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小学校受験の重要科目「行動観察」を勝ち抜くための心構え!

行動観察とは、志望校に入学後、受験生である子供が集団生活が可能なのかを判断する考査とも言えます。行動観察対策として幼児教室などの対策を練っている教室に通う以外に家庭でできる事はあるのでしょうか?特に人見知りのお子さんをお持ちの家庭では早めの対策が必要となります。初めて会う人と仲良くなれるためにも経験が必要となります。

幼い子供たちが集団になると、何が起こるかわかりません。
しかも、普段から一緒に遊んでいるお友達とは違う顔ぶれの子供たち。
その中で受験生一人一人がどのような行動を取るのか?
その様子を考査されるのが「行動観察」です。

目次
▼ お友達と遊ぶよく子でも油断禁物!行動観察では集団の輪を乱さないことが基本!
▼ 行動観察を通して志望する小学校の集団生活に子どもが適するのか判断される
▼ 常識のある子供に育てておきたい!集団生活を円滑にするためにも社会性を高めてあげよう!
▼ 小学校受験で重要視される行動観察は指示を聞くことが基本!
▼ 行動観察で好感度を上げるためにも「人見知り」は克服!家庭でできる訓練とは?
▼ さいごに
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お友達と遊ぶよく子でも油断禁物!行動観察では集団の輪を乱さないことが基本!

受験のある私立小学校や国立小学校では、行動観察にどれくらいの加点を付けるのかは未公開です。
行動観察とは「受験生である子供が小学校に入学後どのような行動を取れるようになるのか?」を現時点で調べるという考査です。
つまり「何があっても、指示通りの行動ができているか?」という、子供なりの資質を問われる試験科目です。
受験塾などでも、行動観察の分野は様々なシュミレーションを繰り返しながら、当日に臨めるように準備をします。

ペーパーテストでは満点ばかり取れる子どもが、なぜだか行動観察になると落ち着きをなくしてしまい、おどおどしてしまうということは よくあることです。
「行動観察で何をどのように評価されるのか?」ということを お父さん・お母さんにもぜひとも知っておいていただきたいと思います。



輪を乱さない子供であるかどうか?

幼稚園や保育園に通うとクラスに一人は、突飛な行動を取るような子さんがいたはずです。
突然大きな声で話しだしてみたり 意外な発想をするなど、集団行動の中で「華のある子ども」というのは良い意味でムードメーカーになります。
大きな声で話す子供は、場合によってはトラブルメーカーになりかねません。
「お受験」という世界の外では、すべてが保母さんや幼稚園教諭たちの手でまとめられているわけです。
なので、特に問題にもならずに解決するのがよくあるパターンです。

小学校受験では、絶対に集団の輪を乱してはいけないのです。
私は講師時代によく親御さんに説明をしました。
「目立たないこと」そして「当たり前にできること」を目指してください。
とにかくこれに尽きるわけです。
行動観察では悪い意味で目立ってはいけません。
そして、普通に過ごせることが評価されるわけです。

行動観察を通して志望する小学校の集団生活に子どもが適するのか判断される

自分の子供が小学校受験で選考されるというのは、親御さんにとってはたまらなく不安な状態だと思います。
ペーパーテストについては、演習を重ねていくうちに、ある程度 習得できるはずです。
ただ、行動観察というのは一朝一夕には、うまくいかないものなのです。
かといって、親が教えることもこの分野においては少ないのです。

学校側はとにかく、何事も指示を守れて積極的に取り組める子供を求めています。
「この部分に到達できているかどうか?」を選別するために行われるのが、行動観察なのです。
子供ですので、その時だけ別の顔を装うことなどはできません。
つまり素の姿が垣間見られるのです。



行動観察でケンカになった場合

行動観察中なのに、何かの取り合いになってしまい喧嘩が勃発する場合もあります。
大人であれば、試験の最中に口論などはあり得ません。
子供は純粋ですので、試験中ということを瞬時に忘れてしまうのです。
ここで試験官はつぶさに、子供同士のやり取りを観察するのです。

譲り合う倫理観を持ち合わせた子供は、かなりの高評価になります。
我を通すことは時には大切ですが、入学試験の場面では評価がされません。
ケンカに勝てても、少しも評価はされないのです。
小学校に入学すると1クラス30~40人の集団生活になります。
学校生活で先生が授業を円滑に進めるためにも、生徒になるであろう子供達には、協調性など集団生活を送る際に必要な力が求められます。

常識のある子供に育てておきたい!集団生活を円滑にするためにも社会性を高めてあげよう!

