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幼稚園の選び方の基礎知識!どのような子供に育って欲しいのか?夫婦でわが子を深く知ることがキーポイント

お受験幼稚園は、教育方針やカラーがそれぞれ園により異なります。幼稚園の選び方のポイントは、志望する幼稚園の教育方針や雰囲気や行事など園についての理解を深めることは基本です。それと同時に、子供の性格や発達状態も親として把握しておく必要があります。子供の発達状態によっては幼稚園受験を見送るほうがいい結果を招くことがあるからです。

幼稚園選びには慎重に進めたいものですよね。
受験のある幼稚園は、教育方針が千差万別です。
お子さんが多感の時期を過ごす幼稚園には何を期待されますか?
「受験してまでその幼稚園に入りたい理由を親が確固たるものとして、心に留めているかどうか?」ここが何よりも肝心なことなのです。

目次
▼ 「どんな子供に育って欲しい?」親の思いが幼稚園選びの基本になる
▼ 幼稚園選びに後悔しない!バスや給食についても調べておくことがポイント
▼ 志望する幼稚園の教育方針、環境、設備など理解してますか?
▼ 幼稚園受験では子供の生活習慣を通して親の「子育てへの姿勢」が見られる!
▼ 受験生である3歳児の言葉や思考力など発達が年齢相当なのか?
▼ さいごに
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「どんな子供に育って欲しい?」親の思いが幼稚園選びの基本になる

私立幼稚園や国立大学の付属幼稚園は、指導内容や教育方針に個性があります。
小学校受験を見据えた教育を幼稚園に求める場合には、最初から小学校受験に強い私立幼稚園を狙っておくべきです。
必ず幼稚園にはその園が掲げている目標や方針があります。
併設校(小学校)がある場合には内部進学の特別措置が必ずあります。
幼稚園を受験してまで選ぶ理由が、ほとんどの場合は「内部進学」とも言えます。
だからこそ、苦労をしてまでもその幼稚園に入れたいという親の入園理由は立派なんです。
当たり前の気持ちですが幼稚園受験の場合には、親の気持ちや意思が強ければ強いほど 成功に導けるとも言えます。

幼稚園生活の中で、「これだけは押さえておいてほしい!」という両親の願いというものが必ずあります。
それが、家庭により異なり、早期教育的なものから英語教育まで幅広いのです。

受験のある幼稚園の教育方針には、

  • ネイティブな英語に触れさせるなど英語教育に力を入れている
  • 国語・算数などの早期教育に力を入れている
  • 情操教育(音楽教育など)に力を入れている
  • お作法教室を体験させている
  • 自主性を重んじる教育に力を入れている
  • 自然とのかかわりを深める体験に力を入れている
    など

このように、幼稚園によっては 掲げている教育方針が異なるのです。
お子さんにどのように育って欲しいのか、家庭での教育方針が反映されるのが まさしく幼稚園選びです。



志望する幼稚園の教育方針を理解する

親が幼稚園を選ぶときには、「お子さんが少しでも得るものが多い方が良い!」と考えるものです。
やや欲張りなくらいに、「あれもこれも教えて欲しい」と考えるのも親心です。

例えば、グローバルかつ論理的な教育方針を掲げている幼稚園の場合を見てみましょう。
英語教育が盛んな幼稚園の場合には、グローバルな園児を育てようという園の方針が見えてきます。
そして、絵本の読み聞かせや読み書きの早期教育、フラッシュカードなどを用いた教育で、論理的なものの考え方ができるようにも育てていくのです。
幼稚園によっては教育方針に差があるあります。
お子さんの受験を考えている幼稚園の教育方針がどのようなものかを、親御さんが把握しておくことが大前提です。



親が参加する行事が多い幼稚園かどうか?

