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小学校受験・願書の書き方は志望校に合わせること

学校受験の際に、一番大切なのは学校が定めている項目を、親がきちんと捉えて書くということです。志望理由や子供の性格などを問われている場合には、適格に内容に即した文章を書くようにしてください。その上、表面上のことではなくて、家族で体験したエピソードを願書に盛り込むようにしてください。

小学校受験の際に、一番大切なのは学校が定めている項目を、親がきちんと捉えて書くということです。
志望理由や子供の性格などを問われている場合には、適格に内容に即した文章を書くようにしてください。
その上、表面上のことではなくて、家族で体験したエピソードを願書に盛り込むようにしてください。

目次

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志望校に即した内容を書く前に

願書というのは、面接の前に届けるものです。
紙面上、その子供がどんなタイプの子供なのか?が試験官側に伝わることが第一目標です。
あまり無難すぎる内容で押し通そうとしないでください。
この部分をきちんと押さえたうえで、志望校別に指示通りの内容の願書を作成するようにしてください。
長々と、項目にないものを書き続けるのは、少しもプラスになりません。

志望する小学校が求めている内容の願書を作り上げるために時間を費やすことはとても重要なことです。
願書を提出する以上、必ず合格するための願書を書けることが目標です。
細かな指示を最初にきちんと把握したうえで、願書作成に取り掛かりましょう。

暁星小学校の場合

願書と言えば、かならず志望理由を記入する欄があります。
そこに建学の精神などを踏まえて、親の思いをこめて記入する部分です。
暁星小学校の場合には、非常にシンプルに、志願者の名前(子供)と保護者の名前だけです。
備考欄がありますが特に、記入をする必要がありません。
例えば、受験前に特記事項として何か事前に伝えたいことがある場合には、願書に書き込むというよりも、塾の先生などに相談をしたうえで対策をしてください。

「楷書」で書くという指示を必ず守ってください。
漫画文字のような字体で書くのはご法度です。

出願手続きの内容を穴が開くほど読んで、指示を一つ残らず守れるように親が努力をしてください。


また捺印をする欄もありますので、忘れないようにしてください。
親が確認を怠り捺印を忘れた場合には、直接電話がかかり印鑑だけを付きに呼び出されるということもあるようです。
暁星小学校の願書の場合には、願書の内容自体は事務的な意味合いが大きいように感じます。
それよりも、字体や細かな指示を守ることの方に重きを置いているような印象を受けます。

 

慶応義塾幼稚舎の場合

慶応義塾幼稚舎の願書には自由記述の部分があります。
他の小学校よりも圧倒的に親の資質が問われています。
いきなり願書に向き合うと、何をどう考えて書けば良いのか?と悩んでしまいます。
特に慶応義塾幼稚舎の場合には、

福沢諭吉に関する書物の中にある哲学を読み取り、親としての考えを述べなければいけません。




そして慶應義塾の歴史を深く理解をしたうえで福翁自伝を読んでの感想がメインになります。
この書物の中に自分の子育てとリンクする部分があるのかどうか?という点がポイントになります。

面接がない小学校だけに、願書の持つ意味はかなり濃いと考えてください。
福翁自伝の中にある内容と自分たちの教育方針を絡めて述べることがベストです。
実際に願書を解読する試験官は熟練の教員たちです。
願書の内容が薄い場合には、内容を深く読み進めることにもつながりません。
その文章のレベルは直接親の教育レベルに反映するわけです。
その家庭に育てられた子供であることが、ダイレクトに伝わります。
慶応義塾幼稚舎の願書としては、時間をかけて下書き部分から取り組むべきでしょう。

 

聖心女子学院初等科

願書には志望動機と子供の性格や健康面への記入があります。
ここで志望動機を記入していくのですが、内容的にはしっかりと、記入しなければいけません。
例えば志望動機についてもキリスト教を重んじる女子教育の小学校ということを、念頭に置いて志望動向を書き綴らなければいけません。

