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小学校受験での塾の必要性

小学校受験を考えると子供を塾に通わせるか悩むところですよね。塾に通うには費用や送り迎えなどの時間が必要になる反面、お受験に関する情報を得やすいというメリットがあります。家庭での学習が自らできるお子さんでも夏期講習や模擬試験などに参加する事でお受験独特の雰囲気を体感することができます。

小学校受験を考える場合、真っ先に親の頭をよぎるのが経済的負担に関してのことです。
実際に小学校受験の情報をある程度 網羅をしている状態であれば、塾に行かずに家庭学習だけで合格はできないものか?
もしくは、必ず塾に行く必要があるのかどうか?について検証してみました。

目次
▼ 小学校受験を予定している親の悩み
▼ 小学校受験に塾がオススメな理由
▼ 親から離れて学習をするという意味
▼ 小学校受験予定の子供は通塾が多い
▼ 【面接や集団行動など】塾でしかできない小学校受験対策がある
▼ 費用の掛かる通塾は効率よく使う
▼ さいごに
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小学校受験を予定している親の悩み

志望する私立小学校、国立小学校の難易度などを考え併せて、「家庭学習だけで何とか受験の準備はできないものか?」と悩む親は多いものです。
小学校受験を考え始めた時期がいつなのかによってもその判断は違ってきます。
例えば、受験まであと1年以上もあるという時点での悩みの場合には、一旦市販の問題集などで対応することも可能です。

ここで一つの問題があります。
例えば身近に志望校の在校生がいるなど、「受験に関する情報を入手できる環境下にあるかどうか?」という点です。
まったく学校に関する情報もなく、ただ単に素人の親御さんが小学校受験にトライすることには、情報量の点では弱くなる場合も懸念されます。



まずは学校説明会に出向く

志望する小学校の学校説明会に通うなどして、学校に関する情報や出題傾向を探ることは大切なことです。
学校説明会や学校行事などの際に志望校に出向くことで、学校の校風や雰囲気が分かります。
また、お子さんも一緒に行くことで子供のやる気にもつながる場合もあります。

ただ、学校説明会だけでは、志望校の建学の精神などを伺えるますが、志望校合格への早道になるような情報は恐らく得られません。
そこで、親は「子供を塾に行かせた方が良いのかどうか?」という判断を委ねられるのです。
自分たちの管理下でできる事、できない事、そこをきちんと見分けて対応してあげてください。

小学校受験に塾がオススメな理由

最近は、市販の問題集も販売されています。
小学校受験に頻出される類似問題を家庭の中で丁寧に解いていくという形でも良いでしょう。
まずは、実際に試験に出題されるような問題に触れる機会も必要です。
ただ、塾通いのお子さんのように、塾という緊張感の中で問題を解くという形にはなりません。
親子の間では、スケジュール通りに学習を進めること自体、容易なものではありません。

また、お子さんが自ら進んで勉強に励むという年齢でもありません。
親子のやり取りの中で「スムーズに受験準備が整うかどうか?」については個人差があるわけです。



塾は強制力を持って指導する

幼稚園児を対象にした塾でも、決まった時間から授業が始まります。
塾では、カリキュラムも予め決まっているものです。
だからこそ、気分が乗らない日でも、お子さんは塾の「強制力」によって、その時間は何とか集中をしてペーパー問題などの演習に取り組めるわけです。
そこが塾の持ち味でもあるのです。
自宅ではなかなか行えない勉強を塾では行えるという利点は、子供がその時間にしっかりと学習ができる環境を提供してくれることです。

親から離れて学習をするという意味

自宅で小学校受験の準備をする場合は、親が付きっきりで手取り足取り教えなければいけないのです。
その際、お子さんは親が傍にいることで、多少の甘えも出てしまいます。
それを律しながら勉強を進めることは、なかなか困難な場合もあります。
実際に受験本番は親から離れて試験を受けることになります。
たとえ幼稚園児であっても、そこは何ら変わりありません。

比較的 親離れができているお子さんにはストレスにはなりませんが、親離れがなかなかできない お子さんの場合には、塾などの親と離れた状況で学習をする練習を重ねておいた方が良い場合もあります。
塾でも家でも自分のペースで学習ができるという お子さんの場合には、塾に通う、通わないという選択は親がすればよいと思います。
いずれにしても、基本的に親の力がなくても自分で学習姿勢を保てる子どもが、小学校受験に向いていることは確かです。

小学校受験予定の子供は通塾が多い

どうしても自分の子供に勉強を教えるということに抵抗を感じる親御さんが多いようです。
確かに、算数や国語を教えるわけではありません。
小学校受験という特殊な目標に向けて学習をするわけです。
「どんな親御さんでも子供の指導ができるか?」と言えばそれは難しい問題です。

小学校受験というのは、

  • しつけがどこまで行き届いているか?
  • 常識をどの程度理解しているか?
  • 日常生活の中でどの位 自立できているか?

