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小学校受験・指示行動に強くなるためにできる準備

小学校受験の多くの小学校では指示行動が課せられています。日常生活では聞きなれない「指示行動」はなぜ重要視されるのか?ということを親が今一度、きちんと理解をしたうえで小学校受験の準備に臨む必要があります。そもそも指示行動で子供が課せられることは何なのか?ということから、親としても知識として正しく理解できるように努力をしてください

小学校受験の多くの小学校では指示行動が課せられています。
日常生活では聞きなれない「指示行動」はなぜ重要視されるのか?ということを親が今一度、きちんと理解をしたうえで小学校受験の準備に臨む必要があります。
そもそも指示行動で子供が課せられることは何なのか?ということから、親としても知識として正しく理解できるように努力をしてください。

目次

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小学校受験では総合的な力で判断する

ペーパーテストを重要視するという小学校は存在します。
そのほかの小学校でも指示行動を一つの課題としている場合が多いのには理由があります。
指示行動をすることで、その子供の個性や本当の力を垣間見ることができるからです。
ある程度の緊張感のある試験当日という場面で、指示されたとおりの行動が出来ることは、一つの力を示すことになるのです。
指示を守るということは、人間生活の中では基本的なことです。
小学校受験の準備を始めたときに「指示行動」という言葉を見て、戸惑った人も多いのです。

一体、指示行動とはなに?

という点から親子で見直してその意味を捉えられるようにしておいてください。
簡単に言えば、先生に言われたとおりの「行動ができる」ことです。
体操なども指示行動の中に含まれるのです。
ただ単に言われた通りのことをすれば良いのでしょう?と安易に考えないようにしてください。
学校によっては、この指示行動に大きな配点を置いている場合もあるのです。
小学校受験において、どれほど指示行動が大きなウエイトを占めているのか?は子供が小学校に入学してからの素行にもつながっていくからなのです。

学校生活で穏やかに過ごすために

誰もが協調性を持って新しい小学校に入学をしてくるとは限らない、というのが辛口ですが小学校側が考える懸念点です。
つまり指示行動の場面で少しも指示を守れない子供や、学校側の意図に沿わないような行動を繰り返すようなタイプの子供には正直なところ、ご縁を与えたくないと考えるのが当たり前の点なのです。

先生から言われたとおりの行動をすることは、出来て当然のことです。
もしかすると、普段からこの子供は親の言うことも、幼稚園の先生の指示にも従わない子供なのでは?と思われても仕方がありません。

結局は受験の場面で指示行動に問題があれば、その分今後については懸念材料にしかならないということです。
どの小学校でも方針にそぐわない子供というのは、大変扱いにくく、学校全体の輪を乱すきっかけにもなります。
まずはそのような可能性のある子供かどうか?を選別するためにも指示行動を課題として与えているわけです。
学校側はあくまでも無理のない範囲で、幼児でも十分に理解が出来る程度の指示行動を出題しているわけです。

 


学校側が見たいのはその子供の協調性

学校に入学すると日々が指示行動の連続であると考えてください。
先生が指示した課題に取り組む場合や、危険防止のために指示されたとおりに行動をするなど、ある程度「指示行動」で司られているのが学校生活です。
その先に芽生えるのが自主性であり積極性でもあるのです。
まずは学校の中ではお互いに協調性を持って生活をしなければいけません。
その素地が受験の時点でどの程度育っているのか?が肝心なのです。

全く指示が聞けない、というのはその時点で論外だと思ってください。
指示を聞けないどころか、勝手な行動を繰り返すような子供が存在するだけで、学校の授業に乱れが出てしまいます。
指示行動とはそのような子供ではないかどうか?を見極める重要な課題であると親も知っておいてください。
どれだけペーパーテストで高得点を獲得できたとしても、まったく意味がないのです。


一度の指示で守れるという機敏さ

聞く耳というのは、お話の記憶などでも重要視されます。
そして指示を1度で聞くという能力も小学校受験では大切になってくるのです。

小学校受験でのキーポイントとなるのが、指示行動であることは言うまでもありません。
指示行動の試験では、出題する側が説明をしたうえで次の行動に移ります。
耳で出題されたことを聞いて、先生に言われたとおりに行動をするという2つの動作が必要になります。
これは5歳前後になると完璧にできるようになるものです。

