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小学校受験の第一歩!まずはその子の性格に合う進め方が必要

親がどれだけ躍起になって、小学校受験は勢いだけではまかり通りません。そこはどの親御さんも最初からわかっているはずです。性格によって、通う塾の雰囲気や、お受験対策も微妙に変わってくるのは致し方のないことです。ただどのような塾に通うとしても必要なのは、「落着き」です。これは習い事と同じで、集中力を養うことで身に付きます。

親がどれだけ躍起になって、小学校受験は勢いだけではまかり通りません。
そこはどの親御さんも最初からわかっているはずです。
性格によって、通う塾の雰囲気や、お受験対策も微妙に変わってくるのは致し方のないことです。
ただどのような塾に通うとしても必要なのは、「落着き」です。
これは習い事と同じで、集中力を養うことで身に付きます。
家の中でもずっと多動で困る、というお子さんの場合には、お受験という堅苦しいお勉強の中で早々に寝を上げてしまう可能性もあります。

目次

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落ち着きのない子に受験は無理??

幼児期において落ち着きのない子というのは、紙一重で「元気溢れる子」と評価されます。
ただ、小学校受験の場合にはなかなか、そのようには行きません。
そこがポイントだと考えておいてください。
では、落ち着きのない子に対して、どのような教育を施せばお受験対応が出来るのでしょうか?落ち着きのないお子さんを持つ親であれば、だれもが知りたい部分だと思います。
まず10分間、その場に座って一つのことに集中できるように家庭でも訓練をして下さい。
このときに、「さあ訓練するよ」などという声掛けは全く不要です。

それよりもお子さんが普段から遊んでいるおもちゃや、好みの遊びに付き合ってみてください。
そして10分以上はその場で集中できることが、一番の目標点です。
そこから始めることが重要です。
この前段階がクリアできていない状態で、お受験塾に入ってくるのは、なかなか厳しいものです。

まずは10分座っていられれば上出来

お受験の世界では、その場でじっと何かに取り組むということを基本としています。
人の話を集中して聞けない子には、とても苦痛な訓練になりますが、そこは親が最初に理解をしておいてください。
そして、好きな遊びやゲームでも良いので、その子の10分間キープを毎日の日課にしてみてください。
そうすることで、少しずつ落ち着きを取り戻すものです。
お受験に挑みたいと考えた時点で、最初に親が取り組むべきことは「落着きのある子」に育て上げるということです。
高いハードルを設定する必要はどこにもありません。
数分~から始めれば良いのです。
幼児は基本的にいつも体を動かすことで、欲求を満たすものです。

塾に通うという前提で、座っていられる時間を少しずつ延ばすことが出来ればそれで上出来です。
やはり落ち着きのない子は、何かにつけて不利な思いをするものです。
そうならないように親がしっかりとお子さんを指導して、塾に送り出すような気持ちが必要です。
お受験の準備は、どちらかと言えば「文化系」の落ち着きを必要とします。
普段からTPOを弁えて過ごせているお子さんの場合には、体操や行動観察の折には、行動的になれるものです。
つまり、落ち着きのある子はマルチ対応が可能ということにつながります。

 



スパルタ教育の塾は合わない場合も

落ち着きの訓練を少しずつしているようなタイプの子には、英才教育型の集団授業は厳しい壁になります。
講師をしていた時代にも、確かに落ち着きのない子がいました。
親は教育費をつぎ込んで、なんとしてでも落ち着きのある子にしたいと苦心されていましたが、結果的に長続きせずに辞めてしまうという結果になりました。
生まれた時から何となく落ち着いている子もいます。
そのようなタイプの子は、親が何も言わなくてもその場の空気を「読める」才能を発揮しているわけです。

ペーパー中心で個別指導には力を入れていないタイプの塾の場合には、必ず多動の子は、どこかで落ちこぼれていきます。
講師の方も結果を出そうと必死です。
本来は競争心を煽る集団授業の場で、その子一人が進行を妨げるような場合には、退室という厳しい措置を取るほかないのです。
そこには幼児だからという甘えは採用されないと考えておいてください。
人様の邪魔をするということ自体、既に小学校受験の路線から外れた悪態なのです。
お受験とはそのようなものです。

