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年長児の夏本番!有名塾で組まれるカリキュラム情報その①

いよいよ秋の小学校受験本番に向けて、有名お受験塾では夏季講習が始まります。幼稚園が夏休みに入り、お盆休みいがいは塾で何らかの講座が開講しているというのが当たり前になってきました。

 

いよいよ秋の小学校受験本番に向けて、有名お受験塾では夏季講習が始まります。
幼稚園が夏休みに入り、お盆休み以外は塾で何らかの講座が開講しているというのが当たり前になってきました。
この時期にこそ、お子さんを本格的な塾に通わせるために、まずは大手の塾ではどのような講座が開かれてカリキュラムが組まれるのかを総合的に分析してみました。

 

目次

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幼稚園児伸びる夏

夏は誰もが暑さにへたり込んでしまうのですが、経験上、春先にはそれほど伸びていなかった生徒が夏季講習や集中学習を経てぐんぐんと実力をつけてくることを、実感してことがあります。
まず塾が提案する夏にすべきことについて説明します。早いお子さんの場合には、年中の秋ごろからお受験塾に通い始めるわけです。
そして、そろそろ多くの問題にもチャレンジし、自分なりに「解き方」がわかり始める時期でもあります。

そこで、これまで学んだ学習内容を完全に定着させるために夏を有効に使うことをおススメしています。
苦手を克服するのは、夏までのことです。この時点であらゆる問題や出題項目に対して対応が出来ていない場合には、かなり厳しい状態になってしまいます。
夏は塾講師にとっても要のシーズンなのです。
悠長なことを言ってる場合ではないのです。厳しいシーズンになることは親も心得ておいてください。

 

 

 

┃秋以降は過去問に取り組む時間が多くなる

実際に年長の夏から受験を見据えるという場合には、正直なことろ「遅すぎる」という実感があります。
その理由は、夏にこれまでの総仕上げを行う生徒に対して、そこから学び始めるという時間のギャップが著しいからです。
やはり小学校受験の準備はお受験が行われる秋の1年前、つまり年中の秋ごろから始めるべきなのです。

これはどの塾に通っても同じ見解が示されるはずです。多くの塾の夏期講習の内容を精査しても、その時点で最初から学ぶクラスというものは特に存在しないのです。
これまで学んできた人のための夏期講習です。そこでブラッシュアップを計るということが目標になります。


主な塾の夏期講習の内容は?

〇ペーパーテストを集中的に強化する

 

これまでの一般授業で決められた時間の中で素早く問題に取り組むという所作を学んできているはずです。
小学校受験の際に、問題にかけられる時間というのは極めて短いと思っておいてください。
とにかく家庭学習ではなかなか身につかない敏速な対応をペーパー上で再現できるかどうか?が問題なのです。
幼稚園児にテープから流れる設問を瞬時に理解させるということは、きわめてハードルの高い話です。

それでもその高みに立ち向かうということのためには、ペーパーに集中できる技が必要になるのです。
どんな問題においても、まずは問題に何を聞かれているのか?をテープから流れてくる音声で把握しなければいけません。これを、どの塾でも徹底的に夏の間に究めていくのです。

 

 

┃幼児にも求められる処理能力

数の対応などについては設問を聞いた瞬間に鉛筆を使って対応している数どうして斜線で消すなど、相当な時間をかけてこれまで設問の解き方を学んできているはずです。まずはそこの理解を定着させて、どんな設問にも対応できるように取り組みます。

特に数量、推理、図形の分野の問題を何度も何度も解いて、確実に吸収できるように各塾では夏の間の対策を練ります。
ペーパーをめくった瞬間から鉛筆を握るまでの間にも一切に気を抜かずに、スムーズに取り組めるようになるためにも、夏には実力の底上げが行われるのです。
一度聞いたことをすぐに実践できることは処理能力の高さと言うのですが、間違った理解では0点です。処理能力の速さと早合点とはまるで意味が違います。
そのあたりの定着も夏の間にそれぞれの塾が徹底して教え込みますので、積極的にアドバイスを聞き入れて本番臨めるように努力をさせてください。


