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子どもへ勉強を教える時の注意点!答えを導き出す楽しさを体感させる

親が子どもに勉強を教える際には、答えではなく「ヒント」を教えましょう。勉強が好きになるには、自分で問題を解くプロセスが大切なんです。子どもは、自分で考えたり調べたりする事で記憶に残りやすくなります。また、問題を解くまでにひらめいたり調べることは、知的好奇心を刺激します。子どもは、できないのが当たり前です。何度も繰り返し教えましょう。


幼稚園や小学生低学年の時期は、親が子どもの勉強に関わることが多いと思います。
子供を持つ親は「こんなこともわからないのか」「うちの子は大丈夫か?」というストレスを少しは感じたことがあるのではないでしょうか。

しかし、小学校における集団教育には限界があり、宿題があるので自宅での学習は必須です。
学校で学習しているにもかかわらず、「わからない」と言いダラダラしている子どもにどのように接すればスムーズにすすむのでしょうか?

目次
▼ 親が子供へ勉強を教える前に知っておくこと
▼ 一緒に机に座って取り組む
▼ 低学年で習ったことが、中学年・高学年へとつながる
▼ 子どもの考える力を育てるポイント!
▼ まとめ
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親が子供へ勉強を教える前に知っておくこと

子どもは、分からないこと・知らないことを勉強していくのです。
親が、子供に勉強を教える前に理解しておいて欲しい子供子どもの基本的な性質を紹介します。

  • 怒られると萎縮する
    …怒られると「やる気」も低下してしまいます。
     良くなった点を見つけ褒めてあげましょう。

  • 一人で勉強ができるトレーニングが必要
    …鉛筆の持ち方、字の書き方から始まります。
     低学年のうちは、一人で勉強は難しいもの。
     家庭学習が習慣づくまでは側でみましょう。

  • できなくて当たり前
    …分からないこと・知らないことを学びます。
     子どもにとって、できなくて当然です。
     できるようになったら、褒めましょう。

  • 一度理解してもすぐに忘れる
    …忘れたくて忘れているわけではありません。
     反復して勉強することで記憶に残りやすくなります。

大人は自分が簡単にできるから、子どももきっとできると思いがちです。
「勉強=楽しい」っと思えることで勉強が好きな子どもに育っていきます。

一緒に机に座って取り組む

「やりなさい」と言って「積極的に取り組むようになった」という意見はあまり聞きません。
つまり、「やりなさい」と言っても子供はしないのです。
一時的にする場合はありますが、あくまで指示があったから実行するのであって自らの意思で取り組んでいるわけではありません。
多くの親はこの課題について悩みます。
解決策の一つとして「一緒にする」ことをおすすめします。
一緒にするとは、机に向かって同じように問題を読んだり解いたりすることです。
同じことを親とすることで子どもの精神的なハードルはとても低くなり取り組みやすくなります。
大人に例えると、新しい仕事をする時に指示を出されるだけではなく、一緒に取り組んでもらえるだけで安心感をもてますし、不明点をすぐに質問できるので時間も短縮することができます。
子どもの学習も同様に、親と一緒に勉強することで精神面問題解決まで労力を軽減させる効果があります。

低学年で習ったことが、中学年・高学年へとつながる

親が子どもの勉強に付き添うということは、家事やその他の用事をする時間が削減されます。
早く終わらせて自分の用事を済ませたいという気持ちはとてもわかります。
しかし、ここで時間を削減し理解が深まるまえに課題を終わらせてしまうと後々が面倒です。
勉強の内容は学年が上がるにつれて難易度が増します。
そして、その内容は過去に学習した勉強内容と関連していることがほとんどです。
つまり、低学年ではなんとなくやりすごせた内容も高学年になったときにつまずくという問題が起きます。
低学年の時に授業で習ったことを しっかり習得できていれば、高学年になって勉強はスムーズになります。
逆に言うと低学年の時にしかりと基礎の習得をしておかないと高学年になってから必要以上に復習の時間がかかるということです。
結果的に今の数分の積み重ねが将来の効率的な勉強につながるのです。

子どもの考える力を育てるポイント!

子どもには答えにたどりつくまでのプロセスが大切です。
つまり「考える」という過程が子どもの学習能力を高めるのです。
近年の学習では「知識」ではなく「思考力」を問われる傾向にあります。
大人になり社会人になった時には問題解決能力が評価されます。
知識はネット上で検索すれば入手できる時代になり、「考える力」がますます求められるようになりました。
子どもの知識を踏まえて「どうしてそう思うの?」「ここを見てみようか?」等の声かけをして答えに導きましょう。
ここでのポイントは答えを教えるのではなく考え方を教えます。
大人は学習の技術を習得してしまっているので簡単に答えにたどり着くことが出来ますが、それは子どもの想像力発想力考える過程を阻害してしまいます。
子どもによりそって一緒に考えることで、子どもは答えを導き出す楽しさを知り学習能力がアップします。


【子どもの考える力を育むために心がけて欲しい事】

  • 分からない時は、ヒントを与える
    …答えを導き出す楽しさや面白さを体感。
     自分で考えることで知的好奇心を刺激。

  • 問題を解いてるときに割って入り込まない
    …集中力が切れかねない。
     間違えていても最後まで解かせる。
     どこで間違えたのか子どもに理解させる。

  • 長時間の勉強は遠慮して!
    …子どもの集中力は長く続きません。
     小学校低学年の集中力は、約15分。
     小学校1年生の家庭学習の目安は20分です。

  • 努力を認める
    …「できるようになったね。」など
     努力を認めると やる気が引き出される。

  • 親子で調べる
    …辞典や図鑑で一緒に調べましょう。
     いずれ、自分で調べれるようになります。
     つまずいても自分で解決する力が育つ。

まとめ

親は、わが子の勉強をみていると感情的になりがちです。
しかし出来ないことを出来るようになるために課題はあるのです。
そして、その課題を一問すつクリアして子どもの学習能力はレベルアップします。
自分で積極的に宿題をすませている子どもは少数派です。
多くは、早く宿題を済ませて自分の好きな事に取り組もうと考えています。
それが子どもであり、一般的な行動です。
親はそれを認識しつつ必要な能力が習得できるように一緒に机に向かって考えます。
これらを繰り返えし、机に向かって考える習慣が習得できれば一人で勉強できるようになります。

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