世界に通用する子供を育てるお受験総合ブログ

全国の幼稚園小学校中学校幼児教室を探す
お受験TOWN[お受験タウン]ホーム >

有名幼稚園卒じゃないとお受験は無理??それが間違いです!

小学校受験に向かうためには有名幼稚園卒でないと厳しい!という間違った噂を信じて思い悩むことはありません。実際に保育園卒の小学校受験組も大勢います。保育園に預けているということは、ほとんどの場合がワーママ(働く親御さん)ということになります。

小学校受験に向かうためには有名幼稚園卒でないと厳しい!という間違った噂を信じて思い悩むことはありません。
実際に保育園卒の小学校受験組も大勢います。
保育園に預けているということは、ほとんどの場合がワーママ(働く親御さん)ということになります。
それでも十分にお受験に対応されている方が多いことを、お伝えしたいと思います。

目次

スポンサードリンク




最初からお受験が不利などと思わないこと!

保育園児は朝の登園から降園までのお時間が相当長いことは事実です。
幼稚園に通う子の場合には、3時頃に帰宅をしてそこからお受験塾や習い事に通うというのが定番です。
その時点で、日々自由に使える時間の差を感じてしまってはいませんか?それは確かなことですが、案外と保育園児の親御さんは時間のやりくりが上手という印象があります。
例えば、通塾はお休みの土曜日に集中させて、平日は夜のわずかな時間と朝の時間に決まった分だけペーパーのおさらいをするという方法が良いと思います。

実際に自由な時間が多いとされている幼稚園児の過ごし方と比べると物理的な時間の少なさは否めませんが、その分、集中力で勝負が出来るというのが講師の目線からの印象です。
ある程度、親と離れて過ごす時間が長いので要領もよく、聞き分けのある子が多いので、指示も入りやすいというのが保育園児さんをお預かりして受験塾で指導をしていた時の感想です。

メリハリの付きやすいタイプの子が多い

保育園では自由保育の時間も長くなります。
その分お子さん同士のやり取りや小さな社会化が日々進化していくのです。
喧嘩をしても仲直りをする方法を自分たちで会得していくというのが保育園児の特徴でもあります。
これは、幼稚園児よりも、どこか逞しく安心感のある要素ではないでしょうか。
そうです!隙間時間というものを存分に親子利用しながら、お受験に短期集中で向き合うというのが保育園児さんに向いているお受験準備です。

親も働いているということは、幼心に焼き付けているものです。
帰宅してからはてんてこ舞いにお母さんが料理を作る姿を毎日見ていると、自然にお手伝いの気持ちも芽生えるわけです。
それが、行動観察や個別面接の折には大いに役立つということです。
4,5歳児の自立というのは、当たり前に自分のことが自分で出来ることです。
小さな自立というものは、幼稚園児に比べる保育園児の方が目立っているように感じます。
そして、家の中での自分の立ち位置というものを、心得ているようなお子さんが多いように思います。
親が自分のことを当たり前に構ってくれるであろうという考えは持たず、できることはやろうという気持ちが育ちやすい環境に置かれているわけです。



保育園に預けていると受からないという風評は一掃すること

私立小学校に合格するためには有名幼稚園に通っていることが絶対条件でもあるかのように、噂が流れているときがあります。
そのことが合否にどのように関係するのでしょうか?幼稚園に通っているから万能ということは何を持って証明されるのでしょうか?そう考えるとお子さんの生まれ年が同じである以上みんなは平等なのです。
一昔前の保育園に対してのイメージは、近々になって大きく様変わりしていることが時代の流れです。

保育園という場所を一括りにするのではなく、お受験に向きやすい保育をしてくれる保育園を探すということも、親御さんの中では大きな選択肢になります。
初めから、保育園に対して諦めの気持ちを向けることはありません。
保育園児、幼稚園児に関わらず、日々の保育がどのように展開されているのかが肝心なのです。
そこに尽きます。

自由保育ばかりの保育園は要注意

ほとんどの時間を「自由保育」という時間に費やしている場合には、明らかに別途、お受験向けの準備が必要になります。
それでも志望校が「行動観察」に重きを置いているような場合には、保育時間での過ごし方自体が、本人にとっても集団行動対策になります。
当たり前ですが、喧嘩をしてはいけないわけで、人のものを奪うようなことも許されません。
お子さん同士で話し合う時間も、譲り合う気持ちもそこでは芽生えるのです。

それでもそれは勝手なルールが成立している場合がほとんどです。
自由に遊ばせているときに「保育」は介入しません。
怪我さえしなければ大丈夫といような見守り状態です。
そこで、必要になるのが集団行動対策になります。
ある程度規律のある中での、自分の過ごし方やあり方を学ばなければいけません。

100%自由保育で育った子は不利になりがち

何でも自由であることが、当たりまえになってしまうと指示行動などが、かなり窮屈に感じてしまうものです。
これは当たり前のことではないでしょうか?行動観察や自由遊びという試験科目に対してどのように対峙して行けば良いのでしょうか。
そのあたりをきちんと対策しなくてはいけなくなります。

作為的に何人かのグループに分けて何かを協力しあって作り上げるというような目的意識に団体で向き合うということは、保育園児には苦手科目でしかありません。
幼稚園児の場合には共同制作などの時間を経て仲間と助け合って一つの目標に向かうという時間を大事にしている園に通う以上は、良い経験が積めるわけです。



