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幼稚園受験で言葉の遅れはハンディになるか??

言葉の遅い子供も発達の上での個性とおおらかに受け止められる場合がほとんどです。 それでも、幼稚園受験を真剣に考える場合には、受け答えを円滑に行うために、言葉の 遅れはやはりハンディになるのでしょうか?実際に一番困るのは、幼稚園受験の面接での 場面だと思われます。すべては無理のない範囲で親がどの程度、幼稚園受験に向けて 子供のために力を与えることができるか?にかかっています。

言葉の遅い子供も発達の上での個性とおおらかに受け止められる場合がほとんどです。
それでも、幼稚園受験を真剣に考える場合には、受け答えを円滑に行うために、言葉の 遅れはやはりハンディになるのでしょうか?
実際に一番困るのは、幼稚園受験の面接での
場面だと思われます。
すべては無理のない範囲で親がどの程度、幼稚園受験に向けて
子供のために力を与えることができるか?にかかっています。

 

目次

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幼稚園受験は知能指数を観察しているのではない

例えば年齢相応の発達をしながらも、言葉の面だけが遅れているという子供がいたとします。
幼稚園側としてはまず、年齢相当の所作ができているかどうか?を観察したうえで、幼稚園に 入園してから、将来的に言葉が少しずつ出始めるかどうか?を考慮します。
ただ、言葉が出ないというだけで、最初から不利になるということはあまり考えなくても良いでしょう。

それでも、横でハキハキと受け答えが出来る同年代の子供がいれば、やはり親としては 発達上での遅れでは?と思い悩んでしまうわけです。
これはどうしようもない心の葛藤です。

では、社会性の発達の面で、それを上回るという育て方をすればよいのではないでしょうか?


言葉がおそくても基本的にできることが多い

例えば基本的な生活習慣がその子なりに、完璧であればあるほど言葉の遅れは気にならなく なるものです。
道徳的な面でどのような成長をしているのか?お友達との関わりの中で喧嘩は 悲しいことで、一緒に遊べることは喜ばしいこと、という観念を持ち合わせているかどうか? という内容を、幼稚園考査では熟練した面接官、試験官が見分けるのです。
そしてなによりも 心も安定感というものがどうなのか?という部分も重要視されます。

言葉だけが遅れているという場合には、そのほかの領域で十分にフォローが可能です。
ですので、 そのあたりの総合的な判断をするのは親であり試験当日に立ち会う試験官なのです。
一概に、言葉が遅いということだけで、幼稚園受験を断念することのないように、したいものです。
出来るだけ多くに人の意見を聞いて、言葉が遅れていることに対して意見を求めてみるのも良い 事ではないでしょうか。
あくまでも精神面がどの程度発達しているかどうか?を目安にその子供の年齢相応の成長を認めて受験を制限しないようにするのも親心です。

 

知能を図るためのテストではない

小学校受験のようにペーパーテストで、成績が合否の参考になるということはありません。
幼稚園受験の場合には、日々の暮らしの中で培う知的な訓練こそが、合否に大きく作用 刷ると考えてください。
2,3歳の時期に必ず身に付けておきたいことはいくつかあります。

・人の話を理解する力


・自分の気持ちを伝える力


・ごく普通の語彙力を持つ力


言語に関しては、どうしても盛って生まれたものですので、少しでも遅れていると気づいた時点で 親子で会話を通して子供の言葉を引き出す訓練を意識づけると良いでしょう。
家庭の中でなかなか 難しいという場合には、幼児教室などで個別対応を願い出て、言語関係の訓練の方法を親が習得するなど、努力をしてみてださい。


幼稚園受験は親次第というのは事実なの?

