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小学校入試直前!親として子供にできること

小学校受験に向けて、子供には「やる気」を持って挑んで欲しいものですよね。しかし、実際はプレッシャーを感じて本来の実力が発揮できないお子さんもいます。お受験を乗り越えるためにも普段からリラックスして過ごすことがポイントとなります。そのためにも受験生を持つ親として日頃から優しくお子さんに声かけをするように心がけてくださいね。

小学校受験という大きな節目を迎えるために、準備に忙しくしているとどうしても子供のペースは乱れがちになります。
そんな中でも大切にしたいのは、いつもの習慣を大事にすることです。
特に受験本番の3カ月前になる頃には、体調管理やお子さんの些細な変化などにも、親が気づけるような体制を取りましょう。
一番大切なのは、お子さんと常に対話をすることです。

目次
▼ 受験3カ月前「夏休み」におすすめ!早寝早起で朝勉強の習慣づける
▼ 入試直前の1ヶ月は親の焦りは禁物!子供に自信をつけさせる大切な時期
▼ 受験前の子どもの体調管理は細心の注意が必要
▼ 小学校受験直前の鉄則!子どもの実力を発揮するためにも普段通りの生活を過ごす
▼ 親の声かけは子供の心をリラックスさせる効果がある
▼ さいごに
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受験3カ月前「夏休み」におすすめ!早寝早起で朝勉強の習慣づける

ちょうど夏休み前後の時期になると、幼稚園のイベントや夜間のお祭りなどもあり、子供の生活リズムにも乱れが生じてしまいます。
普段であれば1日や2日 少し寝る時間が遅くなっても特に問題にはならないのですが、受験前のお子さんの生活リズムには気を遣う必要があります。
せっかく早寝早起きの習慣をつけていても、1日でも眠るのが遅くなってしまうとペースが乱れてしまうからです。

小学校受験の本番は、朝8時頃には現地に到着しなくてはいけません。
ペーパーテストもすべて午前中に行われる考査なのです。
つまり、朝方の脳を作る必要があるわけです。
受験の準備期間中のお子さんに尋ねてみると、よく朝に勉強をしているということを聞きます。
幼稚園に行く前にペーパー問題を3ページしてからバスを待つ というお子さんがいました。
朝に勉強することが生活リズムに組み込まれると、この先、家庭学習の習慣を身に付けるうえでとても有利に繋がります。



朝は頭が冴える時間

朝の数時間は、脳の『ゴールデンタイム』と言われます。
ゴールデンタイムを勉強に活用する事で、記憶が定着しやすいというメリットがあります。
子供が夜更かしをしてまで受験準備を進めるよりも、朝の時間を利用することが学習する上でも最適なのです。
そこで、お勧めしたいのが朝の数分間、集中して受験に関する勉強や おさらいをするということです。
特に受験直前になると、毎日平均して起きる時間を少しずつ早くしてあげていただきたいのです。

朝のゴールデンタイムを活用するためにも、お子さんには『早寝早起き』を習慣づけて欲しいものです。
夜は、早々に眠る準備をして心をできるだけ穏やかに保つように心がけます。
そして朝は6時半頃には起きて、朝の支度を自分で行い朝食をゆっくりと食べる。
そこから10分程度、親御さんの近くでお勉強をするのです。
この習慣を試験本番まで毎日続けることに意味があります。
つまり朝型の脳を作っていくわけです。
幼児教室や受験塾の場合には、普段の幼稚園生活の後に授業時間が組まれていることがほとんどです。
夏休みになるとその時間割を一気に朝型に変更する塾がほとんどです。
このようにして、お子さんが朝早くから、勉強をする体制を整えていくのです。
これは家庭の中でも十分に対応できることだと思いいます。



幼稚園児にとっても「早起きは三文の徳」

家庭内で朝の時間を前倒しで過ごせるようになると、それが習慣化しやすくなります
お子さん中でも、朝食の後の数分間は、家族のそばでワークなどに取り組むなど、自分の中でも納得しながら勉強の時間を持てるようになるのです。
まずは、家族揃って「朝活」という提案をします。ここから始めてみましょう。
親がお手本になって 朝の過ごし方を考え直すことは、お子さんも取り組みやすくなる環境作りの第一歩となります。

入試直前の1ヶ月は親の焦りは禁物!子供に自信をつけさせる大切な時期

小学校受験が1カ月後に迫った状況です。
きっと親御さんの方も精神的な余裕をなくしている時期ではないでしょうか?
この時期になって、これまで普通にできていたことが 急にできなくなることもあります。
親としては「間に合っていない」と嘆かわしい気持ちに陥ります。
そして、お子さんに対してもどんどん追い詰めてしまうような言葉をかけやすくなりやすいのです。

これは既に負の循環です。
まずは、親としての在り方を見つめ直してください。
ここまでの道のりを認めてあげていただきたいのです。
親が焦れば焦るほど、お子さんには悪影響が及ぶのです。
この状態で何をどう、考えれば良いのでしょうか?
その答えとしては、お子さんとできるだけ楽しく過ごす時間を増やしてほしいのです。



ペーパー教材から離れてみる

口頭試問や面接の準備も、十分にここまで行ってきているはずです。
今度は、実践にチャレンジしてみませんか?
お子さんを買い物に連れ出して、一人で買いものに行かせてみるのです。
商店街などでは、意外と簡単にこの応用ができるはずです。
その時に、見知らぬ人と会話をするというスキルを積むことが出来るのです。
程よい緊張感と、買い物が成立したとき達成感は、中だるみになっているようなお子さんにも効果的です。
コミュニケーション能力を高めることは、行動観察や面接の考査時に人見知りなく対応ができるようになるという利点があるのです。

