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行動観察テストに備える具体的な対策とは?

行動観察は小学校によっては方法もそれぞれに違います。いずれの場合でも、子供がどんな風にその場で振る舞えるのか?がポイントになります。行動観察対策としては、とにかく前向きに明るくゲームや遊びに参加することです。

行動観察は小学校によっては方法もそれぞれに違います。
いずれの場合でも、子供がどんな風にその場で振る舞えるのか?がポイントになります。
行動観察対策としては、とにかく前向きに明るくゲームや遊びに参加することです。

目次

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□行動観察のパターンについて

例えば先生と何かのゲームを一緒に行うという場合には、先生が中心になってゲームなどを行います。
子供はその先生の指示通りに一緒にゲームに参加をして、歌や踊りがテスト課題になります。
最初に先生がお手本を見せてくれるので、きちんと模倣をして体を動かすという課題がよくあります。
この場合には、観察力や集中力が問われます。
あくまでも、先生と一緒に行うことに意味があるのです。
先生の掛け声に合わせて運動をすることや、動物の模倣をするという課題になります。

例えば先生がタンバリンを叩く音を聞き分けて、その数お友達と手をつなぐという簡単なゲームがあります。
これはとても楽しいゲームですがしっかりと音を聞いていないと、その数のお友達と手をつなぐことができません。
また、咄嗟にタンバリンの数だけの人数を集めなければいけないので、子供同士もとても慌てます。
そこで、もしもお友達を押したり、意地悪をするような場目が見受けられると、その中核になっている子供は行動観察面ではマイナス評価を得ることになります

■行動観察で見ている部分は??

ペーパーテストでも同じですが最初の数分間に、先生はその課題に対しての説明を行います。
ここがまずはポイントです。
少しでも聞き逃すと、正しいゲームや運動のやり方がわからなくなります。
それでは行動観察の意味がありませんので、まずは「人の話が聞けていること」が大前提になります。
その時に、「楽しもう」という気持ちで取り組んでいないと、ほとんどの場合には笑顔が消えてしまいます。

笑顔が消える原因はルールがわからない場合や、先生の言ってることが理解できていないという理由になります。
きちんと指示を聞けていれば自分が何をどうすれば良いのかがわかるはずです。
ここにも既に格差が生まれてしまうのです。
何をしたらよいのかがわからない場合にはどうしても、挙動不審になってしまいます。
これは集団行動の中では目立ち、協調性のなさや、集中力の欠如という評価にもつながるわけです。

 

■頑張りすぎてついつい・・

子供の中には高封しやすいタイプの子供がいます。
つまり集団行動の中でも、なぜだか、目立ちたいと考えてしまい大きな声を上げるなど、注意をされるような場面もあるわけです。
そしてついつい、ふざけてしまい、課題に不真面目に取り組んでいるような態度に見えてしまうと、やはりそこでも評価が下がります。
楽しく参加することと、ふざけてしまうこととでは意味が違い過ぎます。
そこを本人が認識できていない時点で、行動観察への対応が不十分となります。

乱暴で行動が大げさな子供は、かなり目立ちます。
本人が故意に場を乱そうと考えていなくても、その大げさな行動が乱暴で粗悪な態度に見られてしまうのは仕方のないことです。
くれぐれも注意をしてください。
普段から大きな声を上げるような癖があるタイプの子供は要注意です。

 

■共同作業や集団遊びについて

グループに分けられて子供だけで何かを作り上げる場合や、ゲームをすることが課題になります。
子供だけというのがポイントになります。
5人前後という小さなグループの間で子供通しの「かかわり方」を観察します。

自分の言うべきことが言えているか?
話合いという場を設けているか?
自己主張にばかり気持ちが走り、自己主張を押し通そうとしていませんか?

