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共働き家庭でのお受験対策!子供との時間を作るためにできる事

共働き家庭では、お受験に対してどのように子供との時間を作るのか悩むものです。幼稚園・保育園までのお迎えや受験塾・幼児教室など習い事への送迎、家庭学習の時間など小学校受験や幼稚園受験に向けてのお子さんと生活リズムにあわせることも必要となります。そのためには、家族の役割分担も重要です。また、時にはシッターさんなどの利用もおすすめですよ。


日本は、少子化に伴い小学校や中学校の受験を考えている家庭は減少していると思われがちですが、実際のデータではむしろ若干伸びているのです。
なぜなのでしょうか?
もともと私立幼稚園や私立小学校、私立中学校への受験を考えている家庭は、専業主婦の世帯が多い傾向にありました。
最近、は働く母親を「ワーママ」という表現で明るく社会が受け入れている風潮があります。
実際、お受験をする家庭には共働き夫婦が増えています。
お受験を視野に入れたときに、共働きの世帯収入で充分に子供の教育費へお金をかけることができるようになっているからともいわれています。
ではフルタイムで働いている母親にとって、お受験は不利になる場面が多いものでしょうか?
あるいは家庭に入っている母親以外にはお受験自体が困難という場合もあるのか?
全国のお受験事情を多角的に検証してみます。

目次
▼ お受験へ挑戦してみたい!親の子供への教育姿勢は高まっている?
▼ 共働き夫婦のお受験合格のカギは土日の有効活用
▼ 家事の役割分担は子供の受験勉強のための時間作りにつながる
▼ 子供のお受験対策に 公的なサービスや民間の家事代行への依頼もあり!
▼ 忙しい日々だからこそ「子供との時間」を大事に過ごせる
▼ さいごに
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お受験へ挑戦してみたい!親の子供への教育姿勢は高まっている?

自分の仕事に誇りを持って日々を過ごしている父親、母親の姿は子供の目にどのように映っているのでしょうか?
どうしても子供と過ごす時間が少ないということで、マイナスイメージを持ってしまうのも無理のない話です。
それでも、あえて子供を受験に向かわせようとする家庭もあります。
事実上、幼稚園受験や小学校受験の主役は子供本人ですが、親の受験ともいわれます。
「忙しい時間の合間を縫ってどれだけ受験準備に参加ができるのか?」という点が問題です。
それも真逆の発想で仕事をしている事をできるだけポジティブに母親自身が捉えられることはとても肝心なことです。



子供と一緒にいられないからこそ わかること

子供と過ごす時間が限られている場合には、その分 研ぎ澄まされた気持ちで子供の様子を見守ろうとする気持ちが働くものです。
子育てにおいても お受験においても、冷静に一歩離れた場所から見つめることができるのではないでしょうか?
そして、子供と過ごす時間を合理的に有意義に過ごせることは、充分に小学校受験の準備に間に合うことでもあります。

共働き夫婦のお受験合格のカギは土日の有効活用

最近は、土日にも幼児教室を開設するところが多くなってきました。
つまり働く両親の休日を利用して、子供とお受験塾に通えるというメリットがあります。
働いているから平日は無理!と決めつけている親御さんもいます。
通う幼児教室によっては、働くご両親の時間を考慮した時間割を組んでいるところも増えつつあります。

母親の懸念材料として一番多いのは、「フルタイムで働いている母親は受験では不利になるのでは?」という点です。
ただこれに関しては時代の流れがそうであるように、ほとんどの親が何らかの仕事を持っていることがわかります。
仕事をしているからこそ、時間の使い方が上手になるものです。



早起きをして子供に接する時間を持つ

お受験に合格した家庭の一例として、寝る前に子供と約束をして朝一番にプリント学習を数枚行うという方法があります。
そして母親がプリントの採点をして朝の学習は終わり!こんな感じの受験準備でも十分なのです。
短い時間だからこそ、濃密な会話が交わせ真剣に向き合えるという声も多いのです。
早起きをして短い時間ながらも学習習慣をつけることは、特に小学校受験においては重要なポイントです。

朝早くから頭を働かせるということは、受験本番にもつながる訓練につながります。
効率よく子供の勉強を見守れることで、その日のスタートを気持ちよく切れる母親が多いといいます。
平日は働いているから受験勉強に付き合えないという理由は持たないようにしてください。
そのように考えてしまうと、小学校受験に向き合おうとしている子供に対しての罪悪感につながる恐れがあるからです。

家事の役割分担は子供の受験勉強のための時間作りにつながる

働いているからこそ、時間を効率よく使い分けることに慣れているものです。
例えば、日曜日にあらかじめ1週間分の食材を買い出しに出かけ、フリージングができるものを作っておくことで、平日の夜に余裕が生まれます。
小学校受験に母親が向き合うということは、まず 細かな時間管理を見直すことから始めるべきなのです。

