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国立小学校に入学させたい!国立小が求める子ども像とは?

お子さんの小学校受験に関して、国立大学の付属小学校を考えるご家庭も多いものです。国立小学校は、国立大学の教育機関という位置づけであり、子どもの自立を育む教育方針が定めされています。そのため、自立心や社会性が高い子どもが求められる傾向があります。受験準備をスムーズに進めるためにも子どもの人見知りを克服することも大切なのです。

特に国立の場合には通学圏内という決まりがあります。
自宅から60分以内で通学できるとが大前提です。
国立小学校に子どもを入学させるために、転居をするご家庭もあるほどです。
我が子を入学させたいと言う親の思い入れの強さがうかがえるのが、私立小学校よりも国立小学校なのです。

目次
▼ 国立小学校が人気の理由!教育環境と学費がメリット
▼ 【国立小学校の受験資格】 通学区域内に住んでいることが原則
▼ 国立小が求めている子供像に! 子供の自立を促す子育てがポイント
▼ 日々の生活の中で子どもの自立を高めるために親ができること
▼ 小学校生活で必要なコミュニケーションで子どもの社会性が鍛えられる
▼ 受験準備期間中に子どもに理解して欲しい知識とは?
▼ 【国立小学校の基礎知識】受験考査の内容とは?
▼ さいごに
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国立小学校が人気の理由!教育環境と学費がメリット

国立小学校の受験を志す家庭では、良い教育機関で自分の子どもを学ばせたいということが第一の理由となります。
そして学校にある伝統や実績に魅力を感じ、教育環境がどこの学校よりも整っているということが魅力なのです。
また、地域の公立小学校の評判が芳しくないという場合には、どうしても国立小学校への羨望が強くなるのです。

もう一つはコスト面の負担について挙げられます。
特別な教育施設で育てたいと思いがありつつ、私立小学校の授業料を見ると経済的にも厳しいと判断する家庭も実際に多いのです。
国立小学校は、私立に比べ学費負担が少なく、小中高校の一貫教育の中で勉学の力をつけるための教育が受けられることが最大の魅力なのです。

【国立小学校の受験資格】 通学区域内に住んでいることが原則

国立小学校では、学区が定められています。
つまり、国立小学校を受験するためには、学区内に居住をしていることが前提となります。
家の近くに国立の小学校が偶然あるという家庭は少ないのです。
そのため、志望する国立小学校に入るために転居を本気で考えて実行する家庭が多くあります。

まずは、通学のめどを立てて本気で受験準備に取り掛かる方が無難でしょう。
国立小学校の受験では、抽選を実施する学校が多くあります。
最終選考にまで残っているのに抽選に漏れるというのは、非常に残念な結果です。
まずは私立小学校などにも併願をしておく方が安全でしょう。

国立小が求めている子供像に! 子供の自立を促す子育てがポイント

国立小学校が目指す教育の一つには「自立」という言葉が必ず並んでいます。
基本的にお風呂に入るときの着脱などが自分一人でできることが最低ラインです。
国立向けのお子さんというのは難しいことであっても、最終的に「一人で実行しようと努力をするかどうか?」という点が大切になります。

家庭の中で、親が忙しく構えない場合でも自分一人の世界で遊べるのかも大きなポイントです。
お子さんは、家の手伝いを頼んだ時に興味を持って快く引き受けてくれますか?
特に、やる気のある5歳児であれば、親からお願いをされる前に自ら進んで家の手伝いを行うはずです。



必ず身に付けたい集中力

お子さんが、折り紙や工作などに夢中になれるタイプがどうかも重要ポイントです。
集中して折り紙や工作に取り組めるタイプのお子さんは、国立小学校に向いています。
何かを作っている最中には、どうしてもうまくいかない場合もあります。
この時に、取り乱さず最後まで根気よく手先を動かせるタイプのお子さんであってほしいのです。

何をさせても、集中して取り組むので時間がかかる子供もいます。
小学校受験では真摯に物事に取り組む姿勢が評価されます。
文武両道という言葉が似合いそうなのが、国立小学校のスクールカラーであることを親御さんは知っておいていただきたいのです。

日々の生活の中で子どもの自立を高めるために親ができること

毎日決まった時間に起床するのは、日常生活では当たり前のことです。
親心としては、ついつい子供を起してあげたいものです。
しかし、お受験では、お子さん自立心を成長させることが肝心なのです。
着替えの際にも自分の脱いだパジャマなどを、きちんとたためることがまずは目標です。



生活面における子供の自立度は?

お子さんには、家の中で毎日何らかのお手伝いをさせてくださいね。
これは非常に重要なことです。
一般的に面接の場面で「おうちのお手伝いをしていますか?」という質問は比較的よくあるものです。
毎日食べたものを流し台まで運ぶというスタンダードなお手伝いでも良いのです。
お子さんに家庭の中で役割を持たせることは、国立小学校に限らずに必要なことなのです。

ちょっとのことで大泣きをして幼稚園の先生を困らせるタイプのお子さんがいるとします。
国立小学校が求めている生徒というのは、自分なりに我慢ができるお子さんの強い精神力が好まれるのです。



片付けができるかどうか?