言葉の遅れや日常生活の面で、明らかに他の子供よりも理解が遅いなど、親がハンディを感じて しまう部分は何度払拭しても、拭いきれない不安材料となりません。
既に親の心理的な問題の中で 大きく陰りを落としている場合が多いのも事実です。
実際に幼稚園受験の場合には、子供の何かの 出来栄えが悪かったからという理由で、不合格になることは稀です。
最初に親の方が、しっかりと 合格を見据えた準備を始めること大切なのです。

良く言われる「基本的な生活習慣」というのは、小学生になった子供でもまだ、怪しい部分が多い子供もいます。
そのくらいに、案外と難しいことなのです。
毎日同じ時間に起きて自分で 洗顔をしてトイレに行って排泄をするということすら、習慣にならない子供も多いからです。
幼稚園受験を考える場合には、真っ先にこのような規則正しい生活を習得していただきたいと思います。

 

生活習慣の確立こそが心身の発達を助ける

日々の生活の中でしっかりと親子の間の絆を確立させて、子供は親の所作を見習い自分でも 一人でやってみようという意欲を掻きたてることが大切なのです。
幼稚園受験ともなると、受験生は 若干2,3歳の子です。
そのような年齢の子供にあれもこれも無理!と思われるのは当然です。
日常的な生活習慣の中に挨拶が含まれています。
親に対して自分の方から「おはよう」 「おやすみ」と言えるようになるのは大きな進歩です。
これも親が手本を見せて毎日家族間で 挨拶を交わしていることで子供は目で見て耳で感じることになります。
模倣であっても、自分の声で 挨拶を交わすということは、目覚ましい進歩と捉えるべきなのです。

結局は当たり前の挨拶などの中で、言葉は発達していくのです。
おはよう、という言葉でも 語彙の一つです。
子供に対しては出来るだけ言葉のシャワーを浴びせて、子供の方から、話をしてくれるようになるのを待つ姿勢も必要です。


幼稚園受験を決める前にやっておきたいこと

まずは誰に対しても挨拶を大きな声でできるようになりましょう。
幼稚園や保育園でも 人に対しての挨拶は礼儀の一環として必ず教えます。
それを言葉が遅いと悩む子供でも できるようになることを目標にしてください。
そして先生が話すことの内容を理解して 片言でも何とか答えようと努力ができるような子供に育ててください。

言葉の面では家の中にある生活道具や絵本の中にある「物の名前」を一緒に復唱するなどして 一つでも多く覚えられるように努力を重ねてください。
そんな親の小さな努力が必ず花開く 瞬間が訪れるのです。
それを信じて日々の努力を怠らないようにしてください。
基本的に重要なポイントです。

 

言葉が遅くても心が安定している子供は有利

お喋りが饒舌でとても得意であっても、少しも心が穏やかでない子供は、どうしても落ち着きがありません。
やや、多動なのか?という判断を下される場合も少なくはないのです。
それよりも、言葉はゆっくり だとしても、精神的に落ち着いている子供は必ず有利なのです。
一つのことにコツコツと打ち込める ような集中力が人よりも養われている場合も多いのです。
自分の頭の中で言葉が浮かんでいても、なかなか 言えないだけという場合も多いのです。

普段の家庭生活で言葉が遅いことも十分に理解をしたうえで、絵本の読み聞かせなどを しっかりとして、親が子供に穏やかな気持ちで話しかける習慣をつづけていることで、必ず何らかの結果に、つながるのです。
したがって結論としては、言葉が遅いというだけで不合格に なるということはあり得ないということです。
結果的には総合的な判断によって合否が決まります。
ギャンギャンと泣くような子供や親と離れて何も手につかない子供など、年齢的には様々なアクシデントが待ち構えていることは、幼稚園側も教育者として予め予想はしているのです。

 

最終的には親の教育方針がすべて

子供が不合格要素に直結する言葉の遅れを持っているからと言って、自分たちの役割を過信しては いけません。
家庭の教育方針こそが、絶対に大事にしなければいけない点なのです。
家庭の教育方針と 入園を希望する幼稚園の教育方針に温度差がないことが一番の理想です。
そして父親母親の中でも 意見を統一させておくことが重要ポイントです。

そこを怠り、親が言いたい放題のことを伝えることは マイナスイメージを試験官に与えるほか、ありません。

幼稚園を無事合格させるためには、幼児教室の先生にもよく意見を聞いて子供の改善点を相談してみると良いでしょう。
同時に親として毅然とした態度で取り組むことが必要です。
言葉の 遅れについては、家庭で日常生活の上で、精一杯の努力をしてください。
そして受験当日までは 何事も諦めずに前進できるように、子供を励まし、親もそれをハンディと決めつけずに挑んで ください。

 

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