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清泉小学校・受験対策

神奈川県の鎌倉市という静かな住宅街に位置する清泉小学校は、カトリック系の小学校です。自然豊かな学校内では子供たちが伸びやかに学びます。女子は付属の中学校に入学しますが。男子は中学受験をして名門の中学への進学が多いことでも有名です。

神奈川県の鎌倉市という静かな住宅街に位置する清泉小学校は、カトリック系の小学校です。
自然豊かな学校内では子供たちが伸びやかに学びます。
女子は付属の中学校に入学しますが、男子は中学受験をして名門の中学への進学が多いことでも有名です。
時代の流れに乗って、タブレット端末での授業などが画期的に行われている点も、特徴的です。
平均的に倍率は1.2倍程度となっています。

目次

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清泉小学校の入試傾向は?

入試内容としては、プリント、絵画制作、行動観察という分野で出題がされます。
どの内容に対しても「楽しい」「嬉しい」という気持ちを持って取り組めるかが、合否の分かれ目です。
学校の教育方針に沿って、行動観察の場面でも常にお友達を思いやれるかどうか?自分の言葉で意思を伝えられるかどうか?という点がポイントになります。
その上、指示をきちんと聞けることが重要ポイントとなります。

・ペーパーテスト
・行動観察
・制作
・面接


 

が行われて総合的な判断で、合否が決まるということになっています。

ペーパーテストの内容

所要時間は30分1クラス15名の集団で行われテストです。
ペーパーテストの領域は広く、満遍なく準備をしておかないと、取りこぼしがあれば点数に響いてしまうような状況です。

・図形
・数量
・推理
・思考
・弁別
・絵の記憶
・お話の記憶
・同類発見


 

これだけの範囲のペーパーテストを30分でこなすということは、1問あたりに費やせる時間は短めと考えてください。
つまり各領域の問題に慣れて十分な演習を積んでいないとなかなか、対応しきれない部分も多いということになります。

 

数量の問題について

数量の問題というのは、数感覚が幼児なりに備わっていれば楽しみながら学べる分野です。
難しく考えなくても日常的に、おはじきなどで数を人数分に分けるような操作ができればそれで大丈夫です。
難易度の高い数の問題は清泉小学校では過去にも出題はされていません。
当たり前の常識の範囲で、数がわかっていることが前提です。

一応、20までの数字を数えられるようにしておくことは基本です。
数感覚というのは、小学校受験の準備を通して常に意識をしておいて欲しい分野でもあります。
子供も、数に対して苦手意識を持たないようにすることが肝心です。

 

「記憶」の問題について

記憶の問題にはいろいろと種類があります。
まずはお話や絵の記憶については集中力が問われます。
出来るだけ多くの過去問などを練習しながら問題の内容に慣れることが肝心です。
お話の記憶の場合にはまずは耳を澄まして内容を聞き取らないといけません。
位置の記憶や絵の記憶の場合には、提示されたものの、何か特徴を一つだけでも掴んで、覚えておくほかありません。
つまり記憶系の問題には、テクニックというより、慣れの方が肝心なのです。

なかなか一朝一夕にはいかない分野が記憶系の問題です。
何度も繰り返して類題に挑んで、自信を持つようにしてください。
気分が散漫なタイプの子供は、とにかく集中力を保つことがまずは苦手です。
小学校受験の準備を家庭だけで完結させようと考えている場合には、この分野は至難になります。
それよりも塾に通い、ある程度のテクニックとコツを伝授してもらう方が絶対に理解をする早道になります。

読み聞かせを日常化して、本の内容を掻い摘んで子供に質問をするなど色々と記憶の問題に強く慣れるように、生活の中でも工夫をしてあげてください。
子供はとにかく慣れによって力を蓄えます。
記憶系の問題に強くなるためには、やはり演習が欠かせません。
そこを親も理解をして取り組むようにしてください。

 

同類発見について

同類というのは様々な問題の種類があります。
例えば同図形発見であれば、お手本の絵を注意深く観察するだけで、右側の絵を選べばよいだけです。
観察力さえあれば、間違うことはありません。
同類となると、同じ季節や同じ原材料から出来た食品などを選別するという内容になるのです。
これは慣れていないと難しい問題になります。
同類発見は、常識の範囲でもありますので、幼児なりに物をよく知っていることが問題を解く場合でのポイントになるのです。

