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お受験力はどんなふうにトレーニングすれば良いのでしょうか?

小学受験を見据えて早い時期から幼児教室に通わせている親は、きっとお受験力というフレーズに敏感だと思います。何事に対しても○○力という表現が普通になってきたご時世において、あえて「お受験力」を高めるトレーニング方法を探ってみました。何をどう始めれば良いのか?と言うことに迫ります。

小学受験を見据えて早い時期から幼児教室に通わせている親は、きっとお受験力というフレーズに敏感だと思います。
何事に対しても○○力という表現が普通になってきたご時世において、あえて「お受験力」を高めるトレーニング方法を探ってみました。
何をどう始めれば良いのか?と言うことに迫ります。

目次

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ゲームよりも手作業を推奨する

最近は生活の中にゲーム機が見事に溶け込んでいます。
帰宅したらすぐにゲームをしようと考える幼児も多くなってきました。
外で遊ぶことや、お友達と一緒に何かを作るような遊びは、めっきりと減っているのが今の風潮です。
ただ、お受験というのは、昔ながらの遊びや常識をあえて問う部分が多いことを、ご存じでしょうか?その一つに「巧緻性」を高めておく必要性があるのです。
これは実際の試験で行われる所作だからです。
はさみやノリの使い方を正しく知っておくことは、計算が出来る事よりもある意味、大切であると言えるのです。

ゲームのようにボタン一つで画面が進むような遊びは、正直なところお受験力を高めることには、全く繋がりません。
完全な余暇として考えるべきでしょうそれよりも、自宅での遊びの時間の中で、ハサミを使って画用紙を切る作業や、ノリで貼り付ける練習、そして折り紙を折るなどの手先のことを、意識的に多く取り入れておくことをお勧めします。
子供が遊ぶスペースの中に、さりげなく、折り紙や画用紙、安全なハサミやノリを準備して、親が○○を作ってみて、と自然に指示を出して、作らせてみるのも良い方法でしょう。

工作やお絵描きを遊びの一部にする

日中に通っている幼稚園や保育園でも工作やお絵描きを扱っている場合もあります。
逆に、あまり巧緻性を高めるような保育時間を作っていない園も多々あるのです。
これは保育方針によりますので一概には指摘できるものではありません。
だからこそ、家庭の中でお受験力を意識させるとすれば、自分のイメージをそのまま絵に表現することや、好きな色を自由に塗るなどの作業を、心から楽しみながら行える環境が必要です。

お受験塾では「巧緻性を高める」という目的で、絵画や塗り絵などを一つの授業の中でも行います。
子供が自由にハサミやノリを使いこなせるかどうか?と言うところもポイントになります。
予め点線が描かれている部分を、ハサミでどれだけ丁寧に切り取ることができるのか?という練習をすることもあります。
これは自宅でも十分におさらいが出来る分野です。
親が紙に点線を描き込んで、そこを子供に切らせるだけでも、十分です。
注意を払って指示通りの線をはみ出さないように切ることに、意味があるのです。
これは、幼児にとっては「技術」が必要なことです。
普段から練習をしていないと、なかなか、うまくできないことも多いのです。
こうして手先が器用に動くということは、お受験力の一部にも繋がるのです。

 



幼児らしい好奇心を広げる努力

季節の花を見てその名前が言えるというのは、とても情緒のある子供のなせる業です。
図鑑でいくら見せても実物に叶うものはないのです。
四季の感覚というものは、平らな本の中には存在しません。
やはり親子で季節ごとのお出かけ先に、花や新緑、そして落ち葉や雪という日本の四季を堪能できる場所を選んで、意識的に連れ出すことは、子供の知識定着にも大いに役立つのです。
常に、小さな図鑑を携帯して、確認をするようなこまめさは、親が持つべきでしょう。

絵画の練習として、その日見た花を自由自在に描かせてみるなどは、自宅での情操教育としても最適です。
記憶が新鮮な状態のときに、絵を描かせて色を自由に塗らせてみるという経験は子供の蓄積になります。

