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4~5歳児の特徴と「伸びる子」に育てるための土台作りのポイント

4歳・5歳になると、おしゃべりがますます上達し 他人の気持ちも理解ができるようになっていきます。また、習い事を始めるお子さんが多いのもこの時期です。親としても子供のやる気や才能を伸ばしてあげたいものですよね。子供が、夢中になることは集中力を高めるためには効果的です。小学校入学後、学習を進めるためにも集中力は必要になります。

家庭での環境作りは、親でないとできないことです。
子供の成長を育むためにも親子のコミュニケーションは大切になります。
今回は、4歳児・5歳児の特徴と この時期の子供と接する際のポイントを紹介します。

目次
▼ 大脳が発達し認知能力が大きく伸びる4~5歳児
▼ 日常会話が上達する4~5歳児
▼ 小学校で伸びる子は「夢中になれる」ことと「素直さ」を持った子供
▼ 4歳・5歳児の習い事は 子どもの才能を伸ばすチャンスにつながる
▼ さいごに
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大脳が発達し認知能力が大きく伸びる4~5歳児

4歳を過ぎた頃から、大脳の発達とともに認知能力が大きく伸びてきます。
その結果、時間空間の理解が進み、自他の区別がついて周りの人の気持ちを理解できるようになってきます。



我慢ができるようになる

幼稚園や保育園での生活が始まると、集団の中で過ごす時間が増えていきます。
先生や友達と接していく中で、相手の気持ちを考える力が少しずつ身についてくるのです。

自分の気持ちだけを通そうとすると周りから受け入れないことがあることも理解できるようになり、我慢する力も獲得していきます。
家の外でがんばっている分、ママやパパに甘えてくるのもこの時期の特徴です。



自分の気持ちと他人の気持ちの違いを理解できるようになる

2~3歳頃の子供に「意地悪をしたらお友達が悲しむでしょ!」と伝えても、理解ができないことが多いようです。
一方、4歳を過ぎた頃から少しずつ周りの人の気持ちが理解できるようになってきます。

これは、大脳が発達して認知能力が大きく伸びたためです。
お友達と接していく中で、自分と他人の違いに気づき、自分の気持ちと他人の気持ちは必ずしも同じではないことが理解できるようになってくるのです。

日常会話が上達する4~5歳児

子供は、4~5歳の頃になると母親や父親が話している言葉に耳を傾け、真似をするようになります。
親との会話が、子供の脳を刺激しているのです。
言葉の刺激が多い子供は、学習の土台がしっかりできて 小学校に入学してからの学習に適応できる脳になっていきます。
しかし、「なぜ?」「どうして?」が増えて母親や父親を困らせることも多くなってきます。



語彙数が増えて理由が説明できるようになる

4歳頃になると、言葉の数が増えて日常会話がスムーズにできるようになっていきます。
幼稚園や保育園でのできごとを楽しそうに教えてくれるなど、我が子の成長を実感できる年齢です。
でも、言葉の善し悪しがわからずに汚い言葉も真似します。
そのようなときには「今の言葉は聞きたくないな」と教えてあげるとよいでしょう。

また、母親や父親に叱られると「だって」と言って理由を説明するようになるのも 4歳頃です。
言い訳をしているように思われるでしょうが、子供の成長の表れだと思ってしっかりと聞いてあげましょう。



現在・過去・未来の区別をつけて説明できるようになる

現在過去未来を認知できるようになるのも 4歳頃です。
記憶力も高まり、「この道、パパと通ったことがあるね。」など、これまでに行った場所や経験したことなどが会話の中に含まれてきます。

また「前にもこんなことがあったから、明日もこうなったらいいな!」など、未来を予測して話ができるようにもなってきます。

小学校で伸びる子は「夢中になれる」ことと「素直さ」を持った子供

子供が4~5歳頃になると、そろそろ小学校入学のことを考え始めますよね。
小学校に入学してから成績が伸びる子に共通していることは、「夢中になる」ことと「素直さ」です。
小学生になるための土台作りとしても、親として次のことに心がけるとよいでしょう。



興味のあることを最後までさせよう!

4~5歳頃の子供には、夢中になれるものをみつけ、最後までやり遂げる経験をたくさんさせてあげましょう。
好きなことに熱中する経験を繰り返すことで、集中力が培われていきます。
将来子供がどのような道に進んでも、たくましく社会を生きる力を手にした大人へと育っていきます。



子供の話は最後まで聞こう!