働いている父親・母親にとって、度々の行われる幼稚園行事というのは確かに大変です。
しかしながら、そのような方針を掲げている幼稚園というのは、親御さんに随時参加を願いたい行事を数多く設定しているのです。
父母会という存在自体が仕事の妨げになるという考えを持っている方にとっては、事前によく調査をしておくべき部分です。

自分の子供が通う幼稚園です。
本来は親の事情をそこに絡めてはいけないのですが、幼稚園の行事や父母会のために平日に休暇を取るのが厳しい業種もあります。
さまざまな行事に参加できることは、子供の成長や他の園児やその家族との絆が深まる機会でもありますが、家庭によっては行事参加が難しい場合もあります。
その部分は妥協せずに志望校選びの際には、チェックをしておくと良いでしょう。

幼稚園選びに後悔しない!バスや給食についても調べておくことがポイント

お受験のある幼稚園を志望する際には、準備が必要となります。
特に親は、私立幼稚園や国立の付属幼稚園など さまざまな幼稚園の情報を集めます。
その際は、幼稚園の特徴を書き出してみれば良いのです。

受験をしてまでも どうしても入園させたいと親が思う幼稚園は主に

  • 大学付属の幼稚園
  • 宗教関係のカラーが濃い幼稚園
  • 有名小学校への進学率の良い幼稚園

この3つに分かれます。
やはり子どもの将来を見越して選ぶ場合が圧倒的に多いことがわかりました。
その次に、キリスト教などの教えを色濃く説いて、幼稚園のあらゆる時間に祈りを捧げるという非日常的な行いを日々積み重ねることに意味を感じるわけです。
そのほかの選択肢としては、バス通園が可能かどうか?という点や給食制度もしくはお弁当制度かどうか?というというところも気になる点です。
やはり幼稚園受験を課すような園は確固たる運営スタイルを持つところがほとんどです。
だどうしても、幼稚園児であることを考えると「自宅からの距離はどうなのか?」ということがポイントになります。



自宅からの距離を冷静に考える

まだまだ3歳前後の幼い子どもが毎日電車やバスを乗り継いで幼稚園に通うことはナンセンスです。
しかし、3年保育の場合には、朝早く起きて交通機関を使いながら幼稚園を目指さなければいけません。
幼稚園によっては、自宅からの距離などが定められています。
幼稚園を選ぶ際には、自宅を引っ越ししてでも、どうしてもその幼稚園に入れたいと願う親も多いのです。

その為に受験という選抜方法が使われるようになりました。
特に関東圏では、受験をすることで入学がようやく許可されるという幼稚園もあるほどです。
ある意味 幼稚園受験に必要なのは、最低限の準備です。
見た目も大事ですが一番、見られるのが親の教育方針なのです。
そのために、親が「心からわが子を入れたいと感じる幼稚園がどうか?」という点は冷静に確認をしておく必要がありそうです。

志望する幼稚園の教育方針、環境、設備など理解してますか?

幼稚園説明会に出向くことである程度、その幼稚園の持っている個性がわかるようになります。
親として子育てに対する価値観が、志望する幼稚園とぴったりと合うということは幸せなことですよね。
その際には、是非ともそのまま 志望する幼稚園に向けての準備を進めてください。
但し、設備が古い等々で親が納得しかねる部分が少しでもある場合には、志望する幼稚園としして、相応しいかどうかを吟味する必要があります。
親の都合だけで決められないという部分もありますが、子どもが通うことを想定してよく考える必要があります。

志望する幼稚園が決まった時からは、その幼稚園の見学会や公開行事などには可能な限り参加するように心がけてくださいね。
その幼稚園まで足を運ぶことで、園の雰囲気だけではなく自宅から幼稚園までの距離を計り知れるからです。
すべては親のまなざしを通して、お子さんに伝わります。
「心よりその幼稚園に入園させたいという信念が持てるかどうか?」これは幼稚園受験に向き合う姿勢に大きく影響するのです。



子供が志望する幼稚園に入園してからの1年と卒園後のイメージをする

お受験のある幼稚園では、付属小学校がある場合が多く、卒園後は多くの児童が内部進学をします。
親は、幼い子に旅をさせるという勢いで、「受験」という道を選びます。
この幼稚園受験が、その子にとって最初で最後の受験になる可能性も大いにあります。
そう考えると、幼稚園受験は親子の大勝負という部分も否めません。
まずは、親子でこの受験を勝ち取ることが先決です。

志望する幼稚園の受験に向けて準備を進める中、入園後の我が子についても考えることと思います。
入園生活がスムーズにできるように、親として志望する園にふさわしい子供に育てていくことは重要なポイントです。

幼稚園受験では子供の生活習慣を通して親の「子育てへの姿勢」が見られる!

