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小学校受験・準備のし過ぎも無駄遣いの元?

小学校受験を決めた瞬間、親御さんとしては財布の紐を緩めてしまうのは、当たり前のことです。何とか我が子に合格を勝ち取ってもらいたい。そのためには、できることはなんでもしてあげよう。これが普通の親心です。ただ、経験者の方の話によると、早くから準備をし過ぎて失敗した!散財してしまった!と思えることも多々あることがわかりました。

小学校受験を決めた瞬間、親御さんとしては財布の紐を緩めてしまうのは、当たり前のことです。
何とか我が子に合格を勝ち取ってもらいたい。
そのためには、できることはなんでもしてあげよう。
これが普通の親心です。
ただ、経験者の方の話によると、早くから準備をし過ぎて失敗した!散財してしまった!と思えることも多々あることがわかりました。
本当に必要なものだけを準備する。
そのようにシフトしていけば、小学校受験の準備を効率よく進められるのです。

目次

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何が何でも夏期講習??

小学校受験を決めたときに、尋ねた受験塾では必ず

「準備は早い方が良いですよ」


という言葉を言われてしまうのです。
これを聞くと親御さんにすれば、すぐに夏期講習などにも参加しなければ、出遅れる!という錯覚に陥ります。
実際のところ、そのようなことはありません。
それでも、3歳になった瞬間、夏期講習に申し込んではみたけれども、結局はあまり身に付かず、半分以上の日程を、ぐずりながら通ったという方が実際いいました。

3歳児は年少ですが、まだまだ幼くなかなか、講師の指示を守れるような才覚もありません。
そこを訓練して何とか一人前の受験生に・・というのが親御さんの狙いですが、現実はそれほど甘くありません。
経費的にも10万程度かかるものです。
そこで、親は必死にになってお子さんを何とかレールに乗せようとします。
それでも、3歳児が夏期講習で何をどうすれば良いのかなど、判断できるはずもありません。

行動観察や工作対策を

講習に入る場合には、ペーパー対策などはまだまだ、難しいということで行動観察の練習や工作を根気よく行えるように、対策しましょうという、計画で入室をしてきます。
実際には、親と離れること自体がまだまだ難しい時期でもあります。
幼稚園が終わった昼以降の時間には睡魔も襲います。
そこで集中をして工作などに取り組むというのは、なかなか困難なことです。
集中力というのは、何歳からでも訓練できるのですが、現実的に3歳児に45分程度の授業を集中させるというのは講師側から見ても至難の業です。

結局は早すぎるということになるのです。
周りがみんな受けているからと言って、早すぎる講習を必ず受けないと合格に近づけないという法則はありません。
つまり早すぎた講習は無駄になることが多いということです。

実際に受験をする年齢は5歳です。
幼い時期の年齢の差はかなり大きなものです。
3歳児の夏期講習は、あまり意味のないものだと捉える方も多いようでした。

早すぎる時期に講習を受けさせるならば、その分家庭でできることを親御さんも一緒に取り組むなど、方向性があるものです。
小学校受験経験者の中でも特に早すぎた講習への経費は、無駄遣いだったと考える方が多いことに気が付きました。

 


他の塾が主催する公開模試はどうなの?

塾に通ってると、他塾に出向いて公開模試を受けるように、勧められることがあります。
これには理由があっていつも通っている教室で受ける模擬テストでは、緊張感が一定になってしまいます。
そこで他の塾に行って、いつもとは違った環境で公開模試を受けることで、良い刺激になるという説明を受けるわけです。
確かに理に叶っていることですので、親御さんとしては、合格するためならば!とその説明通りに、他塾の模試を受けます。
但し、経費がとてもかかるものです。

1回につき1万円以上もかかる模試になります。
それを2年間、毎月通うとすれば、かなりの支出になります。
果たしこの他塾の公開模試にどれだけの意味があるのでしょうか?これは個人差もありますが、10万円以上の経費が掛かるものに対して、必ずしも確実な成果が上がるとは限りません。


今必要かどうかを冷静に考える

計画的に考えるのであれば、試験まであと数カ月という段階で、いつもとは違う場所で受ける公開模試を、予行演習捉えるのは良い方法です。
つまり、早い段階から、他塾の公開模試を受けることについては、お子さんの性格や家庭の方針などを考え合わせたうえで、決定するべきなのです。
周りに流されて、あまりにも早い段階から頻回、他の塾が主催する公開模試に参加することに、さほどの意味を感じないと判断した場合には、受ける必要はないでしょう。


カリスマお受験ママに習って購入したものは必要??

お受験サイトを眺めていると、ママには必ずこのスーツ、そしてこの靴という案内があります。
それを見たり聞いたりしていると、段々、

そのスーツやバッグ、靴を持たないと、合格できなくなるのでは?


