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小学校受験の面接対策!親への質問で気をつけるべき回答のポイント

小学校受験の面接では、学校側がご家庭やお子さんについて知りたいことを質問してきます。家庭の教育方針や子供のしつけについてだけではなく、いじめに関する問題や入学後の通学方法や通学時間などについて親に質問をする小学校もあります。スムーズな受け答えをするためにも面接対策は重要となります。

小学校受験で面接試験を課す学校では、面接にかなりのウエイトを置いています。
「面接をどのように突破するのか?」は、ある程度 面接試験の対策を練る必要があります。
まずは面接の種類や面接での質問への解答の注意点などをご紹介します。

目次
▼ 志望校の面接形式は親子面接!?学校によっては保護者や子供だけの個人面接がある
▼ 高確率で質問される「志望動機」には自分の言葉できちんと解答するのがポイント!
▼ 他の小学校などを否定するような回答はタブー!親の資質が問われる
▼ 家庭での子供の様子に対して ひねりの入った質問にも素直に答えることが大切
▼ いじめに関する質問には 「学校に問題解決を委ねる」心構えがポイント
▼ さいごに ~ 理想は理想、現実は現実 ~
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志望校の面接形式は親子面接!?学校によっては保護者や子供だけの個人面接がある

保護者だけを招いての面接や親子面接などの形態があります。
志願者である子供だけの面接の場合には本当に緊張をする場面です。
親はその場にいませんので、お子さんがどのように受け答えをしたのかは 図り知れません。
但し、きちんと普段から面接の準備をしておくと焦ることはありません。
受験塾に通われているお子さんは、何度も面接の練習を塾などで行いますので、そこは家庭学習とは違った成果が必ず出るわけです。

高確率で質問される「志望動機」には自分の言葉できちんと解答するのがポイント!

小学校受験の面接では、基本的に志望動機はかなりの確率で面接では親が答える必要があります。

学校側より、

  • 学校に対してどのような思いを抱いているのか?
  • 入学後にその小学校に何を期待しているのか?

ということを口頭で質問されます。

この時にどのように答えればよいのでしょうか?
参考として解答の仕方をお伝えします。

例えば志望校に対しての印象や志望動機については、学校説明会で実際に見たり聞いたりしたことを、メモに残して自分の言葉に置き換えて回答すると、非常に印象が良いものです。
また、学校に期待するものとしてパンフレットや在校生などの声などから、その小学校にしかない、カリキュラムや課外活動を挙げればようでしょう。
ありきたりな答えを述べるよりも、ズバリ「どのように考えているのか?」を親は面接時では答えるべきです。



通学方法や通学手段について

「基本的に車通学をさせます。」というような回答は好ましくありません。
小学校には自分の足で通うということが、大前提です。
そのために自宅を引っ越す場合もあるほどです。
そこまでしてでも、その志望校に行かせたいと願う親の意向もあるわけです。
但し、通学範囲をある程度限定している学校もあります。
予め自宅から志望校まで通える範囲なのか事前に調べておくことも重要です。
6年間もの間お子さんが一人で電車やバスを乗り継いで、志望校にたどり着けるのか考えておく必要があります。



多くの場合は通学40分~1時間以内という規定がある

小学生ということで、まだまだ幼い学年で居る間は通学に時間がかかりすぎるというのは問題視されます。
例えば、1時間以内の自宅通学を定めている小学校もあります。
また乗り換えは1回までという規定を設けている場合もあるのです。

自宅から1時間以内の通学範囲というものが妥当なラインです。
それでも、小学校1年生のお子さんは、わずか6歳という年齢で、その距離を通うわけです。
そうとうしっかりとしたお子さんでないと、なかなか続かないものではないでしょうか?
このあたりは面接でかなり、深く聞かれる部分です。
あまりにも自宅と志望校との距離感が強い場合には、「本当に大丈夫?」という考えられるのも仕方がありません。

