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何でも指示通りに準備するべきか?面接用の服や小物について

塾に通うと先輩ママたちの声として、お受験向けの洋服の選定や、試験当日の事小物の準備などについて情報が飛び交います。インターネットを見ても、全てを準備しないと出遅れる?と思えるほどの情報量に戸惑う場合があります。受験期間を通じて言えることですが、いつ何を準備すれば良いのか?ということに着目して、早くからすべてを用意周到に揃えなければいけないという観念は持たないようにするのも、一つのコツです。情報に振り回されないようにしてください。

塾に通うと先輩ママたちの声として、お受験向けの洋服の選定や、試験当日の事小物の準備などについて情報が飛び交います。
インターネットを見ても、全てを準備しないと出遅れる?と思えるほどの情報量に戸惑う場合があります。
受験期間を通じて言えることですが、いつ何を準備すれば良いのか?ということに着目して、早くからすべてを用意周到に揃えなければいけないという観念は持たないようにするのも、一つのコツです。
情報に振り回されないようにしてください。

目次

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受験説明会用のスーツの必要性

確かに、受験説明会を皮切りに受験関連の行事が季節を追うたびに増えてきます。
その都度スーツやワンピースを準備するのは大変なことです。
そこで考えていただきたいのは、四季を通して着まわせるスーツの重要性です。
例えばスーツにしても中にワンピースを着てジャケットを羽織るタイプの場合には、着回しが効きます。
6月頃の学校説明会の時期には気候も徐々に夏に向かい始めます。
真夏日という記録を出す地域もあります。
そこで、簡単に着脱が可能なスーツを準備しておくと便利でしょう。

ワンピースとジャケットはかなり便利です。
説明会を聴く会場は必ず空調が効いているので、ジャケットを羽織るようにすると良いでしょう。
ただ一歩校舎の外に出ると暑いわけです。
そこでジャケットを脱いでワンピース姿になれば、暑さを凌ぐこともできます。
そこで、お母さんには紺色のアンサンブルをお勧めします。
この1着を着まわすテクニックを身に付ければ、大量の買い物をする必要性もなくなります。
経費削減ということも考えながらやりくりをすることも、小学校受験には大切な観念です。

お子さんの服装についても「着まわせるようにする」こと

お母さんと同じように女の子の場合には濃紺のアンサンブルを準備してあげると便利です。
考え方は大人の服装と同じです。
男の子は白いポロシャツと半ズボンという清潔感のある服装が良いでしょう。
場合によっては幼稚園の制服のまま参加をすると良いでしょう。

ただ、やがて受験の本番を迎えたときに、「お受験服」に慣れておく方が良いので、説明会にお子さんを同伴するときには、清楚で品の良い服装を心がけてください。

お子さんも、普段着とは違う服装に最初は戸惑います。
ただ、これが「受験の服装」という認識は大切です。
Tシャツにズボンやスカートではない服装が、世の中にはあるわけです。
TPOを弁えてどこかお出かけをするような服装が、お受験ではどの場面にでも登場するのです。

 

すべてを最初に準備する必要はありません。

受験準備と称して大量の買い物をするのはナンセンスです。
適時買い足す方が、その時の状況に応じて対応する方が良いのです。

もしかすると、最初に想定していた、志望校とは違う小学校を受験することもあり得るからです。
インターネットサイトを見ると最初にすべてを揃えておかないと、後から困るというような内容が書かれています。
これを読む限り親御さんは非常に焦るのです。
きちんと準備をしないと、後から買い足せなくなるかもしれない!これだけ世の中はモノに溢れています。

だからこそ、いきなり季節先取りの服装まで準備をする必要はないのです。
お受験スーツが1着あれば、それでうまく過ごせます。

例えば紺色のパンツを買い足すだけで、ジャケットを合わせるとパンツスーツに早変わりしますよね?インナーには無地の白いシャツを着れば立派なお受験ママスタイルになるのです。


高価な洋服だけが勝敗を決めるのではない

まるでこのブランドの服を購入しないと面接時には不利になる?という印象を与えるサイトもあります。
「お受験ママ御用達」という文句と「合格するスーツ」などという書き込みには、心が揺らぐのです。
それでも自分のポリシーを貫くことの方が重要です。
揃え始めるときりがなくなるのです。
学校訪問用にお受験スリッパからお受験靴入れ袋まで揃えるといくらあっても足りない!と嘆かわしくなります。

量販店で購入できる濃紺のスリッパに、100円均一で購入した紺色の袋を合わせて準備したというお母さんもたくさんいます。
自分なりに刺繍を入れるなど、ほんの少し手を入れるだけで、それなりに見えます。
お金をかけてすべての準備をすることで、受験に勝てるような気になるのは、決して立派なこととは言えません。
大事なのはその場に即した服装や清潔感です。