4歳~5歳になると自分の思いや今日あったことなどを、たくさん話してくれるようになってきます。
お話の内容もしっかりしてきますが、話が断片的だったり話の流れが不自然だったりすることはよくあることです。
そのようなときでも、話の途中で口を挟んだりせずに最後までしっかりと聞いてあげましょう

また、つい親の聞きたいことだけを質問しがちになりますが、子どもの話したいことや興味のあることをじっくり聞く姿勢も大切です。
お母さんやお父さんの このような接し方は、子供に安心感を与え 頭をフル回転させて夢中で話をする環境をつくります。



成功体験をしっかり褒めよう!

子供の成功体験を認め、褒めることで自信が生まれ、次への挑戦意欲が高まります。
子供を褒めるときのポイントは、行動のすぐ後に具体的に褒めることです。
たとえ、英語の勉強でスピーチがうまくできなかったとしても「最後まで諦めずに話そうとしてえらかったね!」と努力したことを褒めてあげましょう

また、「次はこれができるようになるとすごいね!」と条件付きで褒めることも子供の意欲を高める良い方法です。
日常生活の中で、「大好きだよ」「かわいいね」「パパとママの宝物だよ」などの無条件の褒め言葉を多く言われて育った子どもは、自己承認欲求が高まって賢い脳に育つと考えられています。

4歳・5歳児の習い事は 子どもの才能を伸ばすチャンスにつながる

子供が 4歳頃になると、習い事を考え始める お母さんは多いですよね。
好奇心旺盛な子供に育てるためには、4歳頃から習いごとを始めることはいい事なんですよ。



才能の原石をみつけよう!

子供の才能は、未知数です。
その才能の原石をみつけるのが母親や父親の役割です。
母親や父親が習い事と出会うチャンスをつくらなければ、子供の才能は埋もれたままになってしまうかもしれません。
早い時期に得意なことをみつけてあげることは、子供にはプラスになるはずです。



習い事を4~5歳児から始めるメリット

小さい頃から習い事を始めると、子供の可能性を広げられるというメリットがあります。
プロのピアニストや一流アスリートは、幼児期から始めていることがほとんどです。
習い事を通して自信や達成感を味わい、強い心を育ててくれることだってあります。

習い事では専門の先生が教えてくれるので、効率的にその子の能力を引き出し、着実に上達させてくれます。
技術や能力だけではなく、精神力コミュニケーション能力も育つことも期待できます。



4~5歳児におすすめの習い事

  • スイミング
    全身を鍛えることができて、丈夫な身体作りにはとても効果的です。
    スイミングは、全身を動かすので脳の発達にも効果的と言われています。

  • 体操教室
    運動の基礎を身につけることで、バランス感覚が養われていきます。
    日頃の遊びの中では身につけることが難しい基礎運動を系統的に習得できるのが、大きなメリットです。

  • 英語教育
    小学校で英語が教科になったことで、幼児期の英語教育も注目を集めています。
    幼児期からの英語教育は、専門家の間でも賛否が分かれています。
    英語の早期教育は必ずしも必要ではありませんが、バイリンガルに育てたいのであれば 有効だといわれています。



習い事は子供の気持ちを大切にして決めよう

親としては、我が子に希望を託して習い事を選びたくなるものですよね。
でも、大切なことは子供の興味がどこにあるかということです。
興味のないものを無理矢理させても苦手意識を持つだけで逆効果です。

まずは、習わせたい習い事の体験教室などに参加をして興味を誘ってみてください。
始めは興味がわかないことでも、実際に経験してみたらやりたくなることだってあります。
また、始めてみたものの途中で飽きてしまうことだってあるでしょう。
そのようなときでも、無理強いはいけません。

さいごに

私立小学校や国立小学校へのお受験の準備をする際にも子供の成長を把握した上で進めたいものですよね。
4歳~5歳の時期は、昨日したこと、今日あったことなど時系列を理解できるようになっていきます。
ですが、まだまだ初めて知ることや初めて体験することがたくさんある時期でもあります。
何度も繰り返すことによって、少しずつできるようになっていきます。
子供の気持ちに寄り添いながらお受験の準備を進めることで、お子さんも安心して学習などに取り組みやすくなります。
子供の頑張りを褒めて子供のやる気を育んであげましょう。

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