して英語教育に取り組む小学校も増えてきているのです。
公立小学校においてもこのような変革が見られるようになりました。
教育熱心な親御さんは、中学受験を考えていた矢先の教育改革を見据えて、小学校受験を考えるという動向が見られます。

子供の負担を軽減するために!?中学受験よりも小学校受験を選ぶ家庭が多い理由

中学受験の予定で教育を進めていた家庭が、一気に小学校受験を視野に入れて考えるようになったという流れが一部あります。
小学校に上がってすぐに塾に通い6年間もの間、中学受験を見据えての生活は、かなり過酷なものです。
一方、5歳児は精神的な成長も感じられますが、実際のところは まだ不安定な時期です。
それであれば、親が一緒に頑張れる小学校受験」を体験したうえで、子供の進路を見定めようとする家庭がみられるようになりました。



中学受験よりも小学校受験を選ぶ

小学校受験は、勉強らしい勉強をするわけではなく徹夜をしてまで暗記をするものもがないというイメージがあります。
我が子にとって、小学校受験の方が負担は軽く済むのではないかという考え方が、小学校受験への意欲が高まったと理由と言えるのです。
中学受験を考える場合には、夕飯の時間に通塾時間がバッティングします。
ほとんど家族で夕飯を囲むことも出来ず、お弁当を持って夕方以降の塾に通うことが当たり前になります。
この負担を何年も続けて中学受験に向き合うのは子供には過酷ではないかと思える家庭こそ、中学受験を回避するわけです。

祖父母の援助を受けて子供の小学校受験に挑む共働き家庭も多い

私立小学校に通う児童には、共働き家庭のお子さんもいます。
実際、祖父母が健在の家庭では、祖父母の援助を受けて小学校受験に向き合うというパターンも多いのです。

家庭によって、それぞれ事情も異なります。
あからさまに、開業医の子息子女以外で、私立小学校に通っているお子さんはおられます。
例えば、貯蓄や遺産、相続等々の事情で教育費を捻出できる家庭の場合です。
家庭によって、教育費の捻出方法は様々なんです。



公立に通っていてもお稽古事貧乏?

よく聞く話ですが、公立小学校に通いながら塾に通い、習い事もしていると月に5万円以上の経費が掛かると言います。
学童に入れて習い事をさせる。
そして、塾に通っていると毎月10万円以上の支出がある家庭も実在します。
これならば、「私立小学校に入れておいた方がよかった」という声もあります。
実際に共働きの場合で、住宅ローンの負担が少ないと言う家庭ならば十分に私立小学校に通わせる余裕も出てくるわけです。

奨学金を受けて私立小学校に通うお子さんも中にはおられます。
お子さんが、小学校受験をする家庭が多くなってきているのです。
私立小学校は、金持ちだけが受験できる世界ではなくなったというわけです。
あとは親御さんの価値観次第です。
無理をしてまで私立小学校を目指すことは お勧めできませんが、どんな家庭が受験しているのかというのは、家庭により事情はさまざまなんです。

国立小学校受験のために通学距離圏内に引っ越す家庭もある

国立小学校受験には、通学距離等々の制約が多くありますが、住宅事情さえ整えば非常に受験価値のあるものです。
国立小学校に合格するための準備は、それなりに大変です。
それでも先を見据えた場合には、非常に密度の濃い時間を過ごせる可能性も高いのです。

最初から国立小学校を受験することを目標として塾に通い、それがだめならば公立に通うという覚悟を決めている親御さんも中には多いのです。
国立小学校が自宅近くにある場合には、十分に受験を検討ができます。
国立小学校受験のために、近隣に引っ越しをするという家庭も中にはあります。
小学校受験というのは、お子さんの将来を見据えると、夢や可能性も感じられるわけです。



受験の理由は色々

私立に憧れて最初から私立小学校を目指す家庭には、海外研修や教育の充実を知ったうえで私立小学校を目指す場合が多いのです。
国立志望の場合には、学費は公立と変わらない上に、先生たちの持つレベルの高さに心を動かされて受験を考えるというパターンもあります。