他の小学校などを否定するような回答はタブー!親の資質が問われる

例えば、最初から私立小学校に入学をすることが大前提の場合には、ついつい公立小学校に辛口のコメントを寄せてしまいがちです。
それを面接の場面で「公立小学校はいじめが多くて心配」などというダイレクトに公立小学校をけなすような言い方はタブーです。
あくまでも志望校の教育方針に触れた答えをするようにしてください。

親として、相手のことを悪いうようなスタンスを取ることはマイナスです。
お子さんにもそのようなしつけをしているのでは?と厳しくチェックされる可能性もあるからです。
それよりも、志望校の教育方針のどの部分に共感ができたのか?を正直に述べればよいのです。
公立云々の話はしなくても良いわけです。

家庭での子供の様子に対して ひねりの入った質問にも素直に答えることが大切

例えば、お子さんの長所を言ってくださいという質問であれば、普段の生活で感じる成長や親として喜びを感じた部分を率直に述べてください。
そして、難しい質問の場合にも親なりの答えをするべきなのです。

「現代のお子さんに欠けているものは何でしょうか?」

もしもこの質問が投げかけられた場合には、どう答えればよいのでしょうか?
これも生活の中で垣間見るお子さんの様子から感じられる 欠如点を回答するようにしてください。
ゲームにはまっている件や、情緒に欠けている部分などを正直に指摘すればよいのです。
飾る必要はどこにもありません。

「お子さんを褒めるとき、叱るときはどんなときですか?」

この質問もどこの小学校でもよく聞かれる内容です。
難しく考えてしまうと言葉に詰まりますので、想定される質問の一つとして答えを準備しておく方が良いでしょう。
褒めるときは、順番を守った時や友達とおもちゃを分け合って一緒に使ったときなどを挙げればよいのです。
逆に叱るときは、おもちゃを大事に扱わなかったときや約束を破ったときであることを、明確に回答してください。
ここで良い格好をする必要もありません。

いじめに関する質問には 「学校に問題解決を委ねる」心構えがポイント

「お子さんが小学校でいじめられた場合にはどのように対処しますか?」

この質問に対しては即答で「小学校に抗議をします」と言いたいところですがあえて、「先生方に相談いたします。いじめの実態を冷静に判断いただき、相談対応もしくは、ご鞭撻をあおりたく思います。」っと、ここまで完璧に答えられなくても、喧嘩両成敗という考え方を示しつつ、学校に判断を委ねますというスタンスを示すことが必要です。

いじめ問題の質問に及ぶと親はついつい熱くなってしまいます。
自分本位の回答をしがちですので、そこは冷静になりましょう。
志望校を立てる答え方をすることを徹底してください。
合格を頂いた際には、その学校に子供を託すことになります。
志望校としては、学校や先生方に反抗的な親ではよろしくないのです。



踏み込んだ質問がされる場合もある

面接の準備となると、お子さんだけが対象と思われがちです。
実際には、親の方もかなり突っ込んだ質問をされる場合もあります。
もしも、学校側が不信に思うような答えを親がした場合は そこからさらに質問が続くこともあります。
余計なことを言わないようにしたいもいのです。
例えば、宗教的な話題個人的な見解を述べないようにしましょう。
「それはどういうことですか?具体的にお答えください。」などと言われると焦ってしまうものです。

さいごに ~ 理想は理想、現実は現実 ~

お子さんに対して抱いている夢は「親の夢」です。
「お子さんには、将来どのように育って欲しいのか?」ということについては明確に答えてください。

  • 実際の性格を考えるとどこが不安要素か?
  • これからどのように軌道修正していくのか?

というところまでお子さんのことを冷静に分析できる親は立派です。

お子さんの弱い部分についても、きちんと把握ができることは素晴らしいことです。
お子さんの「伸びしろ」をきちんと言葉で表現できる親は子育てに対して、アクティブな親です。

面接時には、理想ばかりを述べずに現実的な話題にも触れてください。
短い時間の間に、親御さんにいくつかの質問を投げ、答えてもらいながら親を分析しているのだと考えてください。
親の面接態度というのは、お子さんへの評価と合わせて かなりのウエイトを占めます。
くれぐれも、面接をないがしろにせずに、真剣に向き合ってください。
それが志望校に対しての礼儀でもあります。

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