が問われるのです。
これをすべて親がチェックをして正すということは、やや困難なものです。
理想的には自宅でも学習をして、専門的なことは塾に任せるという方法です。
これならば傍について学習を見守る親御さんの負担も半分で済みます。



第三者と学習をすること

親から離れて通塾をしている間は、子供自身と塾の先生との時間になります。
「塾」という社会に出て、初めて一人で「学習姿勢」を学んでいる瞬間なのです。
この状態は家庭では作り出せないものです。
だからこそ、塾に一時期だけでも通うことをお勧めします。
家庭だけではできない小学校受験の準備は、塾で行う方が効率がよいのです。

【面接や集団行動など】塾でしかできない小学校受験対策がある

例えば面接の練習を家庭で行うことは、どうしても難しいのです。
第三者ではない親や家族に対して、お子さんが真面目に答える場合と、ついついふざけてしまう場合とがあるからです。
そして集団行動の訓練はどうでしょうか?
幼稚園では、到底 集団行動などの練習はしません。
これは小学校の出題内容としてある意味、特殊なものです。

どのように行動をすると、面接官に印象良く受け止められるのか?
そこまで塾では指導していきます。
自分勝手に振る舞うことは、小学校受験においては大きなマイナス点になることも身につけていくのです。
これこそ塾でしかできない受験準備と言えるのではないでしょうか。



自分以外の受験生のいる環境

塾という場は、自分と同じように親から離れて60分~90分という時間を、お子さんと塾関係者だけで過ごすという特別な時間を過ごす場です。
塾に通うことで、お子さんは「日常とは違う学びの場である」ことと、「小学校に上がるためには試験を受けなければいけない」という事実を知るのです。
これを丁寧に教え込むのが塾の講師たちです。
それも、無理なく夢を持って前進できるように講師は指導をしていきます。

お子さんにとっては、自分と同じような目標をもつ仲間と出会うことにもなるのです。
これは自宅で学習していても、決して恵まれることのないご縁です。
そのように考えるとやはり、塾に通って受験の準備をすることに大きなメリットを感じます。
親としても、受験に関する情報を入手しやすい環境になります。

費用の掛かる通塾は効率よく使う

幼い頃からずっと通い続けるというよりも、本番直前になってからスポット的に通うという方法もあります。
せめて1年以内に受験の本番を迎えるというタイミングまで、待ってみませんか?
それまでは家の中で常識的なことや、日常的なお手伝いなどを通じて親が伝えられることを十分に教える時間にしておいてください。
親子の散歩などを通して、季節の草花などに触れ合うことは大きな成果に繋がります。

夏休みになると、塾では夏期講習などが組まれます。
年長の夏休みの時点で、夏期講座を皮切りに本番直前まで塾に通うという方法が一番ベターです。
なぜかと言いますと、まだまだ幼い頭の中では、覚えたこともすぐに抜けていく可能性もあるからです。

通塾をしながら自宅でも学習をするのが、小学校受験を控えた年長時期の理想です。
お子さんのモチベーションを保つのは親の仕事です。
何事も慌てずに、そして精神的に追い込まずに準備を整えることが、本来 最も理想とする部分でもあるのです。

さいごに

親として、子供には志望校に合格して欲しいものです。
受験準備をスムーズに進めるためにも、お子さんの体調管理や生活習慣の管理は親の大切な仕事です。
また、家庭では、基本的なしつけや生活習慣、季節の催しや草花など日常生活を通して子供に身につけさせることが多々あります。

学校説明会などのお受験に関するイベントに参加することは、志望する小学校への理解を深めるためにも大切なことです。
それでもお受験に関する情報は、なかなか集めにくいのが現状です。
おすすめなのは、お子さんが志望する小学校への合格者が多い塾に通うことです。
合格者が多いという事は、志望校に関する情報も集まりやすいものです。
専門的な学習については塾に任せ、家庭では塾の復習などを通して学習習慣をつけることが効果的ともいえます。

受験準備を進める上でも家族の団結力やコミュニケーションは、子供の心の力となります。
ささいな日常会話でも子供の笑顔が一番です。
お子さんが楽しみながら受験準備をやる気を持って出来るように心がけてあげましょう。

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