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幼児期から子どもの好奇心を育む!「理科」が得意になる秘訣

理科は、小学校の授業で唯一実験がある科目です。理科が好きなら実験も更に楽しくできますよね。理科は、自然の成り立ちなど、身近な疑問について学べる科目でもあります。散歩に行くと、子どもは途中で立ち止まり虫の観察をしたり、雲を見たりと子どもは自然に興味いっぱいではありませんか?実際に目に見て感じれるのが理科の特徴です。

理科の授業は小学校3年生から始まります。
小学校の理科ではどのようなことを学ぶのか見てみましょう。

小学校3年生で習う学習内容

  • 物質・エネルギー
    …物と重さ、風とゴムの力の働き、光と音の性質、磁石の性質、電気の通り道
  • 生命・地球
    …身の回りの生物、太陽と地面の様子

小学校4年生で習う学習内容

  • 物質・エネルギー
    …空気と水の性質、金属,水,空気と温度、電流の働き
  • 生命・地球
    …人の体のつくりと運動、季節と生物、雨水の行方と地面の様子、天気の様子、月と星

小学校5年生で習う学習内容

  • 物質・エネルギー
    …物の溶け方、振り子の運動、電流がつくる磁力
  • 生命・地球
    …植物の発芽,成長,結実、動物の誕生、流れる水の働きと土地の変化、天気の変化

小学校6年生で習う学習内容

  • 物質・エネルギー
    …燃焼の仕組み、水溶液の性質、てこの規則性、電気の利用
  • 生命・地球
    …人の体のつくりと働き、植物の養分と水の通り道、生物と環境、土地のつくりと変化、月と太陽

(学習内容については、文部科学省 小学校学習指導要領解説より引用)

小学校の理科では、「物質・エネルギー」、「生命・地球」について学んでいきます。
自然に親しみ興味を持つことが理科を学習する上で大切になってきます。
今回は、理科の魅力と理科が好きになる為に家庭でできる事を紹介します。

目次
▼ 理科の魅力って何?
▼ 理科に強いと どんな道がひらけるの?
▼ 理科が得意な子になるために家庭で出来ること
▼ 日常生活の中には 理科に関わることがたくさん
▼ 効果的!幼児期の理科の勉強法
▼ 理科好きへの第一歩!好奇心を刺激する おすすめ本 3選!
▼ さいごに
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理科の魅力って何?

どの教科でも言えることですが、特に理科については「好きか嫌いか」「興味があるかないか」で学習への取り組み方が大きく決まってしまいます。
我が子には小学校に入学する前から理科の魅力を知って理科好きにさせてあげたいですよね。



理科の魅力①
 身の回りの「なぜ?」「どうして?」を知ることができる

理科を学習することにより、身の回りにある「なぜ?」「どうして?」を知ることができます。
それは、自分の体のことであったり、食べ物のことであったり、動物や植物に関することについてです。
さらに、自然現象や宇宙に関することも含まれます。
理科を学習することで、それまで気づかなかった仕組み法則を知り、人生が豊かになっていきます。



理科の魅力②
 問題解決能力が育つ

理科の学習は、小学校3年生から始まります。
小学校1・2年生では「生活科」として「気づく力」を学び、3年生からは観察実験を通して科学的な知識や思考力などを身につけていきます。
これらの学びを通して問題解決能力を育てていくのが理科の学習です。
この問題解決能力は全ての教科で活用できる力であるばかりか、社会に出てからも必要な能力です。

理科が得意だとどんな道がひらけるの?

理科が得意だと、将来どんな道がひらけていくのでしょうか?ある大学が実施した調査をみると、理系出身者は文系出身者よりも平均賃金が高いという結果が報告されています。
また、企業が大学院修了者の採用に力を入れていることもあり、大学院に進学する学生の割合が高いのも大きな特徴です。



物理学専攻の将来の道

物理学を専攻した学生は大学院に進学し、研究者や電気・機械関連の企業に就職するケースが一般的です。



生物学・化学専攻の将来の道

生物学や化学を専攻した学生は、製薬会社や食品会社の研究所など、専門を生かせる職場に就職するのが一般的です。



資源・エネルギー工学専攻の将来の道

資源・エネルギー工学を専攻した学生は、石油メーカーや鉄鋼業、商社などに就職するケースが一般的です。

この他、薬学や獣医学、農芸化学など、理系学部出身者は専門を生かした企業や官公庁に就職できていることが多いといえます。

理科が得意な子になるために家庭で出来ること

理科好きな子どもに育てるためには、家庭の中で「なぜ?」「どうして?」を大切にしてあげることです。
そこで、理科が得意になる家庭での関わり方を3つご紹介します。



読書の習慣をつけてあげましょう

理科が得意になって欲しいからといって、理系関係の教科だけが大切なわけではありません。
まずは、全ての教科の基礎となる読解力を育ててあげてください。
読解力を育てる一番の近道は、家庭での読書です。
子どものすぐ近くには本があって、いつでも手にできる環境作り大切です。
母親父親が読書している姿を見て育った子供は、読書する時間を自然に確保するようになるといわれています。



植物や昆虫を育てよう

子どもにとって、植物昆虫と接することは理科学習の第一歩です。
小さい頃の動植物との豊かな触れ合いこそが、自然科学への知的好奇心の基礎になっていくのです。
ですから、ママやパパが率先して動植物への触れ合いをさせてあげましょう。
親子で野菜や草花を育てたり、昆虫などの生き物を育てたりするのもおすすめです。



