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小学校低学年の「算数」おすすめ勉強法!~算数の基礎固めの大切な時期~

小学生になると「国語」や「算数」など小学校・中学校・高校と続く教科の授業が始まります。学年が上がるにつれ難易度も上がってきます。算数は、「計算する力」や「考える力」などを育みます。また、算数は、中学校・高校で習う「数学」を学習するうえでの基礎にもなります。算数が好きになるためにも家庭での学習は欠かせないものです。


算数の勉強は、計算力をつけて文章題が出来ればよいというものではありません。
算数は理論的に考える力を育てます。また、順序立てて考える力は生きていくうえで必要な能力です。
これらの能力は小学校低学年基礎固めをしましょう。
高学年になるにつれて学校教育における難易度は高くなります。
できるだけ早めに取り組むことでスムーズに学習をすすめることができます。

目次
▼ 家庭学習の習慣づけが将来の学力に影響する
▼ 勉強は基礎が大切!学年と共に学習内容もステップアップ!
▼ 「繰り返し学習」で記憶に定着させる
▼ 小学校低学年の勉強時間
▼ おすすめ勉強法「反復学習」の紹介
▼ まとめ
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家庭学習の習慣づけが将来の学力に影響する

小学生になると宿題がでます。子どもの宿題は、どのように進めていますか?
また、学校からの宿題以外の家庭学習の取り組みはどのようにしていますか?

【宿題以外の学習の取り組み方法】

  • 市販の問題集
    …親が子どもの勉強を見ながら学習を進める。
     子どもにあった教材を選べる。

  • 通信教材
    …学習のプロが作成した教材を使う。
     教材選びをしなくて良い。
     添削をしてくれる通信講座がある。

  • 学習塾
    …中学受験を見据えて通わせる親が多い。
     学習塾のお友だちと学習意欲が高めあえる。
     基礎学力をつける。

     

小学校低学年のうちは、学習塾は時期早々と考え、自宅で市販の問題集通信教材を使っている家庭が多いようです。
学年が上がるにつれ、授業の内容が難しくなり、学習塾や家庭での学習時間が増える傾向にあります。

中学受験・高校受験・大学受験など これから先の人生で受験や資格取得の為に机に向かうことが多くなるでしょう。
そのためにも家庭での学習習慣を低学年のうちに身につけて欲しいものです。
家庭学習では、「自分で取り組む力」を養います。
それは、すぐに身につくものではなく、年数をかけて習得できる技術です。

  【家庭学習を習慣づけるポイント】

  • 毎日同じタイミングに机に向かう
    …低学年のうちは毎日10分でも構いません。
     はじめのうちは何でもいいんです。
     まずは、集中することが大切なんです。

  • 子どもが分からない時はヒントを考える。
    …何が分からないのか理解できない。
     ヒントを与えて答えまで導きましょう。
     考えるクセをつけることが大切です。

  • 低学年のうちは親の目の届く場所で勉強する
    …低学年は、親のサポートが必要です。
     親が側にいることで安心して学習が進められます。

  • 頑張りを認めて褒める
    …褒められることでやる気が増えます。

勉強は基礎が大切!学年と共に学習内容もステップアップ!

勉強方法は個人の能力に合わせて行うことをおすすめします。
お友達が実践している方法がわが子に合うとは限りません。
計算問題が苦手、文章題が苦手、図形や時計の問題が苦手、算数全般が難しいと感じる子どももいます。
まずは基礎問題から取り組みましょう。
できたからといって、すぐに応用問題にすすんではいけません。
子どもは「一人でできた!」という成功体験を重ねることで自信をつけ、次の問題へのモチベーションを保つことができます。
「○○ちゃんならできる!」と励ますことも大切ですが、小学生の低学年の時期は「基礎を確実にして高学年への準備の時期」と考えましょう。
基礎固めが十分にできてから応用問題にもチャレンジしていきましょう。

「繰り返し学習」で記憶に定着させる

反復学習とは繰り返し同じ内容を学習することです。
一度聞いて「わかった」と思っても時間が経過すると忘れてしまいます。
これは大人も同様です。
大人からみて小学生の低学年の算数の問題が簡単に感じるのは、子どもの時に繰り返し学習したことが定着しているからです。
つまり、繰り返し学習することで記憶に定着して身につくのです。
大手の塾でも予習や復習を重視するのは「反復学習」が重要であると認識しているからです。
「わかっていること」でも、時間が経過してから繰り返すことで基礎固めができます。

小学校低学年の勉強時間

小学生の低学年の勉強時間は「学年プラス10分」という説もありますが、基本的に子どもの生活習慣能力に応じて取り組むことをすすめています。
幼稚園のころから学習系の習い事をしている場合は、30分くらい机に向かう習慣が習得できている子もいます。
何も経験のない子どもの場合は10分からはじめましょう。
勉強している時間=宿題をしている時間ではありません。
あくまで勉強時間は集中して勉強している時間であり、準備や後片付けの時間は除きます。
これらを前提にすると、実際に問題を解く時間は15分を2回程度が理想です。
集中力が持続しない子供の場合は、細かな時間きざみで取り組ませてもいいのかもしれません。
低学年の場合、集中できる時間は限られているのでダラダラとすすめるのではなく、時間を決めて数回にわける方法もおすすめします。


 【子ども集中力を育てる為に必要なこと】

  • 整理整頓
    おもちゃなどを視界に入れないようにする。
    整理整頓は、管理能力を育みます。

  • テレビは消す
    周りに気になる音があると集中できません。
    テレビは画像や音で情報を伝えます。
    子どもが好きな番組は録画しましょう。

  • バランスの取れた食事
    1日3食しっかり摂ることが大切です。
    脳の働きを活性化させる主な栄養素は、
    ブドウ糖、DHA、鉄分です。

  • 睡眠をしっかりととる
    睡眠不足は、脳の機能が低下する。
    6~13歳は、9~11時間の睡眠時間が必要。

おすすめ勉強法「反復学習」の紹介

反復学習の具体的な方法は、同じ問題集を2冊使用します。
一度やっている問題なので意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、1度やった問題集でも満点をとることは簡単ではありません。
個人差はありますが、それぞれ「間違えやすい問題」というものがあります。
2回目の問題なので子どもは精神的にも取り組みやすく、新たな問題よりも時間が短縮できます。
習得だけでなく、子どものモチベーションの面でも有効です。
また、理解ができなくて間違ったのか、うっかりミスなのか、何度しても間違える問題なのかということを判別する意味でも2冊目の問題集は活用できます。
問題集の選別ですが、できるだけ簡単なものから取り組みます。
簡単なものとは、内容だけでなく量も少ないものです。
それらが物足りなくなったらレベルアップさせましょう。

まとめ

低学年の算数の家庭学習は基礎固めが重要です。
応用問題は基礎固めができてからすることで子供の成功体験を継続させることができます。
算数の問題は、反復学習により定着するので、同じ内容でも繰り返し取り組むことが大切です。
物足りなくなり、応用問題にチャレンジして難しく感じるようであれば基礎問題に戻る選択肢があります。
焦らずにじっくりと力をつけていきましょう。

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