理解をするまでに時間のかかる分野は夏休みや冬休みなどの講習を大いに利用して、塾でブラッシュアップすることをおススメします。
年長になってからでも十分に克服できる分野は多いのです。
ペーパーテストの領域も、生活知識と直結するものが多いのです。
いずれの場合でも、話をよく聞いて集中力を持って答えるということが望ましいからです。


行動観察について

所要時間は30分で自由遊びを行います。
実際には運動系がほとんどになります。
平均台を歩くものや、ボール、縄とびなどがあります。
行動観察の場面ではとにかく、左右の指示まできちんと聞き分けているかどうか?がポイントになります。
これは普段から親の言うことを最後まで聞いてその通りにできるかどうか?という素地の部分が確立されていないと、付け焼刃でどうなるものでもありません。
それよりも日々の生活の中で人の話を聞く、聞き漏らさないという習慣を根付かせる方が先決です。

それの応用として集団授業の場面でも、他の人の視線や気配に何も惑わされずにきちんと指示を聞けるような集中力を身に付ける必要があるわけです。
それが塾でしか学べないチャンスでもあります。
家庭だけでは、どうしても限界があります。
そこは親も理解をして第三者の力も借りて、子供を本番までの間、スキルアップさせられるように工夫をしてあげてください。


制作

課題画を創ります。
ハサミやノリを上手に使って完成させられることが目標になります。
まず幼稚園でハサミやノリを使わない保育をしている園はすくないはずですが、慣れていない場合は多いと思われます。
家庭でも、受験本番で使われる文房具を使えるようにして、ハサミでの切り貼りを子供と一緒に親も楽しめるような時間を設けてください。
そうすると、子供も制作には自信を持つようになります。

 

運動テスト

軽くスキップをして進むような指示や、動物の真似など、誰にでも出来る範囲の指示が出ます。
話をよく聞いて言われたとおりの運動ができることが望ましいでしょう。
この場面でもやはり指示をどこまで聞けているか?が重要ポイントとなります。


面接について

親に対して

本校への志望動機を教えてください
子供の長所と短所をお話ください
家庭での教育方針を教えてください
休日は家族でどのようにすごされていますか?

 

子供に対して

自分の名前を言ってください
住所を言ってください
家族の名前を言ってください
通っている幼稚園の名前を教えてください。

両親と休日はどのように過ごしていますか?

 

比較的フラットな内容の質問が多く、悩むことなくストレートに回答が可能なものばかりです。
清泉小学校の入試対策としては、ごく一般的な小学校受験の準備を進めるようにしてください。
親はとにかく学校行事に多く顔を出し清泉小学校の学校方針を心より理解をすることに勤しんでおくべきでしょう。


小学校受験を機会に言語力を磨く

人とのコミュニケーションを図るためには、正しい言語を持つことが必要になります。
言語というのは、自分の意思を伝えるとためのツールであり、小学校受験の面接時には、特に重要なポイントとなります。
どれだけペーパーテストの出来栄えがよくても、言葉が極端に出てこないというような状況であれば、やはり学校側としても、不安要素となります。
そうならないためにも聞かれたことには、ハキハキと元気よく答えられることがとても重要なポイントです。


清泉小学校に合格するために

親としては学校行事に足を運び、学校方針を熟知するように努力をしてください。
清泉小学校は学校の教育理念を親が理解をすることを、学校側も求めています。
面接をとにかく重視していますので、ある程度しっかりと計画を立てて、面接に備えるようにしてください。
願書についても特記事項はなく、普通の願書です。
願書に書かれていることについては面接時に質問を受けるという形になりますので、質疑応答については、学校に協力をするとう親のスタンスを示すようにしてください。

入学後は保護者の参加行事も多いので、親は時間の融通をある程度利かせないといけないということも、心得ておいてください。
最初から参加できません、協力はできません、ということであれば学校側も選抜をしがたくなります。
そのあたりは重々、注意をしておいてください。

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