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小学校受験・両親面接に父親が欠席しなければいけない場合

小学校受験の面接日というのは、その家庭においては最大のイベントであり職業を持っている父親にとっても何としてでも仕事に調整をつけてその日その時間には子供の志望校への同行は当たりまえのことです。ただ職業柄、どうしてもその日に欠席をしなければいけない場合も稀にあります。今回は両親面接に父親が欠席をせざるを得ない状況について考えてみました。

小学校受験の面接日というのは、その家庭においては最大のイベントであり職業を持っている父親にとっても何としてでも仕事に調整をつけてその日その時間には子供の志望校への同行は当たりまえのことです。
ただ職業柄、どうしてもその日に欠席をしなければいけない場合も稀にあります。
今回は両親面接に父親が欠席をせざるを得ない状況について考えてみました。

目次

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父親の職業は多岐にわたる

通常のサラリーマンであれば、予め日程が決まっている小学校受験一連の行事日として休暇を取るなど、対処をするべきなのです。
本来は学校としても「両親面接」と位置付けている以上、欠席をされることは快く思わないことは前提に置いておいてください。
これは揺るぎない学校側の考えです。
そこに、職業柄致し方のない事情や切羽詰まった状況がある場合には、どう説明をすればよいのか?という問題にぶつかってしまいます。

後は学校側が本心でどのように捉えるのか?ということにかかってきますが、基本的に心証の良いことではないと心得ておいてください。
学校行事よりも職場の都合を優先される父親と烙印を押されてもそれは仕方がないと諦めるべきです。

例えば人命がかかっている大きな手術を控えている医者が職業である場合などは、どうなのでしょうか?それは学校の判断によりますが一律に面接に欠席される父親、として扱われる場合もあることは覚えておいてください。
それほどに重要な業務についているのであれば面接日について先持って申し入れがあってもよかったのでは?と厳しく判断される場合もあります。

事前に欠席を申し入れ直筆の手紙を家族に持参させる

父親が欠席をする理由書を便せんに直筆で書いて当日試験官に家族を通じて渡してもらうということが正攻法でしょう。
子供の両親面接の場面で自分が欠席をするという一大事です。
なぜ面接を欠席するのかという理由と、お詫びを文章で述べることには大きな意味があります。
心よりの謝意を表すことも忘れないようにしてください。
この文章すら、父親が考えずに家族に任せているような場合には、その文面から読み取られます。

家庭人として、子供の小学校受験を一方的に母親に任せてしまい、自分は仕事を優先している父親という印象は、正直なところ拭い去りたい部分です。
そのような誤解のないように自分の言葉で直筆を持って誠意を示せるように努力をしてください。
欠席は普通の欠席とは意味が違います。
出来る限り父親が自分で考え自分の言葉で書き記した手紙でないといけません。
気持ちを込めてその日の欠席を心より詫びるという姿勢が絶対的に必要なのです。

 

大切なのは、準備が整っていたという事実

受験しようとしている志望校の教育方針や学校の雰囲気、そして自分たちは普段から行う教育方針とは合致していることは、既に話合い済であることなども手紙には簡潔に盛り込みたい部分です。
通っている塾がある場合には早急に相談をして、相手の小学校に失礼のないような形でお手紙を書いて、渡せるように準備をしておいてください。

小学校受験の面接では父親に教育方針や休日の過ごし方などの質問をして、親子関係や父親としての心得を聞きたかったはずです。
この機会を、自分の仕事を優先させることで失くしてしまうわけです。
ここは低頭に謝意を示すことに徹してください。
出来ることであれば長文になってしまいますが、自分の子供への愛情や子供との関係性についても便せんに書き加えておけるとなお良いでしょう。

 


実際には父親が欠席でも正答に判断をする

父親が不在の時点で心証が悪いことは、多少は否めません。
それでも、正々堂々と欠席の理由を手紙にして、渡すということで誠意を精一杯しめしておいてください。
ただし、同日の同じような職業の父親がきちんと面接に参加をしている場合には、面接官の目も少々、厳しくなります。
これは仕方のないことでありリスクです。
それを承知で欠席をするわけですから相当な覚悟が必要です。
子供に対してもその日にどうしても一緒に面接を受けられないことを、謝ってください。