という暗示にかかってしまうものです。
通販サイトで見つけた激安スーツだから、絶対にダメなどという括りは存在しません。
むしろ、そのように語ること自体が不毛です。
確かに百貨店で購入する高級スーツには箔が付いているかもしれません。
それよりも大事なのは、親としての中身ではないでしょうか。
それを考えずに、10万円以上のスーツを衝動買いするなど、思わず目を覆うような散財をしてから後悔をするという、お受験ママの嘆きを聞いたことがありました。

購入するときには入学後も、スーツで参観などに参加する場面が多いはずだから!と見込んで購入するものです。
実際に、合格後の親子参観などの場面では、周りは高級スーツを着用していることはありません。
上品さのあるカジュアルな服装の方が、他にも着回しが聞くものです。
あくまでも受験用のスーツは適度な金額のものを購入しておくことが賢明です。
その後のお付き合いや、学校行事などの服装は、その場の雰囲気を観察してから準備すればそれで良いのす。
先回りし過ぎてなんでも揃えてしまうと、結局無駄になる場合もあることを知っておいてください。


お受験塾のほかに通う絵画や体操教室は必要か?

受験校によっては、絵画の能力を高めておかないと本番で困る!という口コミを見た瞬間、お子さんを絵画教室に通わせようと考える親御さんも多いのです。
確かに、受験で絵画を描かせるということはあります。
それでも、長くその教室に通って多くの費用を支出することは、やはり本当に必要だったかどうか?と考えさせられるものです。
習い事として塾のほかに絵画や体操に通わせるとそれだけで2万円近い経費がかかります。

それよりも、夏や冬に限って単発で「絵画講座」「体操講座」などを取り扱っている塾に問い合わせて、通うことで費用対効果が高まるのではないでしょうか?それも、3歳や4歳の時期よりも受験までに1年を切った段階で探す方が良いでしょう。


問われているのは専門的な知識ではないということ

絵画を描くことで、凹凸をつけるという意味ではありません。
お受験の場面では集中力や発想力を学校側はみようとしているのです。
絵画教室に長く通ったからと言って、本番の日に理想的な絵画が描けるとは限りません。
それよりも自宅で自由にお絵描きができるスペースを設けて、絵画対策をする方が良いのではないでしょうか?
体操に関しても、高い技術が必要なものをできるかどうか?などを問うわけではないのです。

あくまでも今通っている塾の授業の中で行える範囲でおさらいしておけば大丈夫でしょう。


塾までの交通費や塾の待ち時間の浪費

お子さんを塾まで送り届けるというのは、親御さんの役目です。
自宅付近には、お受験塾もなく、都会の方まで出てこないと見つけられないという場合には、当然交通費もかかります。
お子さんを預けている間に、ついつい買い物をしたり飲食にお金を使うことも、日常茶飯事になってしまうのが常です。
これをどのように打破すれば良いのでしょうか?

同じ塾に通う親御さん同士でお茶を飲むというだけでも1回1000円前後はかかります。
これが毎週となると、正直なところ塾以外のところで、余計な出費をしていることになります。
できれば通塾などは個人で行い送迎の場面で出会う他の親御さんには挨拶程度の関係性を保つ方が無難です。
近隣の図書館や公共施設などを利用して、数時間を過ごすなど、有意義な時間の過ごし方は探せばいくらでもあるはずです。
そこで飲食や付き合いに浪費をすることは、後々ナンセンスに感じることでもあります。
よく考えて行動をしてください。


親はあくまでも送迎の塾からの連絡を聞く役割

まだまだ自分だけで通うことが出来ない年齢なので塾に付き添うことはごく、当たり前です。
ただ、そこで親までも、余計な経費と思われるものを浪費するのは、いただけません。
そこは堅実に、あくまでも送迎のために来ているということを認識するべきでしょう。

塾の講師から何かコメントをもらう場合には、それを書き留めて自宅でおさらいをするなど、伝達係の役割もあります。
決してご自分が楽しむための時間ではないと、きちんと線を引いておくと不要な出費を抑えることが出来るものです。


入学後の寄付金は肩ひじを張らずに

 

寄付金というのは最低限の口数で良いのです。
多くを寄付したからと言って、お子さんの進路が変わるわけでもないからです。
学校に格好をつけても何の意味もありません。
実のところ、普通の家庭では最低の寄付に留まることが妥当と言われています。
寄付を多くしている生徒を優遇することは、学校としては不公平なことをしていることになります。
あくまでも無理のない範囲で、行うことが寄付の真意です。


小学校入学前と入学後によく観察すること

 

周りに流されてしまうと、親御さんの主体性が全くなくなってしまいます。
小学校受験の準備についても、自分の収集した内容で突き進めればよいのです。
そして模試などについても、不必要と思われるものは受験する必要はありません。
お子さんのメンタル面を考えつつ、無理のない範囲で、お受験の準備をしていればそれだけでも良いのです。
右に習え!という方針では、何の個性もありません。
自分の考えを持つことが小学校受験を制する親御さんの武器にもなるのです。

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