リビングに図鑑を置きましょう



出典:楽天【インテリアの壱番館】

幼児や小学生は図鑑が大好きです。
リビングなどに図鑑があれば、手に取ってくれるはずです。
始めのうちはパパやママが調べてあげることが多くなるでしょうが、慣れてくれば自分で調べられるようになっていきます。

日常生活の中には 理科に関わることがたくさん

理科の学習内容は、日常生活と密接に関係したものばかりです。
でも、子どもは教科書で勉強したこと自分の生活と関わっていることに気づきにくいものです。
そこで、日常生活での出来事が理科の学習と深く関わっていることに気づかせてあげてください。



生活の中の少しの変化に気づかせてあげましょう

まずは、毎日の生活の中で少しの変化に目を向けさせてあげましょう。
庭の梅の花が咲いたこととか、雨上がりの空に虹を見つけたこととかを積極的に話題にすることが大切です。
そして「なぜ?」の問いに繋げて、わからないときには親子で一緒に調べましょう

子ども自身の「なぜ?」が出発点になって、確かめたり調べたりすること自体が理科の学びであり、楽しさです。
体験を通して探求していくことが、理科学習の土台となっていくはずです。



お手伝いをさせましょう

理科の学習内容は、家庭でのお手伝いと密接に結びついています。
ですから、子どもの発達段階に応じて料理や掃除、洗濯、料理などのお手伝いをさせることが大切です。
子どもが料理をお手伝いすることで、加熱や冷凍などの温度変化について体験を通して学ぶことができます。
また、掃除や洗濯は洗剤の濃度について学べます。

小さいときからお手伝いをしてきた子どもは、生活の中で理科の学習に必要な基礎ができていきます。
その結果、理科への興味や関心が高く、理科が得意な子どもに育っていくことは間違いありません。



インターネット写真を活用する術

わからないことがあったときには、子どもと一緒にインターネットで調べることも理科への興味を高める方法です。
インターネットの中には、実際に見ることが難しいものであっても動画や写真を使って紹介してくれます。
インターネットからの情報は、子どもの興味を大きくくすぐってくれるはずです。

効果的!幼児期の理科の勉強法

幼児期の理科の一番の勉強法は、ママやパパ自身が理科に関することを率先して楽しむことです。
まずはママやパパが理科好きになって、子どもと一緒に遊び、お出かけをしてあげましょう。



自然の中で遊ばせてあげましょう

テレビやインターネット、図鑑でも知識は得られますが、本物の自然に触れることが子どもの好奇心や探究心を大きく刺激してくれます。
自然の中で遊ぶことを通して「どうして?」や「不思議だな」という疑問が生まれ、「もっと知りたい!」という好奇心に火が付いていくのです。



体験型の科学館や博物館に出かけましょう


出典:「EPARKママこえ」日本科学未来館

幼児期には、体験型の科学館や博物館に出かけてみてはいかがでしょうか?
幼児期から科学に関する実体験がある子どもは、小学校に入ってからの理科の学習に積極的になります。
全国各地では、さまざまな幼児向けの科学実験教室も開催されています。
また、近くにプラネタリウムの施設があれば出かけてみてはいかがでしょうか?



積み木やブロック遊びを取り入れましょう

平面図形立体図形への感覚を育てるためにも、日頃から積み木やブロックなどを使って一緒に遊んであげましょう。
これらの遊びを通して図形に関する興味が高まり、発想力や創造力、問題解決能力も培われていきます。

理科好きへの第一歩!好奇心を刺激する おすすめ本 3選!

天気、食べ物、体、動物、虫、植物、電気など、理科に関する事は、身の回りにたくさんあります。
自然とのふれあいや日常生活に興味を持ち、「なぜ?」っと考えることから理科好きへの扉は開かれます。
子どもの好奇心を刺激し、楽しみながら理科について学べる本を紹介します。



理科好きな子に育つ ふしぎのお話365 見てみよう、やってみよう、さわってみよう体験型読み

発売日: 2015年2月10日
監修: 自然史学会連合
出版社:誠文堂新光社

子どもの「なぜ?」「どうして?」から、最新科学の話まで幅広く収録。
分かりやすく、正しい知識も身につく!
10分あれば読めてしまう短い話ばかり



実験おもしろ大百科

発行日:2013年7月3日
著者/編集:今泉忠明、岡島秀治
発行元:学研教育出版
発売元:学研プラス

手品実験、おやつ実験、工作実験、発明実験、動物かんさつ実験、理科実験など、かんたんで不思議な実験がぎっしり詰まった大図鑑。
家にあるもので出来るかんたんな実験から本格的な実験まで200以上掲載!



むし 新版 (はっけんずかん) 3~6歳児向け 図鑑

発売日:2016年07月13日頃
著者/編集:小堀文彦、海野和男
レーベル:はっけんずかん
出版社:学研プラス

学研の「はっけんずかん」シリーズの1冊。
窓じかけを使って、虫の動き方や虫の秘密を発見!
イラストときれいな写真で、虫の名前や生態、特徴がわかる図鑑です。

さいごに

子どもは、体験する事で好奇心が刺激されます。
例えば、お子さんと一緒に散歩をしながら自然と触れ合うことで、虫や植物の観察、いろんな形の雲の発見など 親子で楽しみながら学べます。
親が、子供の「わくわく」「ドキドキ」に気付き、一緒に楽しむ事が大切なんですよ。
子どもの好奇心を大切にしたいものですよね。

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