どうしても「スタンダード」が愛されるのです。
普通であることのむつかしさは、親が敏感に感じておられることだと思います。

人の話に注目をすること

落ち着きのない子は、人の話を聞くのが苦手です。
こちらが目を見て話していたとしいても、話半分で、すぐにその場から立ち去ろうとします。
何がそうさせてしまうのでしょうか?病的な多動症というものは確かにあります。
ここでは取り扱いませんが、性格的な多動は何とかして改善の糸口を見つけたいものです。
お受験勉強だけがその方法ではありません。
その子が集中できる遊びを見つけて、その場でじっくりと取り組むという環境をまずは作ってあげてください。
そこからが訓練です。

親がお子さんに話しかけるときにも必要なことがあります。
まずは目をみてもらうことです。
注目させてから、ゆっくりとした口調でその子に話しかけるのです。
できれば言ったことを、その子の言葉でもう一度再現させてみてください集中して聞けば、聞き漏らすことも少なくて済みます。
人の話に集中をしていないと、すぐに席を立とうとするのが特徴です。
365日の生活の中で、短い会話でも、何でもよいのです。
人の話を真剣に聞くという姿勢をまずは確立させてください。
そこが基礎部分になります。



集中力のない子=実は好奇心が旺盛な子

すぐにその場を立去ろうとして、落ち着きがなくなるということを冷静に考えてみると、何事に対してもアンテナを張り巡らせ好奇心が旺盛だからこそ、ついつい、あれもこれも!という状態に陥っていると考えられます。
それも個性と考えるのは、我が子に対して親が持てる感情ではなりません。
それは親にとっては大いにマイナスポイントであり、焦りの原因にもなるからです。
では、どの好奇心旺盛な子の集中力をどう養いますか?

例えば、集中してくれている間に何か問題を解いたとします。
その時にスムーズにお子さんが理解を示し、正解を導き出せた時がチャンスです。
教える側はその子の「できた!」に寄り添うべきなのです。
自分の力でその問題が解けたという自信を武器にするわけです。

お子さんは、煽てられることが大好きです。
ついつい調子に乗ってしまうほどです。
その心理をうまく利用して「すごいね!」「もう一回やってみて!」と、好奇心を呼び覚ますような言い方で誘導していきます。
これが塾の講師が使うテクニックです。

褒められると誰だって嬉しいもの

乳幼児期から、何となく落ち着きがない、元気が有り余っているタイプの場合には、早期に何らかのお稽古事や幼児教室を検討することをお勧めします。
親はどうしても感情的になってしまうものです。
少し引き気味に見守れる環境を与える必要があります。
少しの訓練で、お子さんは少しずつ落ち着きのある子に変化して行くわけです。
その時に、お受験適齢期を迎えていれば尚のことです。

落ち着きのない子に対して怒号を上げているようでは火に油です。
これも親は一番よく理解していることでしょう。
ゲームでも遊びでも何でもよいのです。
その子がその場にじっと座れることが最初の段階です。
この部分をまずはクリアできるよう親子で努力をしてみてください。
そこからお子さんの様子や性格的なものを見極めて、ペーパーテストを一緒に解いてみるなど工夫をしていけば良いのです。
今、落ち着きがないからと言って、全てを諦めなくても大丈夫です。
必ず何らかの突破口があります。
どうしても何を試みても、落ち着きがないという場合は、お受験自体にお子さんがストレスを感じている場合もあります。
そのあたりはお子さんの性格を見極めてきちんと対処するのが親の役割です。
お受験はお子さんの性格に見合った内容で進めるべきです。
無理のない計画を立てて、親子で一緒に頑張るというスタンスを持ってください。
それが成功の秘訣でもあるからです。


無理強いと親の欲は裏目に出る

親がどれだけ完璧な環境を整えたとしても、その声掛けや接し方に問題があるとお子さんはそれ以上、伸びません。
これは事実です。
ですので、きちんと日々の暮らしのリズムを整えてお子さんには常に、倫理的なことを優しく説くような親でいてください。

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