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赤ちゃんのうちに脳を育てる遊びや接し方のポイント

お受験を考えているご家庭では、0~1歳の子どもにどのような教育を施せばいいのか悩みますよね。乳児期にできる教育としては、五感を刺激してあげることです。母親や父親からの話しかけや指先を使った遊びなどは、好奇心旺盛な赤ちゃんの脳の成長には欠かせないものです。赤ちゃんの成長は早いものです。愛情を持ってたくさん可愛がってあげてくださいね。


0~1歳の子どもの脳を育むにはどのような遊びがいいのか、どのように接すればいいのかと悩むものです。
赤ちゃんの成長には、どのような遊び方 どのような関わり方が良いのか見てみましょう。

目次
▼ 赤ちゃんの脳はいつから育つの?
▼ 【生後0~1歳】人生の中で最も脳が発達する時期!
▼ 生後0~1歳児の子どもの脳を育てるポイント
▼ 赤ちゃんの脳は 親の愛情で成長していく
▼ さいごに
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赤ちゃんの脳はいつから育つの?

子供の将来の可能性を広げてあげるためには、幼児教育はとても大切です。
中でも、0~1歳児は脳が急速に発達する時期といいます。

気になる脳が成長するスピード。
赤ちゃんの脳が1歳までにどのように発達していくのか気になりますよね?
脳の成長を知って、ぜひ子育ての参考にしてください。



賢い脳はいつから育っていくの?

賢い脳とは、記憶する力考える力感じる力表現する力などがお互いに関連し合って最大限に発揮することができる脳のことをいいます。
決して知能指数の高さだけではありません。
知能指数は、脳の働きの一部でしかないのです。

人生で起こるさまざまな問題に対して、よりふさわしい解決策を見つけて行動することができる人こそ、賢い脳の持ち主です。
我が子には、常に好奇心があって物事に意欲的に取り組み、困難をも乗り越えていける賢い脳の持ち主に育って欲しいものですね。



赤ちゃんの脳はママのお腹にいるときから発達している!

赤ちゃんの脳は、生まれてから発達するのではありません。
脳は、ママのお腹の中にいるときから発達していきます。

赤ちゃんの脳は、妊娠3カ月頃から現れます。
妊娠4カ月頃には大脳にシワが見られ、約半年で10倍以上の大きさになるそうです。
妊娠5カ月頃になると、お腹の赤ちゃんはママの声に反応するようになります。

ですから、赤ちゃんの脳を育てる教育は生まれてから始まるわけではありません。
ママの険しい声と優しい声をお腹の赤ちゃんは聞き分けているようなので、優しい声でお腹の赤ちゃんに話しかけることが大切です。



生後1年で五感を担う脳の領域がほぼ完成!

赤ちゃんは、生後1年までに五感からの刺激を受け取る脳の領域がほぼ完成させます。
生まれた頃は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を感じ取る能力は運動神経とはうまく結びついてはいません。
赤ちゃんに外部からの刺激をたくさん与えることで神経回路の結びつきが強くなり、五感を担う脳の領域が発達していきます。

【生後0~1歳】人生の中で最も脳が発達する時期!

生まれてすぐの赤ちゃんはいつも眠っているだけのように見えますが、見るもの、聞くもの、触るもの、ニオイなどが脳を刺激し、1年をかけて急速に成長していきます。

それでは、月齢ごとにどのように脳が発達していくのでしょうか?



生後3カ月までは反射期

生まれてすぐの赤ちゃんは、手のひらに何かが触れると握ろうとします。
また、口に触れたものに対して吸い付こうとします。
これらの動きは「反射」といい、赤ちゃんの意志で握ったり吸い付いたりしているわけではありません。

生まれてからの3カ月頃の赤ちゃんは、反射を繰り返すことで脳の働きが活発になり、自分の意志で手や足、身体を動かせるようになっていきます。

また、周りの様子が何もわかっていないように見えても、周りの音を敏感に感じ取っているのです。
この時期に赤ちゃんに多く話しかけることにより、脳の前頭葉が刺激されて言葉「もの」が結びついていきます。