「お父さんっ子」の場合には父親が欠席することで、一気に自分のテンションまでも下げてしまい、当日のモチベーションを保てなくなる場合もあるのです。
これでは本当に困ります。
基本的に出席が大前提であることは、父親の脳裏にも焼き付けておいてください。
子供に迷惑をかけているという意識を持つことも、必要になります。
当日、子供の二人体制で面接に挑む母親の気持ちにも配慮をしてください。


学校側に予定を合わせるのが誠意の一つ

私立小学校、国立小学校、など、それぞれに特徴があります。
基本的に女子小学校の場合には、両親が揃って面接を受けてもらうことを原則としています。
そのほかの小学校も事情があれば大丈夫です。
と回答いただけた場合でも、一部の小学校ではどのような理由であってもマイナス要因に働いてしまう可能性があることは知っておいてください。
その理由として面接日は当日知らされるわけではないからです。

学校側としても、予め通知をしています。
そこに予定をきちんと合わせて仕事の段取りをつけるかどうか?ということも親としての誠意に繋がるわけです。
父親が欠席をすることは、一つ間違うと誠意に欠けているという判断に至る場合もあります。

これが直接的に合否に関わるかどうか?については定かではありません。
あくまでも学校側が水面下でどのような判断を下すのかは、予想不可能です。


どれだけ礼を尽くして謝意を表せるか?

学校長に充てて心から誠意を込めて事情を話して欠席が叶わない理由を手紙で届けることしか手段はありません。
どこまで学校側に対して礼を尽くせるのか?がここでは問題になってきます。
判断はすべて小学校側が行うことです。
そこで厳しい判断をされてしまっても一言の反論も出来ないと思っておいてください。
小学校受験の面接の場面では父親の立ち場はとても重要です。
その場面で欠席を余儀なくされるというのは、様々な部分にマイナスが及ぶ可能性は考えておいてください。

学校側も事情を加味して、合否に関してはこの父親の欠席を大きく扱わないと判断する方向を示すことが予想されますが、あくまでも学校側の判断ですので、きちん対処して、礼を尽くすまでは親の務めであると認識しておいてください。

 


小学校受験に置いての父親の役割を知る

小学校によっては

父親が子供の教育をどのように考えているのか?

を注視している場合も多いことを知っておいてください。
願書や作文、事前のアンケートには文章で伝えることが可能です。
それでも人となりというのは、実際には面接の場面で顔を合わせて会話を交わして初めて感じあえることです。
父親の姿勢というものは、小学校受験の世界ではとても重要視されている部分でもあります。
父親の口から語られる子供への教育方針や、家庭でのご自分の立ち位置については、試験官が非常に興味を持っているところでもあるのです。

それが欠席ということで、叶わない場合にはどうしても残念に思ってしまうのも無理のない話です。
謝罪や事情説明を十分に汲み取ってくれて、父親が不在の状態でも母親に代わりの質問をしてくれるような柔軟な対応を期待するところです。
必ずしもどの小学校もそのような神対応をするとは限りません。
シビアに対応されるところもあることは念頭においてください。
万が一、小学校受験自体に不合格という判断が下った場合には総合的な判断によるものとして粛々と受け止める他ありません。
異議を、言えるような立場にないと諦めてください。

あくまでも小学校側の判断を仰ぐほかないのです。
子供が相当量頑張り、口頭試問や行動観察分野においても、完璧にこなした場合には、父親が面接に欠席をしたことは多少の減点となった場合でも、合格圏内に手が届く可能性もまだ残されています。
子供に対しては、やむを得ずに面接の欠席をしたことは、素直に謝罪をして理解を仰ぐことは大人としての采配です。
子供へのフォローは欠かさないようにしてください。

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