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「保育園からの小学校受験は難しい?」保育園児のメリットを生かして効率的に受験準備を進める方法

近年は共働き家庭が増え、保育園から小学校受験へ臨む家庭も多くなりました。かつては、保育園児のお受験は不利なイメージがありました。確かに保育園児の日々の生活の中で受験準備をする時間は、幼児園児よりも確保しにくいものです。しかし、保育園に通うことで自主性が育まれるなどのメリットがあります。

保育園児の小学校受験には、勉強をする時間を作ることが必須です。
また、家族の時間を通して小学校受験にむけて知識や巧緻性を育むこともできます。
保育園に通っているお子さんの小学校受験に向けて家庭でできることを見てみましょう。

目次
▼ 保育園児の小学校受験対策!まずは学習する時間を作ること
▼ 保育園児だからこその強みもある!環境で育まれる自主性
▼ 小学校受験対策!休日は親子で季節を味わう
▼ 保育園から小学校受験チャレンジ!少ない時間を有効的に使うのがポイント
▼ さいごに
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保育園児の小学校受験対策!まずは学習する時間を作ること

保育園児だからと言って、小学校受験は絶対無理というのは間違った見解です。
実のところ、保育園に通いながらでも週末に塾に通い日曜日には模試を受け、スケジュールを淡々とこなしているパターンもあるのです。
確かに平日は夕方ごろまで親御さんが働いてそのあとに迎えに行くと、夕飯やお風呂の時間でその日は終わってしまいます。
夜の遅い時間からペーパー学習をするなどというのは、子供の生活リズムを考えると非効率的な考えでもあります。
またお子さんの眠気や疲労を考えるとあまりにも可哀相な時間の使い方です。

帰宅後にペーパー学習などの時間を確保するのが難しいのであれば、朝にするのがおすすめです。
お子さんの生活リズムを朝型に変えれば、いいのです。
時は使いようです。
もし、お子さんの受験準備を進める上で、人員がどうしても足りないという場合には、祖父母民間のベビーシッターに塾の送迎をお願いするという手段もあります。



お勉強は早起きをすればこなせる!

元々、朝早くから起きて保育園に預ける準備をするわけです。
朝の10分を利用して、毎日、1枚だけでもペーパー学習をすれば良いのです。
そうやって、朝の慌ただしい時間の中にこそ、集中できる隙間があるのです。
朝の限られた時間というのは格好のチャンスです。
お子さんも既に朝食を終えて、親御さんの準備を待っているようなタイミングがあるはずです。
あらかじめ学習に取り組める準備をしておいて、毎朝決まった時間にお勉強を少しだけこなして、保育園に行くというのは、なんとも清々しい時間の過ごし方だと思いませんか?
意外とこのやり方は効率がよくすべてが運べるというお話もよく聞きます。

つまり時間は作るものなのです。
「時間がない=受験は無理」という考えを捨てて、あえて保育園児でも週末朝の時間を利用して受験準備を進める方法があるのです。
この受験準備の方法を選べば、幼稚園に通っているお子さんと何の隔たりもなく十分な準備が出来るわけです。
これで良いのです。
もしもこのペースに慣れてきたら、の時間にもペーパーテストのおさらいや、絵本の読み聞かせの時間を10分程度設ければ良いのです。
そうすることで親子の絆も深まり良い関係性が構築されます。
お受験という目標に向かって親子で取り組むことは、やがて合格を手にした時に、とてつもない達成感に満たされるわけです。




保育園児だからこその強みもある!環境で育まれる自主性

週末に塾に通う保育園生は、その限られた時間でお勉強を重ねて、週末を楽しみに塾に通ってくるものです。
その姿はとても微笑ましく健気でもあります。
そんな保育園児には、普段から長い時間家族から離れて過ごしているという、経験値があります。
つまり、保育園にいる時間はお世話をしてくれる保母さんや、周りのお友達との環境の中で過ごします。
ただ、喧嘩やおもちゃの取り合いなどの環境に耐性ができています。
つまり、かなり活発頭の回転も速くなるのが、保育園児の特徴でもあります。
また、依頼心は少なめになる傾向もあります。

保育園児の「自分のことは自分でする」という習慣は小学校受験に向いていることです。
そして、言うべきところはきちんと言うという自己主張の強さも、裏目に出ない限り優秀で利発的なお子さんという印象を周りに与えます。
やがてそれが個性につながっていきます。
甘えん坊というところは、保育園に通っている時間の中で、ある程度、そぎ落とされているので「しっかり者」という感じのお子さんが多いのが保育園児の特徴です。



家族が忙しいからこそ自ら進んでお手伝いをする保育園児が多い

本来、お手伝いというのは必要に迫られて自ら考えて行動するべきことです。
幼稚園に通っているお子さんは、母親が家事を全てする家庭が多い傾向があるためかタイミングが難しいのです。
なので、わざと与えたことを「お手伝い」と称して行わせている場合がほとんどです。

保育園児の場合には、夕食時に親と一緒に帰宅をする家庭が多いのです。
そうすると、そこからの時間はまるで戦争のようにバタバタとするわけです。
お子さんもそんな忙しい親の様子を毎日見ているので、自然にお手伝いをしようという気持ちになるのです。
お母さんが夕食の準備をしていると配膳の手伝いを進んで行い、入浴後は浴槽のお湯を抜いて、忙しい親の片腕になろう幼いながらにも動くお子さんが多いのです。
これは保育園に通っているからこそ、わかる親の大変さなのです。
お子さんは幼いながらも、忙しくしている親のことをよく観察しているものです。


