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幼児の常識はどのように身に付けるべき?小学校受験必勝ポイントは?

幼児に対してどんな常識を問うのか?と疑問視される人も多いようです。小学校受験の出題範囲の中には、常識問題というものが必ず入っています。まだ子供なのだから、できなくても当たり前!などと思う親は、小学校受験に向いていないと、残念ながら言い切れるのです。

幼児に対してどんな常識を問うのか?と疑問視される人も多いようです。
小学校受験の出題範囲の中には、常識問題というものが必ず入っています。
まだ子供なのだから、できなくても当たり前!などと思う親は、小学校受験に向いていないと、残念ながら言い切れるのです。
それほど、切っても切れない出題であることは確かなので、親は出来るだけ多くの生活体験を通じて常識を身に付けられるように頑張ってみてください。

目次

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面接で暴露される??日頃のしつけ

最近は躾が行き届いている子供に接する方が少なくなった!というのは、もっぱら塾関係者の間での嘆きでもあります。
一部の親は完璧なしつけをして、マナー教室にも通わせて子供を「一流の子供」仕立てあげます。
ただ、そこでいつも思うのは、中身は??ということです。
所作が出来れば中身も伴うのか?と言えばそうでもない感じがするのです。
常識問題についても、どれだけ自分のマナーが良くても他者への配慮や生活体験に基づいた常識が備わっていないと、なかなか難しい問題にもなります。
では、豊かな生活体験ってなに??と思うのではないでしょうか?

交通ルール一つを取り上げても、幼い頃に強くそして厳しくしつけている場合には、幼心に記憶として親の言葉は残っているものです。
そう言いながらも、急いでいるからと言って、信号無視を一度でもしてしまうと、親は常識を子供に教えられなくなります。
言い訳ばかりが上手になってしまう親に、子供をしつけるだけの思慮はないということになるのです。
信号無視や歩道橋を使わずに無断に道路を横断するような親に、常識のある子供亜hは育たないということを言いたいわけです。
これは忙しくしているお母さんたちにとっては耳が痛い話かしれませんよね。
それでも常識というものは、家庭生活全般を見渡して学ぶものです。
だからこそ、少しのルール違反もあってはいけないのです。
堅苦しいとしても、そこは譲れないというのが本音です。
どうでしょう?一度そのあたりの親としての意識も見直してみる必要がありませんか?

塾やマナー教室で身に付かないこともある

人に合うと自然な笑顔になって挨拶をするというのは、親が手本を見せるべきことです。
不機嫌そうにして、うつむいてしまうような親を見ていて、子供が率先して挨拶が出来るようになるわけがありません。
これもシビアなようですが現実です。
言葉遣いについては、幼稚園や保育園で「悪い言葉を覚えてしまうこと」が悪循環になります。
回避しようのないことでもあり、もどかしい部分でもありますよね。
でも、小学校受験に臨むときには、言葉遣いの悪さは、天真爛漫な子供という域を越えてしまいます。
悪い評価に繋がりますので、最低限言葉遣いだけは、親子で気を付けてください。
悪い言葉が横行してしまっても、生活自体を見直して、礼儀正しくすることを親子で学べばまた少しずつ変わって行くものです。

「日頃のしつけ」は小学校受験では要になります。
悪い言葉を使えばその都度、子供に言い直させるということも、必要にもなります。
しつこく何度も言い直しているうちに、子供も気が付きます。
いけない言葉とはどんな言葉なのか?この気づきがとても重要なのです。

 


子供が素朴に質問をしてきたらとことん答える

子供が自主的に何かに興味を持って、それに対してどんどん質問をしてくる瞬間ってありませんか?

〇冬は何で寒いの?
〇りんごは何で赤いの?