髪を整えてとにかく清楚に装う

これまで受験を視野に入れずに過ごしてきた人は、髪にはカラーリングをしている方が多いのです。
それでも、お受験に向き合う際には一度黒髪に近い色に戻すようにしてください。
そうすることで、母親としての気持ちも一層引き締まるのです。
父親に対しても同じことが言えます。
男性も常に清潔感のある髪の長さや色を心がけておくべきでしょう。

普段はストライプ系のスーツを着用しているという場合には、この際、母親同様に濃紺のスーツだけを新調する方が良いでしょう。
こうやってたった1点だけでも新しく準備をするだけで、受験に向き合う気持ちになれるものです。

 


お子さんの小物にもこだわり過ぎないこと

お受験サイトを見ればお子さんの靴下から頭の先までの準備品が並びます。
これを全部、専門サイトで購入しないと合格できないの?という錯覚に陥るほどです。
そんなことはあり得ません。
それよりも、経済観念を持って同じようなものを準備すれば良いのです。
ワンポイントの付いている白い靴下というのは、量販店でも購入可能です。
わざわざ、デパートで購入しなければいけないという決まりはないのです。

当日に向けて革靴を準備する親御さんが多いのですがこれも鬼門です。
その理由は普段から履きなれていない靴を履いて電車に乗ることは、お子さんにとっては地獄です。

よく考えてください。
大人も買ったばかりの靴を履いてが外出できるでしょうか?足に馴染んでいない靴ほど、違和感でしんどくなるものです。
それをお子さんに体感させないようにしてください。


特に革靴は慣れるようにする

塾に通うときや外出時に、革靴を半年以上前から履くようにしておいてください。
女の子の場合も同じです。
手入れさえきちんとしていれば、いつもきれいな状態は保てます。
間違っても新品を即日履かせることはしないでください。
お子さんは不慣れなものを身に付けるだけで、極度の緊張を招くものです。
靴に限らず普段から着慣れないものを着用するのも、失敗を招くことです。
本番に強くなるために、普段の通塾からポロシャツに慣れて、半ズボンにも慣れておきましょう。
常にジーンズを履いているようなお子さんには、なかなか馴染めないスタイルかもしれません。
女の子でもカジュアルな服装をしない場合には、特別感で余計な緊張を招いてしまいます。

小学校受験スタイルに慣れるために、行事に参加するときには、全てお受験服で臨んでください。
そして普段の外出でも、少しずつ改まった場所に出かけて、緊張感に慣れる練習もしておいてください。

たとえば美術館などが格好の場所になります。
大きな声を出さないという暗黙のルールを守ることに意味があるのです。
革靴を履いて紺色のズボンやワンピースを着るときは、特別な場所に行く時、というイメージで良いのです。
親として精一杯、お子さんに様々なシュチュエーションと服装を体験させて、慣れさせることがポイントです。

 


すべての小物が紺か黒?

 

お母さんの持ち物にも、最初からブランドの指定があるかのような、サイトが多く見受けられます。
持ち物で判断されるわけがないのですが、メインのバッグは黒にワンポイント、サイドバックは黒いレース素材のもの・・・などと紹介されているものを見ていると、再び小物にまで規則があるの?という重い気持ちになるものです。
これはあくまでも参考として捉えれば良いのです。
無理をしてすべてを購入したものの、少しも役立たないという場合も多いからです。
それよりも、今後、使えそうなものに経費を使う方が賢いやり方だと思います。

どんな商品にでも「お受験」という名前が付くと、高級感が出てしまうのです。
それにつられてお値段も高騰するわけです。
結果的にその日だけのために高級なサイドバッグは本当に必要でしょうか?
それよりもこれから小学校に上がることを意識して長い目で使えるものを準備した方がよほど良いのではないでしょうか?
そのあたりの仕分けは、きちんとしておく方が良いでしょう。


外側をどれだけ装っても大事なのは中身です

 

失礼のないよう清潔で清楚な服装を両親揃って守ることは最低限のマナーです。
お子さんについても同じことが言えます。
そして大事なのは面接の内容であり、服装ではありません。
そこを切り離して考えるようにしてください。
まるで衣装のような服装に大金をはたいて準備することは、ある意味自己満足だと、実際に塾に通っている方が言ってました。
確かにその通りだと思います。
それでも、迫りくる受験本番への不安をかき消すために、「お受験用」と書かれた小物までを揃えることで、精神的な安心感を得られるというのは、購買する側と販売する側の意図が少しだけ違っているような気がします。
それでも、そこに経費をかけても良いと考える方もいます。
横並びにそれを揃えないといけないという、強迫観念は必要ありません。
呪縛のようにそこに気を遣いすぎると、何をどのように準備すれば良いのかがわからなくなります。


大切なのは気持ちの問題

 

代用できるものは代用する。
そして安価で買えるものはそこで揃える。
そのような気持ちを持つと、少し楽になるものです。
周りに惑わされずに、自分のスタイルを貫く強さを持つ親御さんこそ、受験に成功する親御さんです。
お子さんにも必ずその精神は伝わるのです。
お金ばかりを掛けて何もかもが成功すると、考えない親でありたいものです。

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