おもちゃで遊んだ後はそのまま明日の朝まで放置というのは、よくあることです。
しかし、それでは国立小学校向けとは言えないのです。
生活力というのは、ご飯を作ることや掃除をすることだけを指しません。
国立小学校の求めるお子さんというのは、家の中でも自立をしているタイプの子です。
遊んだ後は自分なりにおもちゃを片付けて整理整頓ができるような子です。
きちんと片付けることが習慣づいているような規律を持った子供が生活力のある子供といえるのです。

お子さんの日常的なふるまいを考えてみてください。
玄関先で脱いだ靴をきちんと揃えることができているでしょうか?
これは親のしつけが色濃く出る部分でもあるのです。
国立小学校に向いている子というのは、自分の中で規律を持てる子です。
つまり、テレビを見るのも自分で大体の時間を決めているようなタイプです。
常に時間を意識して幼稚園からの帰宅後の過ごし方は有意義で、幼いながらもセルフコントロールができているお子さんが国立小学校に向いているのです。

小学校生活で必要なコミュニケーションで子どもの社会性が鍛えられる

国立小学校の場合には、常識的なことが かなり求められます。
例えば、年齢が違うお子さんとも仲良くできるか問われることがあります。
国立小学校では学年問わず自分よりも上級生や下級生の間に挟まれて、上手に世渡りができるような性質が好まれるのです。
ようするに、器用に生きているタイプのお子さんが国立小学校に向いているのです。

国立小学校の生徒には、相手の目を見て挨拶ができて常に大きな声で返事ができることは最低限に必要なことです。
悪いことをした時には「ごめんなさい」が言える子はとても常識的なタイプです。
そして、人様に対して「ありがとう」が言えることも大事に育てていきたい部分でもあるのです。

受験準備期間中に子どもに理解して欲しい知識とは?

日常生活の中で物の名前を覚えることや、数量の計算ができるのかを問うわけではないのです。
最低限の数を数えることが必要です。
「数量」の単元で押さえておきたいのは、20ほどの数を容易に数えられる技術です。
そして、数の大小については目で見ただけでわかるようになって欲しいのです。
国立小学校の受験では、「量の比較」という単元があります。
量の比較の単元を理解するためにも、体積面積重さ長さなどを判断ができるようになりたいです。
このような部分には、準備期間中の時間のかけ方が合否を左右します。



国立小学校を合格するため家庭でできること

受験生になるお子さんには、人見知りなどを改善する必要があります。
先生の指示を完璧に守れるような、勘の良い子は合格ラインに到達するまでにそれほど時間がかかりません。
実験的な授業が多いのが国立小学校の特徴です。
だからこそ、先生の指示をきちんと守り指示通りの行動ができて当たり前なのです。
家庭での決まりごとを守らせ、親子で家の周りなどを散歩する際には、近所の方との挨拶を徹底してみてください。
きっと効果が出てくるはずです。

また、好奇心が旺盛で何をするときにも、わくわく感を持てる純粋な受験生を国立小学校は歓迎するものなのです。
新しい試みにもすぐに参加して興味を示すようなタイプのお子さんでいるためには、親は愛情を注ぐことがとても需要なことなのです。
その上で、野外や家庭内でのさまざまな体験を通して子供に達成感を味わう経験を積ませることもポイントです。

【国立小学校の基礎知識】受験考査の内容とは?

具体的に、国立小学校の受験内容には、

  • ペーパテスト
    …知的発達の状況を確かめます
  • 個別テスト
    …試験官の先生と向き合い、ものの名前などをきちんと回答しいきます
  • 口頭試問
    …先生に聞かれたことを的確に答えていく問題です
    などが実施されます。

個別テストや口頭試問では、目を見てハキハキと答えることが、求められます。



運動テストや行動観察では?

  • 運動テスト
    …身体的発達を確認します
  • 行動観察
    …自由遊びをしたり、グループで共同作業をすること課せられます

運動テストでは、先生の指示通りのこと(スキップなど)ができる事が前提です。
行動観察では、
お互いに初めての相手と同じ空間にいること自体で、緊張をしてしまうタイプのお子さんもいます。
そこは場数を踏むほかありません。
国立小学校に向いているのは虫や動物を嫌がらないタイプの子です。
国立小学校では、逞しさを主張できるような子が多く合格者として活躍していくのです。



その場の雰囲気にのまれずに自分を持てる子

雰囲気にのまれてしまうタイプの子は、国立小学校では不利になってしまいます。
また、周囲の目線が気になり何度も同じ失敗を繰り返してしまうようなタイプのお子さんは、国立小学校には向いていないと言えます。

自分は自分と決めていて、わが道を行くタイプの方が子どもらしさも全開で評価がとても高くなるわけです。
まずは、自分の子どもが性格的に上記のような型にはまっているタイプがどうかを判断することが必要です。
親の理想と現実には開きがあるものです。
そこをどれだけ現実に埋め合わせられるのかが国立小学校受験内容と合わせて大事なことなのです。

さいごに

国立小学校には、かなりひねりの入った問題が出題されます。
お子さんが受験を乗り越えるためには、相当量の演習も必要です。
そのために、塾に通って国立小学校対策を行うご家庭も多いのです。
最近は、独学だけでは国立小学校受験の合格率は厳しくなってきています。
明らかに私立の入試問題よりもハイクラスな内容が多いからです。

そして、親としてはお子さんが何事も自分で考えて結果を出せるような育て方を徹底していただきたいと思います。
国立小学校で重宝されるのは自分の考えを持てる子です。
そして、感受性の豊かさです。
国立小学校という高い教育水準の中で、お子さんが教育を受けるための考査です。
やはり、ワンランク上の能力と常識を兼ね備えたお子さんが合格を勝ち取るわけです。
そこをよく理解したうえで、受験対策を行ってください。

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