ペーパー重視校の対策を行う

都内の場合には暁星、成蹊、白百合学園、聖心女子などが主にペーパー重視校となります。
とにかく敏速性を求められる場合には塾でどんどん同じようなシュチュエーションの中で問題を早く解けるような訓練が必ず必要になります。
案外とこれに時間のかかるタイプの子供が多いのです。
自分の志望校がとにかくペーパー重視という場合には、絶対に設問の理解から処理の能力のアップまでを夏の間に仕上げなければいけません。

夏期講習では各塾がオリジナルでペーパーテストの応用問題を作成し、この問題を夏中に渡りといていくという対策が取れられます。
つまり子供にも実践の練習を積ませるのです。決められた時間の中で緊張感をもって設問理解から回答までをこなすというのは、幼児にとっては軒並みレベルの高いことです。ただ、そこを乗り越えることで、志望校への足掛かりになると考えていただければよいのです。

 

 

┃夏期講習独特の緊張感が実力に繋がる

どの塾でも夏の講習の間はかなりスパルタでの授業が行われます。これは親も理解しておくべきでしょう。
教える側も教わる側も特別な緊張感を盛って臨むのが、夏期講習だからです。
試験本番に指定される筆記用具などを使い、さながら本番への実力をつけるカリキュラムが組まれることが必至です。

夏休み中は。朝からの時間を塾通いに充てられるチャンスです。やり手の親の場合には塾の掛け持ちは当たり前のことです。
ただ、ここで一つアドバイスをしておきたいのは、出来るだけ子供の授業内容を一部でも参観をさせてもらえるような塾を選んでほしいと思います。
実際に夏期講習の内容をペーパーベースのもので説明を受けることと、子供たちの授業内容を参観することとはずいぶんと違いがあるものです。
出来るだけ詳しく解説と参観を重んじている塾に通うようにしてください。


志望校別の対策をしている夏期講習を選ぶ

例えば大手の塾の場合には次のような講座が組まれています。おおむね有名校の実技や行動観察などについてはどの塾でも対応をしているので、子供が通う場所として相応しい塾を選んで全部のカリキュラムをこなせるように親も後押しをしてあげてください。それが重要な小学校受験の夏対策です 。

 

〇慶応義塾初等部対策・・運動、絵画、行動、制作

 

まずは基礎学力がないと解けない設問が多い慶応対策の一環として出題頻度を塾側が分析をしてオリジナルのテキストを作りそれに基づいて夏期講習が進んでいきます。
第一志望を慶応初等部にしている場合には、言語、記憶、常識、数量分野においてのペーパー学習を徹底的に行います。
比較的、難しいとされる知覚や構成の問題は繰り返し学習をしまます。

 

〇慶応絵画制作対策

 

慶応では自分が頭に描いたものを形にすることを、特に絵画制作では強く求められます。これは一朝一夕の対応では絶対に対応できないことと、心得ておいてください。
まずは、自分のイメージを作品に示すというトレーニングを積んでいきます。
夏期講習の良さというのは、志望する小学校限定の対策が練られることです。
自分の作品をどのように相手に伝えられるのか?と言うところまで掘り下げて学べるように夏期講習では多くの塾が対策をしています。

 

〇行動観察や模倣体操について

 


慶応初等科では指示を受けた通りの機敏な動きが求められます。相当な集中力で指示を聞き逃さないという対応力が必要になります。
特に行動観察の場面では周りの幼児との協調性をチェックされることを同じような場面を設定して学習していきます。
本番さながらの試験内容を再現しながら、本番に備えるというのは、子供にとってはプラス要因が大きく働きかけます。
家庭では絶対には学ぶことができない内容を夏期講習では学ぶ機会に恵まれるというわけです。


夏期講習ではペーパー実技と志望校対策をきっちり行う

子供と親が共通して夏期講習の意味を理解しておくことが何よりも肝心です。
せっかくの機会を子供が無駄にしないように、親は何のために夏期講習に通うのか?ということを子供に説明をして有意義な夏をそれぞれに迎えられるように努力をすることが重要です。
夏の過ごし方で小学校受験の優劣はかなり際立ってきます。これまで低迷していた子供が伸びて、飛躍していた子供が低迷するの当たり前のことなのです。

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