万が一ケンカになった場合にも、相手の気持ちを考えることができることが優秀な子どもです。
「ケンカはやめよう!」そう言えることがベストなのです。
なかなかそこまでは出来ない子が多いのですが、行動観察ではケンカなどはご法度です。
絶対に他人と争うことは控えるべきなのです。

子どもに善悪を教えるというのは、親としてとても重要なポイントです。
特に一人っ子の場合には、社会性をどのように育めばよいのかと考えてしまいます。
小学校受験を考えたときには、行動観察の場面で完璧に振る舞えることが必要です。
「そんなことは子供には無理なのでは?」と思ってしまいます。
それでも、小学校受験においては、その資質が求められるのです。



普通の家庭に育っていれば常識は育つ

兄弟姉妹ケンカが絶えないような家庭の場合には、争うことが日常です。
それを見かねた親の方もなんとなくイライラを募らせるという悪循環があるのです。
小学校受験では、家庭での状況を切り捨てて考えていただきたいのです。
ケンカや争うことを日常としているような家庭のお子さんは、暴力的と認識されるのです。
すなわち、穏やかさに欠けると判断されるとそこまでです。

ご夫婦においても同じことが言えます。
子供の前で平気で言い争うような両親を見て育つと、相手には言いたいことを言ってもよいのだという間違った常識を会得するのです。
これでは、すべてが台無しです。

子どもが学校生活を円滑に過ごせるように常識的なことは身につけさせたいものですよね。
日常生活の中で家族が思いやりのある行動をとるように心がけてくださいね。
お子さんの社会性を高めるためにも親御さんの存在は大きいものです。



小学校受験で重要視される行動観察は指示を聞くことが基本!

行動観察では、初めて出会う同じ年齢の子ども達と協力をして作業やゲームを進めるわけです。
ここで子どもがあらかじめ経験を積めることといえば、物おじをしないようにすることです。
私生活の中ではなかなか、このような場面には恵まれません。

行動観察対策としては、塾に通い他の幼稚園児とふれあいながらも指示を守れるようにという訓練を積むべきだと思います。
家庭では実践できない行動観察の基本は、しっかりと指示が聞けることです。
まずは、そこから始めてみるのも良いでしょう。
そして、家族の中でもルールを決めて毎日それを守るという習慣をつけてみてください。
お子さんの意識もかなり変わってきます。



幼稚園や保育園での様子を親が把握しておく

小学校受験対策としてだけではなく、保育園や幼稚園など普段の団体行動での我が子の様子は、必ず知っておくべきです。

  • 意外と何事もスムーズにできているのか?
  • 仲間意識の欠落から何一つ満足にできていないのか?

これはずばり、現場の方に質問をしておく方が良いでしょう。
消極的な子が受験対策のために、急激に明るくなることは困難です。
行動観察を勝ち抜く為にも、お子さんの経験値を上げることが一番効果的です。
初めての場所に何度か通い、同じような年齢のお子さんと一定時間を過ごす訓練です。
このためには、親としてはいくつかの場所に足を運んで子供の経験値をグングンとあげてあげるしかできません。
まずは、この部分を強化しましょう。

行動観察で好感度を上げるためにも「人見知り」は克服!家庭でできる訓練とは?

行動観察は小学校受験では重要視される試験科目です。
ここを頑張れないタイプの子どもは、どうしても入試の突破は困難になります。
そこで、まずは誰とでも仲良く過ごせるような穏やかな子に育てるための訓練が必要です。

幼稚園に通う前からでも小学校受験を将来的に考えるという方は、努めて公園に出かけたりコミュニティーの場を検索をして子供を参加させて「場数」を踏ませるという努力をされています。
ここが肝心なのです。
塾では十分に対策をします。
その部分にだけ甘えないようにして、家庭でもしっかりと行動観察対策をしてあげましょう。



人見知りは大きな減点

幼稚園に行くのも嫌がるような非社交的な子の場合には、行動観察の場面ではほとんど活躍できない可能性もあります。
それならばせめて、お子さんが輪を乱さないようにしっかりと指示を守り動くことに尽きます。
小学校受験は、家族で挑む大勝負です。
お子さんには、自信をもって行動観察の試験に向かえるように、親としては最低限の後押しをしてあげたいものです。
そのためにも、家庭の中での言葉遣い親の対応などを今一度見直しておいてください。

さいごに

私立小学校や国立小学校の受験科目の一つである「行動観察」は、普段の子供の様子がうかがえる科目とも言えます。
すなわち、志望校での学校生活を円滑に過ごせる子どもであるのかが判断される場でもあるのです。
そのためにも、輪を乱さずに行動できることが求められます。
初めての場所で始めて会う人にも人見知りせずに接することが大切になっていきます。

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