小学校受験対策!休日は親子で季節を味わう

幼稚園、保育園共に季節の行事には敏感に対応するものです。
小学校受験では季節にまつわる出題が必ずあります。
そこで、保育園に通っていて自宅にいる時間が少ない保育園児にも、季節感のある毎日を送れるように家族が工夫をしてあげるべきなのです。
例えば、土日の外出時に季節の花を見に行くなど常に日本の四季を意識した生活習慣をお親御さんが持つことが必要です。
親子で過ごす時間は幼稚園児と比べると遥かに少ないのですが、保育園から帰宅後の時間を濃密に過ごせるわけです。

時間があるからと言って、充実した勉強の時間が必ず持てるというわけではありません。
かえって、けじめのない時間を過ごしてしまう場合も多々あります。
保育園に通っているお子さんの場合には、「今この時間だけ」という限りがどうしてもあります。
だからこそ、親子で集中できるという強みもあるのです。
親子が一緒に過ごせる週末に、「塾の帰りに○○を見に行こう」「イベントに参加しよう」とさまざまな体験するしたことは小学校受験につながるのです。



子供の苦手分野を親が知っておく

小学校受験の出題分野には数多くのものがあります。
その中でもお子さんが苦手意識を持ってしまっている分野はありませんか?
塾に通いながら、そのあたりは講師に正直なところを聴いてみれば良いのです。
もしも、取りこぼしている部分があれば、日曜日に家族で一緒に取り組む時間を設ければいいのです。
それは、同時に家族の絆を深めるきっかけにもなります。
お子さんの苦手なことでも、家族で取り組むことでお子さんの不安を取り除ける可能性も高いのです。

意外と語彙力が育っているようで、育っていないという嘆きを聴いたことがあります。
確かに保育園の中では「憎まれ口」を学ぶ場面も多いのです。
どうしても子供同士の時間で、親と離れて過ごすと精神がタフにもなります。
だからといって、モノの名前を多く知っていることとは直結しない場合があります。
ついつい親はカードや図鑑を通してお子さんに物の名前を覚えさせようとします。
それよりも実際に頭の中に入りやすいのは、「実物を見ること」に尽きます。
お休みの日には植物園や公園に通うことも、季節感を養うためには必要なことなんです。



保育園から小学校受験チャレンジ!少ない時間を有効的に使うのがポイント

保育園児にとって、平日に家で過ごす時間は、朝と帰宅後のみです。
それでも明るく、家族が仲良く過ごせることは幸せなことです。
家庭で過ごす時間が長くても、親子の会話が多い家庭とゲームに夢中になっていて家族の会話がままならない家庭環境では、全く意味がないのです。
そういうことを考え合わせると、時間が少ないながらも目標を立ててコツコツ頑張る保育園児の方が、底力を持ち合わせてるように思います。

多くの塾や勉強以外の絵画教室や工作教室などに通う時間は取れなくても、その分、お休みの日に家庭巧緻性の練習をすることも十分に可能です。
土日はお勉強をしながら家族の時間を過ごすという習慣は、とても素敵なことだと感じるのです。
こうして、上手な時間の使い方を身に付けたワーキングマザーと保育園児は、夢に向かって前進していくのです。
頼もしくも着実な歩みであることは実例を通して多く見てきました。
無理なことは少しもありません。
保育園児が小学校受験をして、フルに力を発揮でき合格を勝ち取ることは少しも珍しいことではないからです。



保育園児は幼稚園に引けをとることはありません

時間がないのが保育園児のネックと思わなくても大丈夫です。
実際に、土曜の塾に通うお子さんの親御さんは、ほとんどが共働きです。
土曜日にも出勤があるお母さんの代わりにお父さんが塾に同伴されることも多いほどです。
そうやって家族みんなでお子さんを見守る傾向がみられるのは、保育園に通うご家族に多ものです。

とにかく時間を有効に使って効率の良い学習をこなすことが、保育園児に必要なテクニックです。
隙間の時間を上手に利用して、季節の勉強などをすることも大切です。
そして、意識的に家の中に季節の風物詩やお花を欠かさないようにすることなどが大切です。
ちょっとした工夫で、保育園児も、幼稚園児と同じような知識が身に付きます。
「親と一緒に過ごす時間が少ない」ということを勝手にハンディと思わないことが大切です。

さいごに

お受験本番までは、毎日の生活リズムは変わりません。
親御さんも試験本番の日以外は、同じリズムが続くわけです。
少し早起きをして保育園に通う準備と勉強を両立して日々こなせば良いのです。

特に保育園に通うお子さんをお持ちのご家庭では、小学校受験準備を効率的に進めたい気持ちが強いものです。
「これが我が家のやり方」という誇りをもって受験準備に取り組めることが何よりも大事になります。
受験準備の進め方や方法は、子供の性格によって異なります。
お子さんをよく理解している親御さんだからこそ、我が子に最適な受験勉強方法がわかるでしょう。
幼稚園に通うお子さんと比べずに良い意味でマイペースで何事も付き進めればよいのです。

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