他人に共感することは、幼児の間には、まだハードルの高い問題です。

行動観察にばかり力を入れるということも、バランス的には良くないことです。
それでも、ペーパーテスト対策と同時に、塾などで行動観察の講座を受けることは有益なことです。
小学校側からすれば、教育方針とその子供がマッチングするかどうか?が一番の関心事であり、行動観察の評価目的になるのです。
行動観察を課せる小学校の場合には、ペーパーテスト同様に合否に関係する領域だと心得ておいてくださ
い。

 


□子供の性格は十人十色

集団でゲームをする場合でも、子供の持っている性格によって対応がそれぞれに違います。
たとえば、物静かで慎重にゲームに参加するタイプの子供と、何をするときにも、しっかりと振舞えるタイプの子供に分かれます。
またリーダーシップを取れるタイプの子供としては、常にテキパキと情報を頭に入れてすぐに行動に移せるタイプの子供もいるわけです。
評価のポイントは各小学校によってそれぞれ違うのです。

●共学校・・誰とでも常に快活にコミュニケーション能力を発揮できる子供の場合には、自分の意見もしっかりと主張できること一番の長所です。
そして周囲の意見をまとめることもできて、他の子供の意見に対して聞く耳も持つのです。
この能力こそが、名門共学校では行動観察時に、ポイントが置かれる部分なのです。
●女子校・・常にお友達と仲良く過ごせることや、行動観察の最中でも困っている子供がいたら手を差し伸べるような優しさを持った子供が理想とされています。カトリック系の女子校の場合には特に、女の子らしく清楚でありながらも、芯の強いタイプの子供が、高く評価されるのです。

 

■行動観察を制して合格するタイプの子供は?

まず家庭の中で実践するべきことは、自分のことは自分でやる、ということです。
朝起きたら自分で起きて自分で顔を洗い、身支度を整える一連の流れを自分だけで行えるかどうか?が肝心です。
配膳の準備を子供の役割と決めていた場合には、言われなくても家族の運のお皿を出したり、コップを並べるような気の利いた動きが出来ることも望ましいわけです。
常に時間を気に掛け乍らも、自分に与えられている仕事を黙々とこなすということは、幼い子供でもきちんと教えればできるようになるものです。

行動観察で一番大切なのは、当たり前のことが当たり前にできるということです。
だからこそ、塾で行動観察の練習をしていることだけに安心感を持たないようにしてください。
親として、家庭生活でのあり方がどれほど重要なのか?を考えながら、子供と一緒に受験準備を進めることが大切です。
これは学校別に考える部分と、基本的には変わらない部分とがありますので、親としても、きちんと捉えておいてください。


□行動観察対策は子供の性格次第

積極的な子供とお友達の気持ちを何も考えられない子供を同じように考えられません。
何でも自分が前に出ることが、当たり前と考えるタイプの目立ちたがり屋タイプがいます。
このような子供が行動観察の場面で失敗をしやすいタイプとなります。
物を独り占めしてしまうという間違った行動がその一つです。
その上先生の指示が聞けていないとなると致命的です。
但し、修復できそうな部分に時間をかけることで、行動観察時には、立派に振る舞えるようになるのは、積極的な気質を持った子供です。
やがて上手にリーダーシップを取れるようになれば、評価も上がるわけです。

消極的な子供の場合には全体的に印象が薄く、主張できる部分も少ない分、なんとも残念な結果になることも想像できます。
性格が優しすぎるというのは、本来は長所です。
それでも行動観察という部分で括ってしまうと、不利になる場合が多いのです。
もはや、行動観察に直面した際には、人見知りというのは何の理由にもなりません。
そこは親としてもシビアに考えておいてください。

■消極的な子供の対策は?

まずはお友達との時間をたくさん持つようにしてください。
家庭に招いて遊ぶという機会から始めると、引っ込み思案の子供も、少しずつお友達との関わりに慣れていきます。
自宅という安心感の中で、きっかけをつかんで次は公園などで、少しずつ積極性を養えれば良いのです。
親と一緒にいつもとは違う公園に出かけていつもと違うメンバーと自然に接することができるかどうか?という点もしっかりと親は観察してあげてください。

行動観察はテストだから、しっかりと乗り越えないといけないということを子供に説明をして対策の必要性を告げることも親の役割です。
「行動観察でたくさん〇をもらえるようにがんばろうね」という説明の仕方であれば、子供は純粋にがんばろうと思えるはずです。
そして幼稚園のお友達と幼稚園の終わった後にたくさん遊ぶというのは、最高の行動観察対策になります。
ここは親同士の付き合いもありますが乗り越えて付き合ってあげてください。

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