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小学校受験・模擬テストの考え方

小学校受験を控えているとどうしても「模擬テスト」を受けるタイミングというものがあります。これは、実際に受けた方が良い?それとも自由参加?などと悩む親が多いのも事実です。今回は小学校受験に関わる模擬テストへの考え方についてまとめてみました。

小学校受験を控えているとどうしても「模擬テスト」を受けるタイミングというものがあります。
これは、実際に受けた方が良い?それとも自由参加?などと悩む親が多いのも事実です。
今回は小学校受験に関わる模擬テストへの考え方についてまとめてみました。

目次

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幼稚園児にテストなんて早い?

たいていの親はそう考えるものです。
模擬テストって何を基準に何を判断するのか?ということを理解したうえで参加するものなのです。
子供が通う塾で行うテストの場合には、正直なところ、それほどの緊張感はありません。
いつもの講義の延長という形でしょうか。
子供達も慣れた教室で受ける総まとめという形のテストなので、気軽に受けられるものです。
月に1度行われるものが多く、その時点での子供の理解度などを把握するためには良い機会なのです。
特に、その志望校にだけ特化するようなテスト形式ではありません。

あくまでも幼稚園児ということで、総合的にどのような力を養えているか?をテストで点数化するというものです。
それでも一部の神経質な親の場合には、その点数如何によっては、一喜一憂されるのです。
少しでも点数が低いと、小学校受験に対しての懸念を口にされるような不安材料を生み出すようなテストであれば、正直なところあまり意味がありません。
あくまでも今の時点での子供の理解度を見る、という意味を最初に把握しておいてください。

出題範囲は本番を意識したもの

ペーパーテストから始まり絵画や運動、面接までの内容がテストの範囲になります。
模擬テストというと、ペーパーテストだけ?というイメージですが小学校受験の場合には、そういうわけにはいきません。
習熟度を塾側と家庭が共有するという意味でもテストはとても大きな意味があるのです。

何が今足りなくて、何を強化するべきなのか?を把握するためには有意義なものです。
ただ単に塾に通うというだけでは、なかなか伸びが良くないという生徒には、指導方針などを見極める術がないのです。
親に対しても、今頑張るべきところはここ!と発揮入りと進言するためにも塾側はテストの内容を参考にするのです。
あくまでも塾の生徒のために実施されるテストであることを、親が理解しておきましょう。

 


模擬テストはなぜ存在するのか?

それは、テストという形態に慣れるために行います。
幼児の生活の中に、テストというものは存在しません。
またそのテストを受ける必要性もないからです。
それでも小学校受験を目指す場合には、模擬テストを繰り返すことで、そのテストの受け方に慣れてその場の過ごし方に対しても対応できるようになることは必要になってくるのです。

模擬テストに参加する子供の中には、その意味をよく理解しておらず、いつもの雰囲気とは違うことに気づくと泣きだすなど、いろいろなパターンが繰り広げられるのも否めません。
それも一つの学習だと思い、親は背中を押してあげて欲しいのです。
子供の不得手な分野を親がいち早く察知できることで、苦手意識を持つ前に塾の講師と相談をして、どのように学習をすれば克服できるのか?という答えが見えてくるはずです。
そう考えると模擬テストは、ありがたいものだと思いませんか?「幼児なのにテストを受けさせるのはかわいそう」という考えは小学校受験に臨む場合には親が捨ててください。


大手の塾が主催する模擬テストの場合

今通っている塾会場ではなく、多くは私立小学校の場所を借りて行われることが主になっています。
つまり、自分の志望校で実施さえる模擬テストに参加をすることは、とても参考になることが多いのです。
その校舎の雰囲気に慣れるという意味でも、その模擬テスト1日がとても有意義になるはずです。
テストの監督をするのは、自分がこれまで習ったことのない知らない「大人の先生」です。
そこに良い緊張感が走り、今はテストの最中だということを、深く認識できるようになるのです。
これこそ、模擬テストの醍醐味なのです。