 

何でもないことでも、子供には大不思議なのです。
季節の温度についての質問をしていたときには、日本の四季の話をすれば良いでしょう。
難しくなるようであればまずは親が調べて、わかりやすい言葉で解説するような余裕をもってください。
りんごについても、赤いりんご以外にも黄色のりんごもあることなども、解説してあげましょう。

そこで面倒になってしまい、話題をすり替えるようなことだけはしないでください。
わからないことを親に聞くというのは、大きな生活体験です。
幼児の間は。
実物を出来るだけ見せて説明することに大きな意味があります。
博物館や美術館、または工芸館などに足を運んで、子供の疑問には実物を見せて解説するような親でいてください。
その親の努力や心がけは、子供の常識の有無を決定づけるのです。


親が適当に答えると子供は関心を失う

忙しいから後にして!という言葉を1日に数回子供に言ってはいませんか?ある程度は仕方のないこととは言え、子供が関心を示し本当に知りたいと感じていることにまで、つれない返事をしてしまうと子供は折れてしまいます。
そして、何度聞いても答えてくれないからもういい!思ってしまうのです。
これだけは避けてくださいね。

子供の関心度が一番高い「なんで?」「どうして?」を連発するのは、小学校入学前までの幼児です。
そこを絶対に見逃さないでほしいのです。

今しかないのですよ“

 


生活の中にはたくさんの教材がある

物の名前を覚えることや、最低限のマナーやルールを守ることは塾任せにできる領域ではありません。
親が懸命に教え込むことでもあるので、幼児の間には出来るだけたくさん、親子でお出かけをして、その時に出会う人への挨拶や、訪れた場所でのマナーなどを、まだ早いかな?と思える時期からでも教えてあげてください。
この蓄積が子供の常識を大きく育てるのです。
そして交通ルールなどの基本的なものは、特に正確に教え込む必要もあります。

小学校受験では交通マナーの悪い子と良い子の絵を見比べさせて、良い子には〇をつけて悪い子には×を付けるという問題が良く出されます。
横断歩道から反れた場所を歩いている子や、横断歩道の真ん中を歩いている子の絵を見比べて〇×を付ける問題もあります。
これは、出来るだけ横断歩道などを歩いているときに、「実地体験」をさせてください。
交通ルールを守らないことは、どれだけ危険で命に係わることなのか?と言うことまでを突き詰めてください。
こどもは少々、怖いと思ったことの方が覚えているものです。


車の前にボールが転がった時どうする?

これも頻出問題ですが、街角で自動車と出くわしそうになっているときに、遊んでいるボールが転がってしまった!という設問です。
この場合、危険を冒してもボールを拾いに行くのが正解かどうか?と問いかけてみてください。
ボールをなくすのがいやだから拾いに行くという回答をする子もいます。
ただ、車に激突してしまい怪我をする可能性を最初に教えて、危険なときにはボールを拾いに行かない選択の方が〇であることを、時間をかけて説明してあげましょう。
こうやって常識問題の幅を広げて行けば良いのです。

 

乗り物の区別について

乗り物の区別をつけるという練習をすることも必要です。
車や自転車以外にも乗り物の名前を多く知っておくことは常識問題の一つです。
乗り物と言えば男の子というイメージですが、小学校受験では性別は関係なく知識の幅を持たせる必要があるのです。
日常生活の中で目にするものを、きちんと名称で答えることが大切です。
ロケットやヨット、カヌーや気球などは、なかなか正式名称を覚えている機会がありません。
それでも、出題の中にそのようなものが出てきた時に備えて、図鑑などで覚えておくようにしてください。

このときに海や川などの乗り物か?陸上の乗り物か?ということまできちんと回答できるようにしておいてください。
小学校受験での出題範囲は計り知れませんが、常識問題においては生活の中にあるものや、乗り物などは当たり前に出題されるものとして捉えておきましょう。
乗り物の役割までもきちんと説明をすることで、子供の知識はますます深まります。

 


幼児期の常識は親が作り上げるもの

あまり堅苦しく考える必要はありません。
とにかく当たり前のことを知って、生活圏内のことに興味を示し最低限のモノの名前を知ることで良いのです。
挨拶やルールなども、ペーパー上のことではなく、実物や実地を大事にしながら、子供の常識を深めればそれで、最低限の常識を得られるようになります。
もちろん!そこには常に見守る親が付いていることが大切です。

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