子供は一つの知識が広がると、その先を知りたいと思うのです。
その好奇心の枝葉を親が上手に繋げてあげる必要があります。


想像力や探求心を膨らませるという努力を怠らない

子供が興味を示したものに対しては親も一緒に感動を伝えます。
そして子供の語る言葉に耳を傾けてください。
もしも、季節の花に全く興味を示さないという場合でも、諦めずに植物園通いなどを続けていると、ちょっとしたきっかけから季節の草花の名前を覚えようとするものです。
子供の好奇心や想像力そして、探求心というものは「飽くなき挑戦」の連続だと心得てください。

まだ幼い子供が一人で行動が出来る範囲は限られています。
このように季節の感覚や常識を得るためには、家族単位でお出かけをするなどして、一緒に楽しむという方向性を示してください。
子供はそのお出かけをとても楽しみ普段のお受験勉強なども頑張るようになります。
テンションを持続させるということも、お受験力の一つとして重要なことなのではないでしょうか。

 



ゲームよりも言葉遊び

子供と電車やバス、車に乗っているときなどに言葉遊びを意識的にしてみてください。
しりとりのようなことでも十分です。
最後に決まった文字が来る桃の名前、というように少しだけ捻りを入れるのもとても良い方法です。
子供は夢中になって言葉遊びに興じてくれるはずで。
この何気ない親子のやり取りが、子供の語彙力を高めるきっかけになります。
ゲームのように、子供と機械が対話するようなことでは、得られないボギャブラリーが増えるきっかけは、対人間同士での対話から成り立つものです。

言葉遊びとしては、親が話す短い文章を復唱させるというゲームもあります。

「八百屋さんでトマトを買いました」


と親が話しをしたあとに

「何屋さんにいきましたか?」
「何を買いましたか?」


 

という質問が出来るのです。
これもお受験の中で必ず出てくるお話の記憶の短いバージョンとして、導入になります。
ほんのささやかな、親子の会話の中にもちょっとした遊び感覚の言葉遊びを取り入れることで、子供は必ず食いつて来るものです。
それだけ好奇心が旺盛で何事に対しても、アクティブに頭が反応するという証です。


お手伝いをすることもお受験力を高める

面接では必ず定番としての質問があります。

「家ではどんなお手伝いをしますか?」


 

これは試験官も聞き飽きる程に多くの回答がほぼ同じであることが言えます。
それが実体験に基づいているかどうか?は定かではありませんが、必ず答えの中にあるのが

「洗濯物を片付けるお手伝いをします」
「テーブルを拭きます」
「食器を片付けます」


 

というものです。
この際、全てのお手伝いを本当に実践させてください。
それも長期間、必ず毎日行えるように家族で話し合い子供には、役割を与えましょう。
そうすることで、面接で聞かれたときには、より本当のことを語れることになるのです。


遊ぶならばカードゲームや囲碁将棋がおすすめ

お受験力を高める遊びの一種としては、トランプのゲームと同じ要領で行うカードゲームです。
このカードには、動物の絵や生活の道具などが描かれています。
動物の名前や道具の名前を覚えることにも繋がりますので、利用してみてください。
パズルのようなので図形力を高めることもおすすめです。
本物の将棋のようなルールで駒に絵が描かれているようなものも、あります。
このように、知育に繋がる遊びであれば、お受験力を損なわず、むしろ高めるきっかけにもなります。

まさしく遊びながら無理なく学ぶということが実践できるので、まずは子供の遊び道具の中の一つとして加えてみるのはどうでしょうか?
子供に一定時間、机に座ってペーパーテストのおさらいだけをさせるのが、お受験力を高めることとは言い切れません。
それよりも、たくさんの体験をして、そこから得られた感動や想像力の方が、よほど生きたお受験力に直結するのです。
それが生活によりよく密接したものであればあるほど良いのです。


家庭ですぐに始められることから

お受験力というのは、多岐にわたりいろんな生活場面にちりばめられています。
ペーパーテスト以外の分野として、ライブ感覚にあふれた環境の中で、モノを覚えることや、数を読むこと、語彙力を高めることは子供のお受験力を底上げするのです。
親も、その協力を惜しまずに、興味の向く方向へは時間の許す限り付き合い、子供を奨励しながらモチベーションを高められるような言葉かけを徹底してください。

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