結果的に時間を膨大に使える専業主婦の母親よりも、的確に時間を管理してテキパキと子供の受験勉強にも付き合えるようになるわけです。
仕事をしていることを決してマイナスに考えずに、できることを どんどん進めていければ良いのです。



お受験準備は家族の役割分担が正解

家族の人員に余裕がある場合には、幼児教室の送り迎えや子供のお世話、家事などの役割分担をしておいてください。
働いている母親や父親が一手に担うことは物理的に困難です。
無理をすることで、どこかで壊れてしまうものです。
そうなる前に、仕事をしながら子供の受験準備を手伝う段取りをしてください。
塾に頼らずに家庭だけで受験勉強をする場合には、やや厳しい結果になるかもしれません。
おすすめは、土日には幼児教室や受験塾に通うことを視野に入れつつ、平日の受験準備については受験塾の先生など専門家に相談されることです。
家族だけではなく専門家の意見を聞くことで、落ち着いてお受験に向かって挑めることができます。



家事の時間短縮に電化製品もおすすめ

今では一般的になった家事をサポートしてくれる電化製品を使うのも効率的ですよ。
電化製品を使用した分、できた時間を子供に向けることができますよね。

食器洗い機
意外と皿洗いには時間がかかり、シンクの高さによっては腰に負担が来るものです。
「食器洗い機」は取り付けに手間と場所をとりますが、食器を軽く洗って機械に入れるだけ洗ってくれます。

ロボット掃除機
子供がいると部屋は散らかりやすく、部屋の掃除は時間がかかるものですよね。
「ロボット掃除機」は留守中などに床のゴミを取り除いてくれるので掃除機をかける手間が減ります。
しかし、段差などには弱いので使用時には注意も必要になります。

衣類乾燥機
雨の日の洗濯物は、気がかりではありませんか?
部屋干しするのにもコインランドリーに洗濯物を持っていくのにも時間を消耗します。
特に小さいお子さんがいる家庭では、雨の日の衣類乾燥は負担になりかねません。
衣類乾燥機は、梅雨時期にはとても助かる電化製品です。




子供のお受験対策に 公的なサービスや民間の家事代行への依頼もあり!

私自信が小学校受験の専任講師を務めていたときにも、数名の子供に送迎のためのお手伝いさんがついていました。
いわゆる家事代行という職業の方々です。
礼儀の正しさを兼ね備えた専門スタッフに、子供を安全に通塾させるためにお仕事を依頼するという制度です。
これによって、平日の夕方のカリキュラムに間に合うように、代行の方にお子さまを目的地まで送り届けてもらい、父親母親の終業時間に合わせてのお迎えが可能になります。
そのような業者さんを使って受験準備をされていたご家庭もありました。

今では、ファミリーサポート家事代行が普通に利用できる世の中です。
時間が足りない部分は、プロの業者に任せて 使える時間を子供の受験勉強に費やするという考え方もあります。
なかなか理想的にはいかないことも、民間のサービスなどを併用することで子供の平日の通塾が可能になる場合もあります。
夕食などを代行で作ってもらえる場合も多いので、母親は帰宅したら食事を済ませられ、子供に目を向ける時間が作れます。
短い時間でも、子供にその日の学習のおさらいをしてあげることができるわけです。



働く人にとっては時間管理がすべて

民間のサービス利用は、最終手段としても家庭の中での役割分担をきちんと行うことで十分に受験の準備ができるのです。
仕事を完璧にこなして育児も完璧にしたいという気持ちは、多くの母親にあるものです。
働く母親の理想は高く、常に高みを目指す傾向はよくあることです。

それでも、たまには息を抜いてリフレッシュすることを忘れないでください。
家族や伴侶に協力を申し出て、子供の受験準備をスムーズに行えることが何よりも理想です。
まずは、そこまでに辿り着けるように家族の間でよく話し合いましょう。

忙しい日々だからこそ「子供との時間」を大事に過ごせる

子供にとっても朝の早い時間や就寝前の時間に、母親とふれあいながら受験準備ができることは大きな収穫になるものです。
「常に親が自分を見守ってくれている」という気持ちは、子供のやる気にもつながってきます。
そこを忘れずに、積極的に子供との時間を持つようにしてくださいね。
それが必ず良い結果を運んでくるものです。

受験本番までの1年から1年半という時間はあっという間に過ぎていくものです。
本番が近づくと模擬試験や面接の練習などで土日も塾に通う場面も増えるものです。
その通塾の前後に親子だけで楽しむ時間を持つなど、工夫次第で子供のモチベーションは保てるものです。

さいごに

子供のお受験は、母親ひとりで責任を負うのではありません。
お受験は家族の一大行事として捉えて家族で考えることが大切です。
場合によっては祖父母の協力が必要な場面もあります。
お受験を決めた段階で、仕事を持っている立場を理解してくれる親族や家族に期間限定で助っ人を頼むことも一つの方法なのです。

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