実際に全国の幼稚園は、

  • のびのびした雰囲気の幼稚園
  • 学習型の幼稚園
  • 併設の小学校を持つ幼稚園
  • 受験関連の情報量の多い幼稚園

の4種類になります。

「家庭で どのようにお子さんを育てているのか?」ということも幼稚園選びに影響してきます。
つまり、子供のする事に親がなんでも手を出しているような育て方では、子供に切磋琢磨を繰り返すようなスパルタ式の幼稚園は合うでしょうか?

お子さんを考査することで、幼稚園側も「その子が園にふさわしいかどうか?」を判断していることは誰もがわかっていることなのです。
幼稚園で過ごす年齢の子供は、お友達に特別な感情を抱いてライバル視するようなことはありません。
それによって自分が落ち込むということは極めて少ないのです。
それよりも幼稚園受験を控えた子どもが集まる幼児教室までも、まるで遊び場のように感じてしまうのが2歳児、3歳児なのです。
そこで学んだテクニックを使って合否を判断してもらう、ということでもありません。



当たり前の生活習慣がつき始めているか?

受験の場面では「母子分離」が必ず定められている場合が多いのです。
お母さんやお父さんが別室に移動したとたん、我を忘れて大泣きしてしまうような子供もいます。
この母子分離ができていないことで、不合格になることは案外 多いことを理解しておいて欲しいです。
幼稚園受験では、「当たり前の生活習慣が3歳児なりに備わっているかどうか?」を考査されるわけです。

3歳である子供にとって、生活習慣の意味など分かるはずもありません。
親が子供に基本的な生活習慣を日常的に教えてあげる必要がありますよね。
子どもは ほめて育てられる事によって、小さな自信を積みあげて自己肯定感が高まります。
今までできなかったことができるようになった時や元気良く挨拶ができた時などには、すぐに子供を褒めてあげてくださいね。

幼稚園受験では、受験生である子供の振る舞いを数分眺めただけで、発達の度合いや遅れている部分なども見抜けてしまうわけです。
親が居ない空間でも自分らしく振舞えるお子さんは最強です。

受験生である3歳児の言葉や思考力など発達が年齢相当なのか?

子供の言葉の発達が明らかに遅いと判断される場合には、幼稚園受験を強行するよりも一般の幼稚園を考慮する方が幸せな結果につながる場合があります。
自宅からほど近い幼稚園へ願書を出すという選択についても考えておくべきことなのです。
「あえて受験をしてまで入るべきかどうか?」については、親として正しい最終判断が求められます。
実際に、私立幼稚園によっては子供の発達が遅くても受け入れてくれる園もあります。
ですが、受験をする場合は、お子さんの発達具合を考慮して慎重に考えてあげてくださいね。

幼稚園受験の場合には塾に通ってどうにかなるものではありません。
言葉が年齢相応に発達し、思考能力も幼いなりに敏感であることが望ましいのです。
幼稚園受験の面接では、先生から聞かれたことには返答することが基本です。
これだけでも、お子さんの潜在能力は測れるわけです。
聞かれたことにきちんと回答できないような言語力や、理解力が年齢相当に及ばない場合には、お受験塾以外のところでの訓練が必要です。
その訓練の場所こそが家庭なのです。
親子の時間が増えることで、子供のコミュニケーション能力を伸ばすことができるのです。

さいごに

有名幼稚園を目指すために、「お受験」を選ぶご家庭では お子さんの年齢を若干3歳であることを 念頭に置いて受験の準備を進めるべきなのです。
子供の発達状態を一番理解できているのが父親・母親です。
無理をして受験準備を進めても、到底到達できないこともあるわけです。
また、その逆も言えます。
我が子の発達状態が年齢相当であると試験官に理解してもらえることで、試験自体はほぼ合格ラインなのです。

幼稚園受験を考える場合には、とくに発達状態を見極めて準備に入ることが必要です。
そして、幼稚園の選び方もその部分を基礎として考えておいてください。

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