集中力を持って人の指示を聞こうという姿勢でいれば、聞き逃すことはまずありません。
そして頭で理解をしようとするのも年齢相応の行動です。
そこには好奇心や意欲などが集約されているべきなのです。
子供としては、指示行動の場面でも本領を発揮しつつ、しっかりと動けることが望ましいわけです。

 


指示行動とは他人の真似ではない

指示行動の練習をしている段階から、周りの子供の行動を模倣してしまう子供もいます。
指示行動とは自分の頭で考えて行うことです。
しかも正しく聞き取らないといけません。
それが、どの程度できているのか?が考査されるのです。
その時点で周りの子供に対して視線を飛ばし、その行動を真似ているようでは全く意味がないのです。
それはすでに、指示行動とは言えないわけです。

周囲の真似をすればよいと、勘違いを起こしている場合があるので塾などでは強く注意をされます。
指示行動は自分の頭で考えて行動を起こすべきものなのです。
試験官たちは、周りの模倣をしている子供には厳しい評価を下さざるを得ません。
自分で考えて意欲的に行動を起こそうとしている子供の方が、当然評価が高くなるのです。
周囲に絶対に惑わされない強さを持つことも、小学校受験では大切なところなのです。


指示行動を完璧に到達させるために

まずは塾でも相当量の演習を積み上げます。
それはカリキュラムの中で重要な位置づけをされているからです。
また反復しながら覚えることも多く指示行動については、とにかく集中力と瞬発力が問われる課題だと認識しておいてください。
家庭でも対策はできないものか?と考える親も大勢います。
その場合にも家庭でできる対策がありますのでご紹介します。

まずは家庭の中で約束事を作り、それをどの程度守れるのか?という点を観察してください。
例えば夕飯の支度を始めたときには、自ら積極的に手伝いをしてほしいと、最初に指示を出しておきます。
いざ時間になったときに子供はテレビや遊びを中断して、親の出していた指示通りにうごけるでしょうか?こうして家庭の中でも指示行動の練習は十分に可能なのです。

 


指示行動には意欲が必ず感じられることが重要

指示行動には自分の意欲も常に出さないと意味がないのです。
ただ言われた通りに動くというのは、確かに必要な技量です。
それでもそこに、努力をしてきちんと指示を守ろうという子供の意欲が加わるだけで、目の輝きが増していきます。
周囲の行動には一切、感化されずに自分が聞き取った指示を完璧守って行動をするだけで、良いのです。
そこまでの到達度が難しいのが、指示行動なのです。
小学校受験全般を通して、「意欲」が漲っている子供というのは、頼もしい限りです。

何か間違った場合でも、意欲さえあればすぐに、立ち直れるものです。
意欲もなくただ受験当日に臨んでいる場合には、心が折れてしまうと、なかなか修正が利かなくなるものです。
そう考えるとやはり、指示行動についても自分の力をフルに発揮して全力で臨むという気合が必要になってくることを知っておいてください。
指示行動をする場合でも大切なのはその子供のやる気です。


指示行動は最後まで諦めずに続けることが肝心

塾や家庭でも指示行動の練習は欠かさないようにしてください。
そして受験当日までは常に指示行動についての意識を高めておく必要性もあります。

例えば、しばらく指示行動の連取をしないというだけで、すっかりとポイントが抜けてしまい練習をしてきたことが無駄になるという場合もあるのです。
また練習をすると何をどう守れば良いのか?ということが、子供の意識の中に戻ってきます。
そのためには続けて練習をする必要性があるのです。

指示行動で低い評価を得ることが絶対にないように、心して取り組む姿勢を親も忘れないようにしてください。
指示行動とは小学校受験においては、とてもウエイトの高いものです。
特訓をしなければいけない分野でもありますので、直前まで気を抜かずに指示行動については繰り返しておくことが重要です。
他人の真似をせずに自らが得た指示で頭の中で考えた通りに行動をすることが評価につながるのです。

 

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