聖心女子学院を選んだ理由を明確に記さなければいけません。
しかも、他のキリスト教女小学校を選ばず、聖心を目指すという理由を明確にするべきなのです。


女性として生まれて社会に出ていくときに、女子リーダーとしての活躍を願うという考えかたや成人していくまでの親としての心構えや子供に期待する気持ちを素直に記入すれば良いでしょう。
今後、聖心女子学院の中で伸びやかに成長させたいという強い気持ちを願書に書くべきでしょう。
記入欄に「性質健康欄」という部分がありますが、余白には聖心女学院でどのように伸びやかな健康させたいのか?普段はどのような子供なのか?などを簡潔に記述するようにしてください。

 

慶応横浜初等部

本年度から願書の設問が一部変更になっています。
願書に設問?と思いう方もいると思いますが、まさに

慶応系の願書については聞かれていることに適格に答えていくという形式を厳守してください。


慶応幼稚舎が「福翁自伝」に対しての感想を記述することをテーマにしていることに対して、慶応横浜初等部は、「自伝 小泉信三」を題材に挙げて慶応義塾の塾風に対して感じることを記述するという形に変更になっていました。
あくまでも、都内の慶応幼稚舎と横浜の初等部とは別物であることを、示すために願書で問うことが変わりました。

慶応横浜初等部は家庭教育の大切さを、親がどの程度、重要視しているのか?を願書から読み取ろうとしています。
テーマにする自伝も例年から変更になっていますので準備を万端に整えて臨んでください。

 


願書に必要なのは真実に基づいたエピソード

育児に対して、ちょっとしたメモを取るということは忙しい毎日の中にいると、なかなかできないことです。
願書の中に必要なのは、親の願いと学校からの設問にきちんと対応することです。
また私立小学校と国立小学校とでは願書の内容も少しずつ違ってきます。

国立小学校が志望動機や理由の内容に求めるものは何か?を親がわかっていることが必要です。

子供の性格を親がどう考えているのか?
そして親がどんな教育方針で子供を育ててきたのか?

 


を明確に示す必要があります。
ここでもエピソードは必要です。
これまでの子育ての中で共感したことや、子育で感銘を受けた言葉や出来事などを盛り込んでください。
このような家庭でのエピソードを記述することで、家庭の教育方針が願書を受け取る側に伝わるのです。


国立小学校の見学会で感じたエピソードを述べる

どうして、その国立小学校への進学を希望するのか?が明確に伝わらないと意味がありません。
国立小学校は周囲のことに気を配りながら社会に貢献できる人間への育成を教育目標にしているところが多いのです。
学校のイベントで在校生から感じて印象などをそのまま素直に述べられることが、より真実味を増します。
志望する小学校の教育理念に強く感動したことなどを、記述できるようにしておいてください。

 

家庭の教育方針について

小学校受験の場合に願書を書くのは親です。
そこには子供の意向などは一切、載せることは物理的にできません。
ただ、家庭の教育方針を問われている部分では、ありきたりな内容では個性を示すことができません。
家庭の願いと何でしょうか?どういう子に育ってほしいのか?その願いをかなえるためには志望する小学校に入学をして、力をつけることが必要であることを、願書の内容で展開するべきなのです。

家庭の教育方針とは、親の願いと目標そしてその方法を明確に示すものです。
理想と願いばかりを書き連ねてもそれ以上の説得力はありません。
子供に願うことを現実に叶えるために、どのような力をつけるべきなのか?が目標という内容になります。
そのために出来る努力や、親としての信念などを明確に記述することで、好印象の願書に仕上がります。
目標を叶えるために今、家庭で行っている努力はどのようなものか?というところまで、突っ込んで書いていただきたいわけです。

そこで再び必要になってくるのが、具体的にわかりやすいエピソードです。
願書は理想論ではありません。
親の願いと目標、そして日常的に行っている手段を合わせて家庭の教育方針と言えるのです。
家族会議を開いて、自分の家庭ではどんな思いで子育てをしているのか?子供にはどんな願いを持っているのか?を言葉にして話し合いましょう。
それを文章にすることで、世界に一つだけの願書が出来あがるのです。

 

願書を書きあげるために必要な時間

一朝一夕に書き上げられるものではない願書は下書きから始まり清書までかなりの時間と労力を要します。
そこを両親で協力しあって、納得の願書になるように通っている塾関係者の意見も仰ぎながら、仕上げられるように努力をしてみてください。

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