生後3カ月~7カ月は視覚機能が発達

生後3カ月を過ぎると首が据わり手足を活発に動かすようになっていきます。
視覚機能も高まって動くものを盛んに目で追うようになってくるのもこの時期です。
また、好奇心探究心が急速に発達してきます。
赤ちゃんの近くにおもちゃを置き、手を伸ばして取る訓練をすることで脳は発達していきます。
この時期に抱っこをして身体をゆらゆらと動かしてあげると、平衡感覚が鍛えられます。




生後7カ月~1歳は短期記憶の能力が発達

生後7カ月を過ぎた頃からお座りができるようになり、両手を自由に使えるようになります。
短期記憶簡単な真似ならできるようになるのもこの時期です。
ママやパパと一緒に遊ぶことで、社会性も芽生えてきます。


生後0~1歳児の子どもの脳を育てるポイント

子どもの能力を引き出すポイントは、脳のそれぞれの機能が伸びる時期に合わせて刺激を与えることです。
脳の機能が伸びるタイミングに合わせて刺激を与えることで、脳はより多く発達していきます。

幼児期に知識をいくら詰め込もうとしても、受け入れるだけの器ができていないので学習効果はあまり期待できません。
幼稚園や小学校で優秀だった子どもが、中学や高校では伸び悩んでしまうのは このためです。



優しい言葉かけ

幼児は、ママやパパの優しい言葉かけによって「音」の意味を理解し、「言葉」として覚えてていきます。
特に、お腹の中で聴いていたママの声はよく覚えています。
言葉の理解がまだできていないと思われるこの時期でも、より多く語りかけてください。
優しい言葉かけにより脳の発達を促し、言葉に関する能力が育っていきます。




手からの刺激を多くする

赤ちゃんは、周りのものを見て、触ってしゃぶって学んでいます。
手からの刺激を多く受けることで大脳が発達し、運動機能も高まっていきます。

赤ちゃんの周りにはおもちゃなどを置いて両手を使って遊べるような環境を作ってあげましょう。
また、赤ちゃんは紙を破ることが大好きです。
ママが紙に少しだけ切れ目を入れて、赤ちゃんに渡してあげましょう。
「ビリビリと音がして楽しいね!」などと声かけをすることも忘れないでくださいね。




動くものを見せる

1歳頃までは視覚に関する脳機能が急速に発達します。
ガラガラや動くおもちゃなどをたくさん見せてあげましょう。
ポイントは、左右にゆっくりと動かしながら目で追わせることです。
動くものを目で追わせることで、赤ちゃんの脳はめざましく発達していきます。




よい音楽で感性を育てる

よい音楽をたくさん聴いて育った子どもは、豊かな感性が育っていきます。
美しいものを美しいと感じ取る能力はもちろん、表現力創造力も養われていくのです。
赤ちゃんにはよい音楽をできるだけ早い時期に、たくさん聴かせてあげましょう。


赤ちゃんの脳は 親の愛情で成長していく

赤ちゃんの脳はさまざまな働きかけによって発達していきますが、最も大切な働きかけはママやパパが深い愛情を持って接することです。
言葉の意味もよくわからない1歳未満の赤ちゃんでも、ママやパパが毎日愛情を持ってあやし、語りかけていくことで安心し、より良い脳の成長を促してくれます。

赤ちゃんは、ママやパパからのたくさんの刺激を待っています。
知育・徳育・体育の3つの能力がバランスよく育つためにも、多くの愛情を我が子に注いであげてくださいね。

さいごに

0~1歳児は、話せる言葉はまだ少ないものの好奇心は旺盛です。
生後4ヶ月頃になると「アウ~アウ~」などの喃語を話せるようになり、徐々に言葉を覚えていきます。
体の発達もめまぐるしく、指先や足などの動きが活発になっていくのは親としても嬉しいものですよね。
お受験に向けても赤ちゃんの脳や体は育みたいものです。
子供の成長を促すためにも親子で楽しみながら刺激をたくさん与えてあげましょう。

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