いつ受ければ良いのか?は今、専任に教えてもらっている先生に相談をして模擬テストを受けるタイミングを決めて、1回目の模擬テストを受けると良いでしょう。
ベストな時期としておススメなのは、年長になった時点で始まる模擬テストです。
まずは今の習熟度を正確に把握しておくべきでしょう。
たいていの場合、塾では平常通りの取り組みができていても、模擬テスト会場に行った途端に緊張をしてしまい、十分な力を発揮できない状態になるのも無理のない話です。
やはりそこは幼児であるわけで、まだまだ何もかも完璧に行うことは困難なのです。


あくまでも合格の可能性を予想するものではないこと

幼児が受ける模擬テストには、場馴れをするということと、今の習熟度、理解度を数値に表して教える側、見守る側が把握することを第一目標としています。
中学受験以降の模擬テストと同じような捉え方をすると、模擬テストの出来栄えで一喜一憂をしてしまう羽目になります。
くれぐれも、親としてはその目的意識を誤って理解しないようにしてください。
そもそも、幼児には偏差値などをたたき出す要素がまだまだ少なすぎるのです。
その上、自分の情緒や調子などを律することが出来ない年齢層です。

ちょっとしたバイオリズムの狂いで、まったく問題が解けない場合も多々あるのです。
それだけに、本番はどうなることか予想もできないわけです。
それらを十分に加味した状態で、模擬テストを利用するべきなのです。

点数が低い=出来栄えが悪いということではないのです。

幼児の場合には問題との相性が少し悪いだけでも、まったく解けないということもあります。
だからこそ、なども演習を積んで塾に通い、良い意味で回答をするパターンを身に付けなければいけないわけです。

 


模擬テストを繰り返し受けることで心の準備ができる

模擬テストは、子供がその場所で極度の緊張をすることなく、平常通りに受けられることを最初のハードルとして考えています。
親としても、本番を想定して模擬テストの朝から、ガミガミと子供に小言を言うのは控えてください。
そして、つまらないことで兄弟姉妹喧嘩を勃発させないようにするのも親の務めです。
何よりも栄養のあるものを日々食べさせて十分な睡眠をとらせることも、受験の準備期間中には必要なことです。
これらをすべて守ったうえで、1回毎の模擬テストを親も受けるような気持ちで居れば良いのです。

心の中で親もシミュレーションをしながら、受験本番とはどういうものか?を体感すればよいのです。
模擬テストにはそのような側面もあるわけです。
テストの結果が出てからも親としては必ずマイナスイメージの言葉を発せないように自分を抑えてください。
つまり

「頑張ったね」「次も頑張ろうね」



という声がけが絶対に大切なのです。


模擬テスト後の親の神対応が必要

模擬テストの結果にはコンピューターがはじき出した偏差値というものが載せられています。
これはあくまでも目安と考えておいてください。
偏差値ほどあてにならないものはありません。
それよりも、知らない場所で試験に慣れて、場所にも慣れることが一番大切だと心得ておいてください。
そのように考えると、模擬テストを受けることで親も少しずつ小学校受験となにか?がわかるようになるのです。
子供の強い部分と弱い部分の両方を把握することで、今後の学習方針を立てられる手助けになると考えてみてください。

毎回の模擬テストで点数がアップダウンを繰り返すのは、どの子供も同じです。
そこは高望みばかりをせずに、あくまでも参考程度にしておいてください。
そこでわかった弱い分野をさらに、磨き上げれば良いのです。
そう考えられる親こそ、小学校受験に向いている親と言えるのです。

 


模擬テスト以降の地道な努力が実を結ぶ

まずは小学校受験という高みに臨むだけですので、模擬テストで様々な情報を収集することを目標としてください。
同じことを繰り返し間違う、何回おさらいをしても、躓くという部分を親としても把握して、そこを特に強調してがんばれと声をかけるのではなく、何か理解を深める方法はないものか?と思案してみてください。
例えば、常識部分で点数を落としている場合には語彙力を高めて、日常生活の中でのルールなどを今一度、子供と一緒に見直してください。
図形の問題に弱点がある場合には、早々にパズル教材などを家庭でも入手して、親と一緒に組み立ててみるなど、ペーペーテストから少し視野を変えて、考えてみると良いでしょう。

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