受験前の子どもの体調管理は細心の注意が必要

お受験本番に向けて、お子さんの体調管理栄養管理に気持ちを向けてください。
子供は些細なことでお腹を壊したり、精神的に不安定になります。
家族全員で手洗いを徹底するなど、家族みんなで対応するようにしてください。
家族の誰から体調を崩すと、それだけで不安になるものです。
誰かの体調不良がますます入試への不安をあおりかねません。
そうならないためにも、外出後のうがい手洗いを徹底するなど、体調管理には特に気を付けてくださいね。

神経質になりすぎると、全てのことに敏感になってしまいます。
そこは、少しずつ息を抜きながら、入試前の時間を過ごすべきなのです。
たまには家族全員で出かける機会や食事に行くなど、気分転換も必要となります。



いつもの「習慣」と「生活リズム」を守る

受験本番に向けて、これまで親子で十分に準備を重ねてきたわけです。
だからこそ、お受験直前には思い切って非日常の時間を過ごすというのも、一つの効果的な方法です。

今一度考えてみてください。
正直なところ、できていないことを探すのは安易なことです。
気になりだすと何もかもが不十分ということにもつながります。
そうならないためにも、気分転換として自然を楽しむなど家族全員で楽しいと思える時間を過ごしてみてください。
それ以外は普段通りに過ごさせることが大切です。

入試前だからということで、幼稚園を休ませてしまうことや、お友達との時間をあえて作らないようにするなど、逆効果の選択をしている親御さんも多く見られます。
確かに、家の中に子供を隔離してしまうことで秋から冬にかけて流行する風邪やインフルエンザ、RSウイルスなどの感染症は防げるかもしれません。
ただ、隔離されることによって、様々な「機会」を無くしてしまうきっかけにもなります。
いつも通りの時間を過ごせる幸せを奪わないようにするのも親の務めです。

小学校受験直前の鉄則!子どもの実力を発揮するためにも普段通りの生活を過ごす

お受験本番までには、色々と準備をすることがあります。
うっかりとしていると、当日に忘れ物をして大失態ということもあり得ますので、事前に一覧表を作るなど用意周到に過ごしてくださいね。
「いつまでも何を準備するべきなのか?」を明確にしておくことがポイントです。
そして、体調管理の方も万全に行いましょう。
小児科に連れて行く予定なども加味して、あまり過密スケジュールを設定しないことを お勧めします。
特に共働きの場合には、お互いの役割分担についてもはっきりとしておきましょう。

入学考査が近づくにつれ 「お子さんの欠点ばかりが気になりだす」というのは、どの家庭においても起こり得ることです。
入試直前の時には、お子さんに自信を持たせること自体が、大切な親の配慮となります。
入試はモチベーションにつながるものですが、あまりそればかりに囚われすぎないようにしてください。
あくまでもいつも通りであることを、モットーにしてください。



直前まで普段通りに通塾させる

お子さんの幼稚園生活も、通塾も入試の前日まで普段通りに行うご家庭の方が合格率が高い傾向にあります。
それはお子さんが生活のペースを乱さずに、試験前日までリラックスして普段通りに過ごせた結果ということになります。
子供は、大人が思っている以上に些細なことで急に緊張をしてしまうこともあります。
試験当日に実力を発揮するためにも、子どもにストレスを与えないように過ごすのがお受験を乗り越えるポイントでもあります。

急に、塾を休んでしまうことで何となく覚えていたことが飛んでしまう場合もあるわけです。
大人程、器用に自分をコントロールできるものでもありません。
お受験対策に通塾している子どもの方が、緊張感を軽減できる場合も多いのです。
幼稚園も、入試の前の日まで普通に通っていればそれでよいのです。
一番いけないのは、親御さんが特別な環境を作り出してしまうことです。
これは子供が緊張してしまう一番の原因になります。
お受験直前は、お子さんの気持ちに寄り添った方法で本番を迎えられるようにしてくださいね。

親の声かけは子供の心をリラックスさせる効果がある

親が必死になり過ぎて子供への声掛けが常に熱いものになってしまうと、それがプレッシャーになります。
受験生である子供は、親の期待に押しつぶされかねません。
そうならないように、入試直前には、努めて明るく お子さんに声を掛けられる親でありたいものですよね。
「これができないと受からないよ!」というような切迫観念をそのまま言葉にすることは絶対にお勧めできません。
それよりも、「試験では○○ちゃんが好きな問題が出るかな~」というような優しく、そして期待を持たせるような言葉かけが必要です。
そこが肝心な部分でもあるのです。



体力は温存することが必要

例えば、入試直前に山登りをすることや、体力を大幅に消費してしまうような行動は慎むべきです。
基本的に体力を温存しながらモチベーションだけを保つことが求められるからです。
当日はできるだけベストコンディションで、お子さんのモチベーションも保てたままの状態で会場入りをすることが第一と考えておいてください。

入試が直前に近づいた時期に、受験本番と同じ朝の時間帯に電車に乗り、試験会場まで下見に行くのも良いきっかけになります。
「練習したからもう大丈夫だね!」という親の言葉はそのままお子さんの安心感につながるからです。
親の言葉はすべて魔法のように、お子さんの心に伝わっていくものです。
小学校受験は最後まで家族とともに進むべきです。
お子さんを戦場に放り込むような態度や言動は絶対に避けることが、親としての心得でもあります。

さいごに

小学校受験では、親のサポート体制が大きく影響すると言っても過言ではありません。
受験をするのは、まだ自分をコントロールするのが難しい年頃の子供です。
子供の性格を把握している親が、子供のやる気を高めて受験に向けての環境を整えてあげる必要があります。
親子の絆を深めながら小学校受験を乗り越えるように心がけましょう。

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