最初から中学受験を回避するということで、エスカレーター式の小学校を選びたいと考える親御さんが圧倒的に多いのも特徴です。
そして、学級崩壊などの情報に敏感に反応して、公立小学校への進学を不安視されることも、一つの理由となります。
受験の理由はそのご家庭それぞれです。周りに感化されることはありません。
ご自分たちの考えの中ですべての条件を見据えて、大丈夫ということであれば私立小学校、国立小学校受験を本格的に目指すのも、良い経験になるはずです。

志望校を知る!「学校説明会」や「公開イベント」に足を運び校風を体感するのがポイント

小学校受験には華やかなイメージがありませんか?
特に私立小学校にはそのような印象が付いて回ります。

また、お受験では

  • 受験をする際に縁故は必要なのか?
  • 経済的に寄付金の多さなどが関係するのか?

という時代錯誤をしそうな認識が脳裏をよぎります。

実際に大企業の御曹司や親族全員がその老舗ブランドのような私立小学に通っているとすれば、どうしても縁故の存在は気になる点です。
もし、気になるのであれば、あえてそのような小学校を志望校から外して考えてみるのも一つの方法ではないでしょうか?

例えば、カトリック系の小学校は、質素、堅実という、ことをモットーにしています。
実際に学校内でもそのような校風が統一されていて、お母さんたちの雰囲気も華美なものではなく庶民の雰囲気がそのまま校風に生かされていると聞きます。
あくまでも個人の主観を大事に考えて、学校を選んでください。
噂などに惑わされずに、堅実に自分の子どもが通う小学校を選べる親でありたいものです。

私立小学校の学校説明会だけでは実際の校風などはわかりづらいものです。
そこで、文化祭バザーなどの公開行事に参加できるチャンスを探すのも手段です。



共働き家庭が増え子供にかける教育費が増える

以前は、共働き家庭は学校側から敬遠されるのではないかという風潮も一部ありました。
それでも、女性が社会に進出する時代です。
要するに、母親も父親と対等に働いて収入を得る時代です。
働く女性が当たり前に認められる時代が到来しているので、私立小学校の方でもそのあたりには許容範囲を広げる方向が見えてきました。
逆に、しっかりと稼いで子供には水準の高い教育を受けさせたいという考えも十分にありえるのです。
両親が協力をしてお子さんを私立小学校に入れるための努力を怠らないという方針の家庭も増えてきました。

年収400万円以下の世帯でも私立小学校に!?知っておきたい国からの経済支援

私立小中学校に通う児童生徒への経済的支援というものが定められていることをご存じでしょうか?
年収400万円以下の世帯が対象に、最大で年額10万円を支援してもらえます。
ただし、文部科学省が実施する調査に協力するなどの条件があります。
これは学校が代理受理しますので授業料が当然そこから減額されるという制度です。
この制度を上手に利用して、年収が低いことだけを理由にお子さんが受ける教育の水準を下げる必要はありません。
利用できる公的な制度はフル活用して、お子さんのために親御さんが最大限の努力をすることは、とても有意義なことであります。
(参考:文部科学省「私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援に関する実証事業」



国の補助金を受けても入りたい私立小学校

私立小学校には通学区域制限がありません。
親としては、子供の持っている性質を大いに生かして伸ばしてくれそうな小学校に通わせたいものですよね。
お受験小学校には、中高一貫のエスカレーター教育を行う小学校や、才能を伸ばしてくれる教育方針を持つ小学校など千差万別です。

親として入れたい小学校と、お子さんの個性とが合致した場合には、かなり良い選択ができるはずです。
何もみんなが同じ水準を求められているわけでもないのです。
教育は選べる時代であり、平等に受けることが出来るようになってきた時代でもあります。
最初からお子さんの私立小学校や国立小学校への進学を諦めることなく、しっかりとサポートをしながら選んであげましょう。

さいごに

志望する私立小学校や国立小学校の資質は、しっかりと下調べした上で入試情報を照らし合わせることが基本です。
そして、本格的に小学校受験を考えれば良いのです。
また、私立小学校に通う子どもは、裕福な家庭の子という時代は過ぎました。
一般家庭のお子さんでも通える小学校は必ずあります。
まずは、情報収集をしっかりとすることで、間違いのない小学校選びができるようになります。

まずは自分のお子さんの性格を分析して、その小学校に相応しいかどうかをよく検討しておくことが何よりも重要です。

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