お受験に大事になる一斉保育の重要性

保育園の中には一斉保育をある程度の枠を持って実施しているところもあります。
この場合には、集団行動は身を持って学ぶことになります。
逆に一斉行動の経験がない子にとってはまるで何事が起きているのか?という傍観者のような気持ちになる可能性もあるのです。
ここは大きな格差が生まれやすい部分でもあります、

この場合には、余暇を使ってお受験塾に通い、集団行動のレッスンを繰り返す方が安全です。
どの小学校を受験しても、行動観察の部分でこの認識が欠けている子は不利な評価が下ってしまいます。
家庭においてはお利口で、何でもお手伝いが出来るような子でも団体行動の場面になると、手も足も出ないというのはお受験の世界ではかなり不利になるのです。

上手に調整をしてマルチな5才児仕上げた親御さん

保育園に通っている時間はほとんどが自由保育であるということで、なかなか指示行動や共同作業が苦手ということで、塾には行ってきたお子さんがいました。
実際には活発で飲み込みの早い子でしたので、数カ月の間、集団授業のクラスに入り、行動観察や絵画作成などを集中的に取り組んでもらいました。
すると、これまで経験をしたことのないような時間の流れ方に、最初はかなり戸惑った様子を見せたお子さんもいました。
それでも、普段から保育園で「叩き上げた根性」がある子でしたので、すぐに馴染めて、何事も積極的に吸収しようとし始めました。
言われた通りの指示を守るということや、仲間と助け合って何かを作り上げるという達成感を一度でも味わうと、お子さんは「またやってみたい」と感じるのです。
何事も経験が勝ります。
言葉や説明よりも、まずはその場にお子さんを置いてみるという親御さんの勇気が必要になります。


見事なリーダーシップが取れた子

保育園の自由保育の中で、お友達と「折り合いをつける」ことを学んできたお子さんは、すぐに集団行動や、行動観察時にリーダーシップを取れるようになる傾向があります。
これは素晴らしい才能であり、その子の資質を物語るものでもあります。
いわゆる社会生活というものを、幼稚園児よりも一足先に若年齢のころから体験しているという強みが功を奏するのです。
そう考えると非常に骨太な5才児であることがわかります。

それが個性として、試験官には映ります。
個性のない幼稚園児よりも、きらりと光る特性を持ち合わせる保育園児の方に見事に軍配が上がります。
それが行動観察や集団行動で評価される部分でもあるのです。
そう考えると保育園児がお受験に弱いというのは、覆せる事実でもあるわけです。
親御さんもそのあたりを理解されると、何も卑下することはなくなります。


お受験のために転園は可哀そうな選択か?

お受験塾に通っていた保育園児の親御さんが、ある日突然に幼稚園への編入を決めたと報告をくださいました。
これまで長い期間慣れしたんでいた保育園をやめて私立幼稚園に通い出したその子は、何もかもが違う環境で最初は慣れずに登園拒否にもなったそうです。
確かにお受験準備の上で幼稚園に転園というのはよくあるパターンです。
それでも、環境に馴染めないというリスクをよく考えておいてください。

お子さんの場合には、まだまだ年齢が小さい時期です。
何もかもがうまく行くとは限りません。
親が最善と考えた選択が凶と出る場合もあるのです。
それよりも保育園に通いながらのお受験準備を考えた方が、お子さんの環境を変えずに済むのではないでしょうか?お子さんにとっての大敵は環境の変化による不安です。
これほど、お勉強の効率を下げ、何をするのにも無気力にならざるを得ない状況はないのです。
そう考えると非常にデリケートな選択ということにもなります。

 


保育園とは違う知育教育を土日に考えてみる

土日も幼児教室やお受験塾を開講している場所は多くあります。
そこを大いに利用して、お子さんの環境を変えずに保育園児にもお受験チャンスを与えるというのも、現在は珍しくなくなりました。
働く親御さんが増えるとその分、保育園児も増えるのです。
これが社会の状況です。
有名幼稚園に通いながらも、余り馴染めずに小学校受験の準備に手間取る子もいます。
あえて言うのであればお受験に向いていないと感じるお子さんもいます。

逆に保育園児でも、好奇心旺盛で吸収が早く何事にも懸命に取り組めるということでお受験に向いているお子さんもいるのです。
ですので、普段の環境の差を合否に直結して考える必要はどこにもありません。
それよりも保育園で経験できないことを、家庭やお受験塾、幼児教室という場所の力を借りて体感させることが重要なのです。


自由さと利発さを持ち合わせるお子さんは有利

融通が利くというのは、子ども時代から通用する言葉です。
いわゆる頑固なお子さんよりも、何事も受け入れて融通が利くお子さんは塾には行ってもどこに行ってもとても、歓迎されます。
それはお子さんに順応性がある証拠です。
このような個性をどんどん磨いて、小学校受験本番までの時間を働く親御さんと共に過ごして、良い結果を招き入れるということも家族の共同作業です。
是非とも、保育園児であっても平等に扱い、お受験にチャレンジするということは意味のあることと捉えて頑張ってみてください。

スポンサードリンク



TOP